女性営業の『スマホ・携帯』との付き合い方

女性営業の『スマホ・携帯』との付き合い方

女性営業の『スマホ・携帯』との付き合い方

スマホの時間を減らせばストレスも軽減

会社の支給された携帯電話やスマホというのは、営業マンや働く女性にとってなくてはならない存在です。

1日の大半をこのスマホや携帯と過ごしていると言っても過言ではないと思います。

私の営業携帯と個人のスマホを分けて2台持ちをしていますが、スマホというツールは今となれば便利以上にストレスの原因になっています。

電話が鳴ればドキッとするのもストレス

営業マンや働く女性は電話に出て当たり前と思われることもありますし、電話にすぐでない営業は「何をしているんだ」と怒られることもあります。

そのため気がつけば電話がなれば、どんな時でも電話を取らなければならないと考える時代になりました。

まるで110番の司令室のようなストレスを毎日感じているのです。

働く女性の上手なスマホとの付き合い方

いつでも良いようなことも電話で報告したり、聞いてきたりするお客さんや上司・同僚というのもいます。

しかし、少なくとも自分からの電話が電話をかけるときはそうであってはならないと考えるようになりました。

働く女性のスマホは『距離』が大切

商談の際や誰かと話をしている時にスマホを机に置く営業も多くいます。

しかし、よくよく考えると失礼な話です。

「最優先であなたとの時間を過ごしています。」という時間に割り込んで時間を奪っていくのは、ATMやレジで横入りしたお客さんをレジさんが注意しないのと同じです。

相手も電話が鳴っていれば、「どうぞ」と言ってくれるものですが、少なくともお客様の前では電源オフで統一させるべきでしょう。

普段電話を取らないキャラは強い

普段電話をあまり取らない営業というのは、雑用を頼まれにくいというのも事実です。

上司や先輩営業は特に、コピーや会議の資料を手伝わせる人間を誰にするかと言う時、ひどいことに電話を一番早く取る人に頼むのです。

つまり、『都合の良い奴』になってしまいます。

新人であれば、頼まれることで経験を早く積めるので良いですが、新人であってもノルマなどが同僚と大差がなくなれば『電話を取らないキャラ』は3回以上怒られて定着させる方がいいでしょう。

「何か困ったことがあれば電話ください」という営業の決め台詞がありますが、それを言ってしまうと出なかった時『嘘つき』と思われるのです。

同僚などからも「あの子は電話取らないからメールいれとこ」となる方が営業としては自分の営業時間を確保しやすいのです。

スマホを使いこなす女性セールスほど売れるのは本当なのか?

売れている女性セールスは完全に二極化しています。

朝の朝礼には充電がもう20%ほどになっているというくらい常にスマホでお客さんとやりとりをしている場合と、カバンに入れていて必要な時にスマホを出して使えばしまうという営業です。

客数やアポイントの数で言えばスマホをずっと触っている営業の方が多いですが、成約率やホット件数で言えば、あまりスマホを触っていない営業の方が平均して多かったのです。

そして契約数はほぼ同じでした。

つまり、スマホや携帯電話の使用時間と営業成績は直接関係性はないと言えるのです。

スマホとの距離で自分の価値を高める

確かに困っている時に電話に出ない営業は、腹が立つという気持ちもわかります。

しかし、エグゼクティブと呼ばれるような会社のVIPが電話をすぐ取るかというと取りません。

むしろ、電話は自分の時間を奪う道具として嫌う人も多いのです。

普段あまり電話をかけてこない営業からの電話というのは、情報価値に差がなくとも付加価値はつけることができるという考え方もできます。

徹底的にメール主義を貫くと働く女性の時間は増える

私は2年ほどスマホと密に仕事をしていました。

しかし、転職した時に『キャラ変』してスマホや携帯から距離を置きました。

そして、極力『メール主義』の女性セールスになってみたのです。

移動中や朝の朝礼前、ランチ終わりの少し昼寝したくなるような時間など、正直営業の仕事にとってのロスタイムをメールの時間に変えたのです。

電話の量は激減し、私の営業時間は増えていきました。

経営者は自己中心的にスマホと付き合えば良い

自営業や会社経営者も携帯やスマホとの距離が非常に近い人がいます。

しかし、私は独立してさらにスマホや携帯を触る時間が減りました。

なぜなら、好きなタイミングでメールで用件を読み、その時に電話をしても相手は電話を取ってくれるからです。

メールが生産性を上げるのは、『メールの時間』として一気にTODOを処理することができるからです。

しかし電話が鳴るのは自分でコントロールできない時間です。

それならば、『電話の時間』を作ればメールでは逆に時間がかかる内容は『電話の時間』中にすれば良いのです。

その時のはずっと電話をかけっぱなしで話をしっぱなし、そうするとその時電話が繋がらなかった人からの折り返しが、掛かってくると今話している電話を短く切ることができるのです。

『スマホ』時間が長い営業はリスクが多い

ちなみに、営業の中で社内事故・ヒヤリハット事案を起こしやすいのは意外にもスマホをよく使っている営業です。

営業中の車の接触事故・単独事故も圧倒的に多いのです。

Bluetoothやスピーカーフォンにしていても注意力は途切れますし、どこかで携帯を気にしていることが原因のように思えます。

スマホというツールは便利ですが、自分という女性がどう付き合いっていくかは明確に決めないと自分の弱点になり得るかもしれませんので注意してみてください。

この記事のライター紹介

藤原 明日香(コンサルタント)

平成元年生まれ3人兄弟の三女。

生まれは大阪北摂。

私が9歳の時父の建設会社倒産、自己破産。離婚。母は看護師。

保有資格

ファイナンシャルプランナー1級

生命保険大学過程

損害保険大学過程

私の履歴書

22歳で結婚・妊娠→ボコられ始める

23歳で別居・出産・離婚

24歳で国内生命保険会社就職。【年収220➡︎680万円】

26歳で乗合保険代理店に転職。【年収680万円➡︎770万円】

27歳で転職コンサルタント、セミナー講師をして独立。

『女性のためのだけの営業コンサルタント』として活動。

【年収50万円➡︎420万円➡︎880万円】

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