女性セールスは『真似』だけでは売れない理由

女性セールスは『真似』だけでは売れない理由

女性セールスは『真似』だけでは売れない

女性のセールスは男性よりも、『理想の先輩や上司』を目標にしてやっていきたいと思っているようです。

しかし、現実問題として実際はそんなキラキラ・イケイケの女性営業は都市部でごくわずかなです。

自己啓発本や私のような講師のセミナーな世の中にはたくさんあります。

しかし、残念なことに売れている営業は今も昔も変わらず一握りで雑誌に出てくるような働く女性と出会うことは滅多にありません。

かと言って身近で妥協して真似するだけでは、売れる営業になれません。

筆者である私は頭が良くないし、行き当たりばったりで生きてきました。

だから営業時代はひたすら真似ばかりして『営業とは何か』、シングルマザーでもかっこいい働く女性になりたいと思っていました。

しかし今皆さんが感じる違和感「違うな」という感情を信じて思い切った決断をしてから少しずつ売れるようになりました。

なぜ女性セールスは『真似』だけでは売れないのか?

真似というのは、今という時間軸でしか人を見ることができません。

過去のことの多くは『盛る』か『話さない』かどっちで都合の良いことで整理されていきます。

営業で既に頑張っている方はご存知の通り、全ての商談が『綺麗な商談』だけではありませんし、『ややこしい・こじれ』と戦っていくのが営業という仕事だとお分かりのはずです。

偉そうに書き始めましたが、若い女性セールスが辞めてしまう理由は「あの人みたいにはなれない」とどこかで目標とは違う『営業の現実』を見て諦めてしまうからです。

理想だけを『真似の対象』にするとキャリアを無駄にしてしまうこともありますので、冷静に目標や進むべき道、キャリアは選択していかなければなりません。

女性セールスは『真似』ではなく自分中心で決める

『お客様ファースト』と営業や接客業では言いますが、それが会社の考えだと割り切ってしまっていいでしょう。

今から女性セールスになる方向けに言えば、セールスはそんなこと思ってないことがほとんどです。

よく私の話に出てくる『食堂で勧誘している生保のおばちゃん』が、顧客満足とかお客様ファーストなんて考えているか?

来月の給料や今月の支払い、来週のランチ、今年も旅行にいくために・・・そんなことを考えて営業をしているはず。

そしてそれが悪いことではなく『素直で一番のモチベーション』であり、結果を出しやすい目標設定なのではないかと私は思ったのです。

営業は『あつかましい』とか言われるような仕事ですが、私はあえて綺麗事ではなく、食堂で勧誘しているオバちゃんの真似をして自分中心で営業することにしました。

20代の女性セールスは『真似』しないことを真似する

20代の男性セールスを見ていても売れている営業マンは上司の話を聞いている『フリ』が上手で、人から嫌われそうな行動を取る人の方が売れていることに気づきました。

『なんでそんなことするのか?』結局は自分の優先順位を信じてるからだと確信できたのです。

会社の言う通りにしたら商談が増えるわけでもありませんし、契約が増えるわけでもありません。

その根本的な矛盾をどこかで自分なりに修正する必要性に気づいたのが、売れるセールスは量産できるのでは?と思ったきっかけでもありました。

『みんなが真似しないところを真似する』これこそが差別化であり、私自身のキャリアの道を拓かせたきっかけでした。

女性営業は『売れるノウハウ』の裏側が重要

私は『関西弁のチーママ先生』みたいな立場で営業を語るセミナー業をしていますが、キャラだけではなく自己啓発本やセミナー、売れる系のYouTubeもほぼ全て観て読んで足を運んでいます。

そこですべてに共通する気づきは、表ではなく裏に気づかないといけないということでした。

例えば、『これは凄いテクニックだ!話法だ!提案だ!』というものを自分が見つけた時、そんな簡単に教えないでしょう。

「え〜聞きたい?え〜どうしようかな〜」と勿体ぶるはずです。

テレビ番組で言えば、CMを跨がせるでしょうし次週へ『続く』かもしれません。

ということは、セミナーや自己啓発本、YouTubeのコンテンツもその時に話ししてくれていることや教えてくれてることがノウハウの真実とは限らない。と考えなければなりません。

なぜなら、そんな簡単に世の中真実を知ることはできないからです。

人よりも気づきを得た人のライバルが増えるだけなら、話さないはずです。

つまり、どれだけ『優しい性格だから全てを教える』といっても裏に何かがあると疑っていく方が自分だけの独占的な気づきを得ることができるのです。

女性セールスは『真似』よりオリジナルが強い

売れた営業マンの話をそもそもどうやって皆さんなら聞きますか?

もしセミナーで聞くならば、『セミナーをする講師』の講師が起承転結と時間配分・掴み所を教えてくれます。

つまり100%その人のエッセンスでは私たちが話を聞く時にはなくなってるのです。

こうやって私が今『つまり』とまとめましたが、セミナー講師の講師の『つまり』を聞いているため実は本題の前に『真実』があったのでは?と考えて振り返ると自分自身だけのオリジナルの気づきを得ることができるようになります。

もっと言えば、営業は人と人との関係なので同じシチュエーションはありません。

  • 真似はボロが出ちゃう。
  • オリジナルはボロが出ない。

女性セールスは『真似』でボロが出る

もちろん、一般的な常識とかクロージングのような一回は聞いておくべき話や知っておくべきことはあると思います。

しかし、営業はマイナススタートからのプラ転こそが成約率の鍵です。

真似をすると、最初がよくても徐々にボロが出てしまいます。

つまりプラス転換ではなくマイナス転換のため『マイ転』してしまいます。

すると既に営業として売れる条件から外れ、売れにくい状況を作ることになってしまいます。

私は、営業を始めた当初のスキルがなさすぎて「話が上手になって負けるよ」と言ってくれる人が増えて、真似よりオリジナルが強いなと自信をつけることができました。

これも結果として真似ではなく、『成長』を感じてもらえるからこそのプラス転換だと思えば、皆さんも今からがプラス転換の時期にできるのです。

女性セールスができる女性の『真似』よりするべきこと

今回の記事も『だれか1人くらいの真似の対象になればいいな』、と思いながら書いていますが、どこで何に気付いてもらって持ち帰ってもらってもオッケーなわけです。

「営業のことを読みにきたけど、私も独立しようかな」とかでも良いと思います。

「慣れ慣れしい奴」とか「これだから関西弁は・・・」とか。

そもそも私の話に共感もなければ学びもないと思った方もいるはずです。

しかし、売れている営業はそこで学んでいくのです。

「こういう喋り方で情報発信すると全然伝わらないな」と。

「私はこうする」

この『私はこうする』こそがオリジナルであって強みになっていきます。

どこの講師かわからないような人の話に学びはない!そう思っている方と数年後どれだけの差が生まれているかはお分かりいただけるはずです。

女性セールスは『あざいとい』。

この私の記事の書き方も、『慣れ慣れしさ』が鼻につく。

と思った方も多いはずです。

でも経済紙や新聞のような原稿記事より読みやすくて印象に残ります。

それに加えて、経済紙や新聞という素材が既に完成されていてプロライターがいる世界に参入しても勝ち目がないこともわかっています。

だからこそ、この書き方ならライバルも少なく「無理やコイツ」と感じる読者さんの反対を見たら自分のファンがいるのではないか。という発想からこのスタイルで書き進めています。

女性セールスは真似するなら『変な人』を真似る

「営業で全ての出会う人に満足してもらって、契約貰えるようになる!」と思っていたら今日の私の記事とは出会わないようになっています。

何が言いたいのか。

みんなが「ほぉ〜〜〜」と感銘されてるような情報はみんなが知ってる。ということです。

それなら私みたいな変な人の話を聞いておく方が『話のネタ』になるはずです。

当てにならんのちゃう?って思うと確かめたくなるはずです。

その心理的効果が読み進めるきっかけになるのです。

*私の記事は読んだあとにプロフィールを見て、もう一度後日読みに来ていただける方が多いので嬉しく思っております。

こんな『あざとさ』が営業のテクニックとして真似できるかどうかです。

『キャラ濃いけどたまに良いこと言う』商談中に常に名言は言えませんがポロッと心を掴むセールスは末長く活躍し続けることができるはずです。

 

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