若者が上司に恵まれない理由
親ガチャと言う言葉と上司ガチャと言う言葉には似たような部分があります。
特に抗えない部分で選ばれてしまった部分には、もはや抵抗のしようがないと言えます。
しかし、親ガチャ、上司ガチャ共に親が悪く、上司が悪いのか、というと一概にそうではないことがわかりました。
忠誠心を持たない若者の急増
選択肢があることは良いことです。
しかし、選択肢があることに甘えが生じているのも確かです。
誰でもいつでも、どこでも職場も職業も選べる。
上司が嫌なら辞めてしまえばいい。そんな考えがある若者は
忠誠など誓う必要もなければ、忠誠を誓えるような上司・ボスが欲しいと思うこともないでしょう。
昔は年功序列で上司ガチャだろうが容赦ない生涯労働を過ごすことになります。
そして躊躇なく忠誠を誓わされ、忠誠を誓う環境がありました。
それが今も残っているのが財閥系企業や大学病院、政界です。
反目に出れば成功の道はない?
反目に出れば道はない。
そんな厳しい業種は少なくなりました。
忠誠心は働く上で必要なのか
忠誠を誓えるだけの上司がいないと不満げな顔が見えます。
しかし、忠誠心は有能な人に向けて思うものではありません。
ダメな上司でも忠誠は誓えます。
なぜバカな上司に忠誠を誓うのか
バカな上司やダメな上司に忠誠し、思い切り押し上げてしまえばいいのです。
バカな上司は自力で出世したと勘違いするかもしれませんが、会社は見抜いています。
このバカな上司を引き上げた立役者があの部下だと言うことをです。
若者が忠誠心を持たなくなった理由
若者が忠誠心を捨てた理由は前述の選択肢の多さも一つですが、忠誠せずに生きてこれる世の中になってしまったことも理由に入ります。
部活でもコーチや顧問に忠誠を誓い練習に挑む。努力するのが情報過多な世の中でブレを生じさせるのです。
コーチや顧問が言っていたことより、ネットやYouTubeの方がずっと速い球が投げられる、脚が速くなったと思えば忠誠心は人に向かず、ネットやSNSになるのです。
SNSに忠誠を誓った若者たちの末路
SNSのほとんどはリアルではありません。
なぜなら加工というツールが本当に極めて近い情報に加色をつけるからです。
どんなに忠実に再現された世界ができたとしても結論は真似た世界であり、美しすぎて過酷すぎる世界なのです。
そして、人生はアカウントを消したり作ったり、バンされて済むものではないことに早く気づかなければなりません。