できる男ほど不眠はすぐ睡眠薬や入眠剤を飲む理由
睡眠薬や入眠剤と聞くと、「できるだけ避けたい」「依存しそうで怖い」と思う人は多いでしょう。しかし、実際に仕事やプライベートで成果を出している人ほど、不眠に悩んだ際には迷わず薬の力を借りる傾向があります。なぜなら、彼らは「睡眠の質が、翌日のパフォーマンスを決める」ことを理解しているからです。
本記事では、私自身の経験を交えながら、なぜ“できる男”ほど睡眠薬や入眠剤を活用し、夜にしっかり眠るのかを解説していきます。
不眠症だけじゃない! 睡眠薬や入眠剤は生活サイクルを整えるためのツール
睡眠薬や入眠剤は、不眠症だけでなく 時差ボケ、昼夜逆転、メンタル疾患の影響による不眠など、生活リズムを崩した人のためにも処方される ことがあります。
実際、私もパニック障害を発症し、マインドレス状態(思考がまとまらない・集中できない状態)が続き、夜に眠れなくなりました。さらに、服用していた SSRI(抗うつ薬)や抗不安薬が昼間にも眠気を引き起こし、完全に夜型の生活 になってしまったのです。
そんなある日、私は 「太陽が出ていると元気」「太陽が沈めば不安」 という、非常にシンプルなサイクルに気づきました。これは単なる体感ではなく、科学的にも証明されているものです。
この経験から、 夜はどんな手を使ってでも寝るべき理由 をお伝えします。
夜は悩みや不安、ネガティブ思考になりやすい → 寝るに限る!
1. 夜の不安や悩みは定着しやすい
「夜になるとネガティブなことばかり考えてしまう」 そんな経験は誰にでもあるはずです。
実は、就寝前に考えることは記憶に残りやすい という研究があります。これは、記憶の定着を促す「海馬」が、寝る前に処理した情報を優先的に保存するためです。
つまり、夜に考えた悩みや不安は、翌日にも引きずりやすい のです。
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Valkeeは、携帯電話や音楽プレイヤーのように 時と場所を選ばずに いつでもどこでも手軽に耳から光を効率よく脳に浴びせることができます。
脳には毎日適正量の光が必要とされています。Valkeeは、強いストレスを受けることの多い現代人に不足する脳への光量を効率よく
耳から供給することにより、気分と身体の調子を整えて、「寝付きすんなり、目覚めすっきり」をサポートします。
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2. 明け方まで悩む → さらに眠れない負のループ
「もう寝なきゃいけないのに、考え事が止まらない」
「気がつけば朝日が昇っている…」
そんな経験をしたことはありませんか?
人は夜になると、論理的な判断をする前頭葉の働きが低下し、感情が優位になる と言われています。そのため、夜中に考えることは無駄に深刻化しやすく、解決策も見えづらい のです。
さらに、朝日が出る頃になると、「また眠れなかった…」「もうすぐ仕事なのに」と焦り、ストレスが倍増。負のループに陥ってしまいます。
だからこそ、睡眠薬や入眠剤を使ってでも、夜の思考を断ち切ることが重要 なのです。
朝はプラス思考・夜はマイナス思考になるのは科学的に証明されている
「朝起きたら、昨夜の悩みがどうでもよくなっていた」
そんな経験はありませんか? これは科学的にも証明されています。
例えば、朝と夜で書いた手紙の内容を比較する研究 では、朝に書いた手紙の方が、文面が明るく、ポジティブな内容が多い という結果が出ています。
さらに、夜に書いた手紙を朝に読み返したとき、8割以上の人が「書き直したくなる」と感じた というデータもあります。
つまり、夜に考えたことは「夜だからこそ」マイナスに傾いている可能性が高い のです。
ホルモンバランスも朝と夜で変わる → 思考力に影響する
睡眠だけでなく、人間のホルモンバランスも朝と夜で変化 します。
🔹 朝は、ドーパミンやアドレナリンが多く分泌され、行動力が高まる
🔹 夜は、セロトニン(精神を安定させるホルモン)が減り、不安を感じやすくなる
また、妊娠率の研究では、男性ホルモン・女性ホルモンともに朝の方が分泌が多い ことが分かっています。
ホルモンバランスがこれほど変化するなら、夜にネガティブな思考になるのも当然 です。
睡眠薬や入眠剤を使ってでも朝型にすると、改善することが多い
睡眠薬や入眠剤を飲むことに罪悪感を持つ人も多いでしょう。私も最初はそうでした。
しかし、実際に飲んで朝スッキリ目覚めると、昨夜の悩みが「大したことなかった」と思えるようになります。
なぜなら、睡眠は脳の「掃除時間」 だからです。
睡眠中、脳は
✅ 必要な情報と不要な情報を整理する
✅ ネガティブな記憶を薄める
✅ ストレスホルモンを減らす
という作業を行います。つまり、朝まで強制的に寝ることで、脳がリフレッシュし、前向きな思考を取り戻せる のです。
薬に頼ってでも「明日の自分」にバトンパスしよう
究極の話ですが、過去は変えられません。そして、メンタルを患っている「今」も簡単には変えられません。
でも、「明日の朝の自分」なら、少しは良くなるかもしれない。
この考え方が、私にとって救いになりました。
夜に抱えた悩みは、一旦「明日の自分」に丸投げしましょう。
意地でも寝て、朝起きてから考えればいいのです。
夜は攻撃性が高まりやすい → SNS炎上・犯罪も夜に多い
興味深いデータとして、SNSの炎上ツイートや、犯罪の発生率は夜が圧倒的に多い というものがあります。
夜になるとストレス耐性が下がり、攻撃的になりやすいため、
✅ SNSで暴言を書き込んでしまう
✅ ストレスを爆発させてしまう
✅ 些細なことで喧嘩になりやすい
といった傾向があるのです。
だからこそ、夜は無理に起きているよりも、薬を飲んででも寝る方が安全 なのです。
まとめ:できる男ほど、夜は迷わず寝る!
「睡眠薬や入眠剤は甘え」ではなく、「明日の自分を助けるためのツール」 です。
夜に悩んでも解決しません。むしろ、悪化します。
だからこそ、夜は強制的にでも寝ることが、最も合理的な選択 なのです。