生理前と生理中で「別人」な私。営業成績とメンタルの波の乗りこなし方

生理前と生理中で「別人」な私。営業成績とメンタルの波の乗りこなし方

生理前と生理中で「別人」な私。営業成績とメンタルの波の乗りこなし方

こんにちは。女性セールスとして日々アポイントに走り回る中で、「月に一度の生理」に本気で悩まされている方、正直多いのではないでしょうか。

私もそのひとりです。

普段は明るく、元気に外回りしているのに、なぜか数日だけ「なにもかもがダメ」になる時期がある。それが生理前と生理中です。

「いつも通り」ができない。PMSと向き合う私たち

生理前、いわゆるPMS(※月経前症候群)の時期になると、私は完全に別人になります。
些細な一言にイライラしたり、自分のミスに涙が止まらなくなったり…。
「この資料、昨日は完璧だと思ってたのに何これ…」と急に自己否定モードになることも珍しくありません。

でも、営業の世界では“結果”がすべて。
お客さまの前でどれだけしんどくても、笑顔を作って話を進めなければならない。
内心ボロボロでも「元気そうでいいですね」と言われたら、無理にでも笑ってしまいますよね。

売れない=自信喪失、生理のせいでも自分を責める悪循環

生理前後は集中力が落ちる、睡眠が浅くなる、気持ちが沈む…。
当然、成績にも影響が出ます。

私の場合、月末に生理が被ると営業数字が伸びず、自信を失って「私って営業向いてないのかも」と落ち込むこともありました。
でも冷静にカレンダーを見直してみると、「あ、生理だったんだ」って。
もはや“実力”じゃなくて“ホルモン”のせいでパフォーマンスが落ちていたんです。

そこに気づけたことで、少しラクになりました。

波に逆らわない。“ホルモンカレンダー営業術”のススメ

「月に一度、別人になる」そんな私たちに必要なのは、“戦略”です。

私は今、自分の体調の波をGoogleカレンダーにメモしています。

  • 生理前:アポは最低限、プレゼンや大事な交渉は避ける

  • 生理中:内勤中心。できるだけ人と会わずに済む仕事を回す

  • 生理明け〜排卵期:元気MAX!ここで攻める

こうやって波を見越してスケジュールを調整すると、無理せず成果が出せるようになりました。
「この1週間は調子いいから一気にクロージングまで持っていこう!」と、自分をうまくコントロールできるようになったんです。

美しさも稼ぎも、ホルモンと上手に付き合うのが近道

「モテたい」「綺麗でいたい」「誰よりも稼ぎたい」
その全部を叶えたいなら、自分の体ともっと仲良くなることが一番の近道です。

無理して「私は大丈夫」と自分に嘘をつくのではなく、
「今はこういう時期だから、こう動く」と割り切る。
それだけで、心のゆとりも、肌ツヤも、営業成績もぜんぶ整い始めます。

無理をして壊れるくらいなら、月に数日だけ“別人”になったっていい。
だってそれが「女性としての強さ」なんですから。

ご褒美の準備は、生理前の自分のために

生理前って、どうしても気分が沈んでしまいがちですよね。

そんな時こそ、自分を甘やかす「ご褒美ルール」を用意しておくのがオススメです。例えば「1日がんばったらコンビニスイーツOK」とか「新作リップを買っていい日」など、自分が嬉しくなることを前もって決めておくと、生理前でも前向きに動けます。

気分が落ち込みやすい時こそ、自分の気持ちを上げてあげるのが、できる営業女子のマインドです。

生理前は「低燃費モード」だと理解する

いつもみたいに集中できない、生産性が落ちた気がする…それ、生理前の「低燃費モード」かもしれません。

いつもと同じパフォーマンスを求めて自己嫌悪に陥るより、「今はエコ運転で行こう」と割り切る方が結果的にうまくいきます。

重要な商談や提案などは、なるべく体調が安定する時期に調整できるとベストです。スケジュールを生理周期とセットで組み立てるのも一つのテクニックです。

あなたの「不調」こそ、チームの強さになる

「迷惑かけたくない」「弱い自分を見せたくない」と思うのは、責任感が強い女性によくあること。

でも、あなたが自分の不調を共有することで、チームの理解が深まり、助け合う雰囲気が生まれることもあります。

「今日は少しペースダウンして動きますね」と一言伝えるだけで、ギスギスした空気を防げたりもします。周囲との信頼関係を作るのは、実はこういう時の一言です。

モテる営業女子は「体調管理もできる女」

「今日もかわいいね」と言われるためにメイクを頑張るのと同じように、「今日もイキイキ働いてるね」と言われるためには体調管理が欠かせません。

モテも営業成績も、まずは自分のコンディションが整ってこそ。

ホルモンバランスの波を理解して、「今週はちょっとスローダウン」とか「今が勝負の週!」など、セルフマネジメントができる女性は、社内でも社外でも一目置かれます。

 PMS週間は「攻め」より「守り」の営業戦略を

PMS(生理前症候群)の時期は、イライラしたり涙もろくなったり、自分でもコントロールしにくい感情が出てきます。そんな時期は無理して新規開拓や難しい交渉を入れず、既存のお客様との関係強化など「守り」の営業活動にシフトするのが賢いです。「あえて今日はフォローの日」と決めてしまうと、気持ちも少しラクになりますよ。

スケジュール帳に「生理日マーク」つけてますか?

仕事の予定を入れる時に、「この週は体調が安定してるからガツガツ攻めよう!」とか「ここは生理週だから余裕を持たせよう」と調整できるようになると、営業成績も安定します。おすすめはアプリと連動したスケジュール帳を使うこと。スマホアプリでも紙の手帳でも、生理周期を可視化して、自分の強み・弱みを見極める営業スキルを身につけましょう。

なぜか契約が取れる「生理明けの黄金期」

不思議と生理が終わった頃って、やたら調子が良くありませんか?

気分もポジティブで肌のコンディションも良く、言葉もスムーズに出てきたり。

この時期こそ「攻めの営業」にぴったりの黄金期です。面談を入れるならこのタイミングを狙って、メイクも少し気合を入れて、勝負服で出かけましょう。

勝率がグンと上がるはずです。

「営業で売る」より「私を選ばせる」力

体調が万全じゃない時こそ、自分の「人としての魅力」で勝負するという選択もアリです。女性の営業は、「商品」だけでなく「誰から買うか」も大きな決め手。商品説明に力を入れられない日も、「この人から買いたい」と思わせる対応ができれば営業は成り立ちます。元気じゃない時こそ、無理せず自分の自然体を出してみてください。

「生理でも私は仕事ができる」ではなく「生理でも生き抜ける私」

つい「仕事しなきゃ」と思いがちですが、生理中に最優先するべきは「自分の身体」です。完璧を求めるより、「今日も無事に1日乗り切った!」と自分を褒めてあげてください。調子の悪い中でも自分を見失わず、周りと協調して過ごせるあなたは、すでに立派なキャリアウーマンです。

「ホルモンに左右されない私」を目指さないで

月によって、生理の重さも、気分の浮き沈みも違いますよね。

でもそれでいいんです。「ブレる自分を受け入れて、うまく付き合える」ことこそが、女性の営業力の強さになります。

生理だからと諦めず、無理せず、そして笑顔も忘れず。毎月の波をうまく乗りこなせる女性営業は、どんな時も魅力的で頼れる存在です。

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