タリーズとスタバ、カフェのフランチャイズとライセンス

タリーズとスタバ、カフェのフランチャイズとライセンス

コーヒーチェーン店のフランチャイズ

「カフェを経営したい」と思っている人は想像以上に多く、一からノウハウを集めるには時間も労力も必要です。

成功事例に基づいて時短でカフェなどを経営したい!という方などがフランチャイズを利用する傾向にあります。

フランチャイズとは?

フランチャイズ(FC)とは、ひと昔前までは『のれん貸』とも言われていました。

小売店や飲食店、サービス業など業種は様々ですが、ビジネスモデル・ノウハウをロイヤリティというマージンを支払うことで教えてもらいながら、その商品名やビジネスネーム(ペットネームとも呼ばれます)を利用することができます。

身近なビジネスで言えばコンビニのフランチャイズです。

例えばローソンという企業から加盟店としてフランチャイズ契約を結び、自分はローソンの社員ではなくとも、ローソンという店名や商標、ローソンの商品を仕入れることもできます。

レジ・POSシステムなどもフランチャイズ加盟店は、利用することができるため、一からシステムを開発したり接客のマニュアルを作る必要もありません。

基本的には看板代とも言われるロイヤリティを月額支払うことになりますが、一部のフランチャイズビジネスでは、イニシャルコスト(初期費用)だけで月額固定のロイヤリティは支払う必要がないこともあります。

 

なぜ、フランチャイズが良い?

『営業ノウハウ研究所』というサイトと、ビジネス雑誌『プレジデント』のサイトであれば、どちらが信用されやすいか。ということです。

この『プレジデント』という雑誌名にブランドバリューがあり、信用があります。

もちろん、プレジデント流の記事しか書くことはできなくなるという拘束感は、感じるかもしれません。

カフェもフランチャイズが強い?

今回お話しするカフェ経営に関しても、同じで『営業ノウハウ・カフェ』と『スタバ』行くならどっち?ということです。

ほとんどの方はスタバを選びます。

それはブランド価値・メニューを知っている・味を知っているという安心感がスタバを選ぶ要因になります。

 

タリーズとコーヒーチェーンフランチャイズ加盟条件

タリーズコーヒー ドトールコーヒー コメダ珈琲

店舗数:

直営店/FC店 

175/542店舗 191/935店舗 15/808店舗
加盟金 800万円 150万円 300万円
保証金 100万円 150万円+150万円

加盟保証金/出店保証金

300万円~900万円

保証人の数による

更新料 50万円2年更新
ロイヤリティ 5% 2% 1席1500円/月
販促協力金 2.5%
工事費40坪施工費別 約4500万円 230万円設計管理費のみ

350万円設計指導料のみ

130万円設計料

研修費用 不明 1人20万円 3人50万円

ロイヤリティを支払うマラソンビジネス

ロイヤリティを支払うためには、売り上げを上げる必要があります。

売り上げをあげれば、ロイヤリティの金額も増えていきます。

フランチャイズされる側はありがたいですが、加盟店側の負担は大きいと思います。

ブランドバリューは強い

ブランドバリューを一から作るのは、本当に大変なことです。

フランチャイズのお店であっても、開店してからしばらくはそのお店の存在を知ってもらうことから始まります。

コンビニも「あっ、こんなところにできたんだ」という発見から、来店に繋がります。

それが、知らないお店の名前で、慣れない看板であればいつも行く看板に入りがちです。

タリーズのフランチャイズは稼げるのか?

月に1000万円の売り上げがあったとしても、75万円ロイヤリティを支払う必要があります。

人件費と土地代を合わせると、粗利益はどれくらいなのか、気になります。

タリーズは3店舗以上の開業が必要?

タリーズのフランチャイズ経営をしているほとんどの方が、1店舗平均で年間300万円ほどの粗利益を出しています。

たったそれだけ?と思うかもしれませんが、多くのフランチャイズの経営者は店舗数を増やし少しずつ粗利益を増やしていきます。

そのため3店舗以上、店舗を軌道に乗せるとあとはスタッフを確保していけば、自動運転で年収1000万円以上を稼ぐことができます。

家賃収入のビジネスモデルに似ています。

スタバはフランチャイズがない!

スターバックスコーヒーは、フランチャイズ契約を行なっていません。

スタバマインドを重要視しているためです。

しかし、全てが直営店というわけではありません。

スタバのライセンス経営

空港や駅、サービスエリアにスターバックの店舗を見かけることがあると思いますが、そのような公共交通機関に隣接しているエリアの一部を特殊商圏と呼んでおり、特殊商圏に限ってはライセンス経営を行っています。

ライセンス経営とは?

よくアパレルブランドでライセンスブランドなどと言われますが、ブランドロゴなどをロイヤリティを払いオリジナルのサービスを混ぜつつ商品開発をすることを一般的に呼んでいます。

スターバックスのライセンス経営も同じで、スターバックスのノウハウは提供されますが特殊商圏がそのノウハウが活かされないことが多いためオーナー自身がオリジナリティを加えサービスを提供することになります。

例えば大手TSUTAYAの店舗内にスターバックが出店していますが、あのビジネスモデルもライセンスです。

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WEBライターの紹介: Yoshi

1981年生まれAB型

アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。

人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。

その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。

大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。

共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。

現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。

➡︎Yoshiの収入やお金事情はこちらの記事にあります

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hiro.m0603@gmail.com

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