大手輸入車ディーラーの面接に潜入

大手輸入車ディーラーの面接に潜入

いつもご拝読ありがとうございます。

2020年仕事始めで、早速大手輸入車ディーラーの面接に同席ができる(同社のホスピタリティトレーニングを請け負っている関係で特別にご協力頂きました。)

大手輸入車ディーラーの面接

  • 面接官:1名
  • 面接者:1名
  • 3時間で3名の面接アポイント
  • 面接構成:最短2次面接+筆記テスト 最長3次面接まで
  • 時間は30分〜40分予定
  • 面接申し込み元:転職サイトからの応募
  • 持ち物:履歴書
  • 服装:指定なし
  • 場所:ショールーム内個室商談ブース

輸入車ディーラーの面接・質問

自主告知型の面接

「自己紹介を簡単にお願いします」

営業職の面接に多い形式ですが、「まずは、お名前から前職についてなど簡単に自己紹介をお願いします」という面接官が主体となる面接ではなく、面接される側が伝えたいことを好きな順番に話ができる質問でした。

「志望動機」を教えてください

ここではほぼ話し方やクセなどを見ているようで、話の内容は驚くほど全員似ているため、全ての面接終了後に確認するとほぼ「クルマ好き」「稼ぎたい」「挑戦したい」の3つを詰めて話をしてくると言っていました。

*逆に言えば、稼ぎたくて、クルマ好きで挑戦したいという社員の集団がカーディーラーのセールス部ということになります。

学生時代の部活

言葉の表現は少しずつ違いましたが、『体育会系』に属したことがあるかどうかという質問項目は、ふと新卒の面接をイメージさせました。

しかし、輸入車ディーラーは体育会系が多く体力や上下関係、礼儀などは『先輩・後輩の文化』から身につけているかを確認したいようです。

応募者の人柄、能力、今後の可能性を知るための質問です。企業側は学生時代の活動実績を知りたいわけではなく、どんな人柄なのかを知りたいと思っていますので、自分の人柄・可能性が伝わるようにしましょう。

自分の強みと弱点、絶対負けないこと

輸入車ディーラーの営業職、セールスは負けず嫌いな性格が多く絶対負けないことを何かしら持ち合わせている人材が多くいるようです。

クルマオタクは知識では負けないと言うし、体育会系の人間はやる気だけで突っ込んでくる場合もあると言います。

何より、弱点を知っているかどうかが重要で、弱点を知っている人間は強く、場数を踏んでいるというジャッジに繋がると話してくれました。

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面接に模範解答はあるのか。

「ない」そうです。

輸入車ディーラー、外車売りはインセンティブのレンジが国産車よりも高く、近年でいう国産高級車であるレクサスも基本的にトヨタと給料体系は変わらないため、案外質素だと言います。

輸入車ディーラーで成功すれば、ディーラーの役員や社長のポストは十分目指せるという点、更には顧客と同じ生活水準を保てるくらいの経済的安定は手に入れられる。

その変わり、正直な話体力的な自信、タフさは求めると付け加えました。

面接で注意していること

自動車のセールスという業界は意外に狭いと言います。

そして、最近でこそ厳しくなったコンプライアンスも、数年前までどこも不自由分なところが多くガバナンスの強化は経営陣も含め大きな過大であったと話してくれました。

その中で、セールスでディーラーでの営業経験がある場合も多く、前社の退職理由はかなりしっかりヒアリングするそうです。

コンプラ違反・横領・解雇者

最近は直接集金をするシステムがほぼなくなったので、お金の問題は年々減少しているそうですが、『お金が好き』『お金持ちになりたい』が悪い変換、手癖が悪くなっていないかは見抜かなければならないと言います。

もちろん、人間関係や給料レンジが大幅に変更された他社からの転職者も多いため、一概には言えないそうですが、前職の会社に知り合いやコネクションが管理職の誰かに聞けばいるものなので、内部で調査をする身元調査以外ですることも多くあります。

面接で落とす人材はどんな人?

  1. 自分に自信がない人材
  2. 年収や給料にこだわらない人材
  3. 話に華がない人材

自信がなくて、お金にこだわりがなければ、輸入車のセールスは続かないと言います

同じ話をしても口調や話をするスピード、物腰で聞き手の印象は変わるため、もう少し話を聞こうと思える華があるかは確認したい部分だそうです。

未経験でも入社はできる?

「できる・可能」だそうです。

輸入車ディーラーは、元保険営業マンや商社マン、銀行員やアパレルや美容師など様々な分野から転職をしてくるそうです。

その中で9割は3年以内に退職し、そのうち1/3は半年以内に退職すると世界だと言います。

厳しい数ヶ月、売れない数ヶ月を耐え抜けるかどうかは、面接に来る前にしっかり自分と向き合うべきだと話してくれました。

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WEBライターの紹介: Yoshi

1981年生まれAB型

アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。

人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。

その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。

大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。

共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。

現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。

➡︎Yoshiの収入やお金事情はこちらの記事にあります

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hiro.m0603@gmail.com

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