営業マンの年収からお金持ちになれるのか

営業マンの年収からお金持ちになれるのか
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営業マンの年収からお金持ちになれるのか

99%はお金持ちを勘違いする

営業マンでお金持ちになることができる人はどれくらいいるのでしょうか。

皆さん、できればお金はたくさん欲しいと思っていますし、年収も高い方が良いと思っているはずです。

しかし、本当に営業マンという仕事がお金持ちになれる職業なのか。

或いは、本当に一握りの人がフォーカスされた虚像を目指しているのか。

今回はそんな営業マンという仕事と『お金持ち』について記事を書いてみます。

営業マンという職業でお金持ちになることはできるのか

営業マンでお金持ちになることは可能

営業マンという職業、セールスという仕事でお金持ちになることは可能です、

これはアイキャッチのコピー文句とは違い、本当にできます。

しかし、私を含め皆さんの『お金持ち』がどれだけ本当にお金を持っている人とイメージが正しいかどうか、まずはすり合わせが必要だと思います。

営業マンが思うお金持ちとは?

『お金持ちのイメージ』と『お金持ち風』の差

常にたくさんの現金を持ち歩き、高級タワーマンションに住み、高級車でキラキラとした高級な腕時計をしている。

美味しそうな食事、旅行、酒、デート他にも様々なお金持ちのイメージはあると思います。

しかし、残念ながらお金持ちのほとんどがそんな生活をしていないので、今挙げたような煌びやかな生活を望むならば少し難しいかもしれません。

売れる営業マンは気付くお金持ちの真実

結果を残している営業マンは、高収入を得ているお金持ちを顧客に持つ機会も多いと思います。

私の周りのトップセールスマンも口を揃えていいます。

「お金持ちって地味だよな」と。

お金持ちと見栄っ張りの差

今1億円カバンに入っているとして、高級車で金無垢の時計をして持ち運ぶでしょうか?

或いは自分が大物政治家であったとして、ブランドのモノグラムでコーディネートするでしょうか。

強盗や誘拐・嫉妬心からの危害を加えられる可能性を感じ、シンプルで目立ちにくい身なりをするはずです。

では良くみるお金持ちは偽物なのか?



お金持ちの特徴

資産家の家で生まれ育ったお金持ちと、成り上がった成功者のお金持ち。

見られることでお金が生まれるお金持ちと、見られることを仕事にしている人

よく営業マンでは『成金』という言葉を聞きますが、成金質の成功者はお金を使うことでモチベーションを高めるタイプで、『与銭は持ち越さないタイプ』です。

資産家の家に生まれると、元々の生活水準が高いため特に誇示しようとは思わない人が多い傾向にあります。

そして、後者の『見られることでお金を生むお金持ち』とは、儲かっていないと商売がうまくいかないお金持ちです。

簡単に言えば、飲食店やクラブの経営などをしている人は『お金の余裕がない』と思われると仕入れやゲスト、客入りにも影響してきます。

つまりお金を使って、お金を稼ぐ人です。

最後に、見られることを仕事にしている人(=お金持ちは少なめ)

モデルやインスタグラマーなどは、お金持ちというよりも『ラグジュアリー』で『非現実的で理想的なイメージ』を作り上げる仕事です。

高級ブランドを身につけることでが仕事であり、空間やイメージを築くのが仕事です。

営業マンが目指すお金持ちとは?

20代〜30代の多くは良い車・良い時計・良いスーツというスタイル思考であり、残念ながら『お金持ちっぽい』『お金持ちのイメージ』を目指している場合が多いです。

現実的に、自分の仕事や収入を考えて理想のお金持ちを考えると、資産家に生まれ直すことは難しいので、『成金』を目指すことになります。

営業マンの成金はダサいのか?

ダサいと思う人は少ないはずです。

仮にもダサいという人は嫉妬や妬みが入り込んでいると思います。

誰もが金払いがよく、景気の良い人が好きです。

では、なぜ成金がお金持ちとして『本質的な』イメージにならないのかをお話します。



成金営業マンのしない貯金と資産管理

成金質の高い営業マンやお金持ちは、お金を使う経験を求めている傾向が強く、自分の思う『贅沢』を全てしたいと考える傾向にあります。

オメガを持てば、ロレックス、ロレックス を持てばオーデマピゲが欲しくなる。

レクサスにベンツ、BMWにマセラティ、そしてクルーザーと支出が多いのです。

もちろん、高級車を停めるには高級マンションが必要です。

でも、ここでふと他人事だとわかる『あるお金の性質』を思い出します。

お金は稼ぎ続けることが難しく、お金は使うのは簡単だが貯められないという性質です。

そんなことを踏まえて次の章に行きます。

どうやったら営業マンで『本当』のお金持ちになれるのか

早い段階で成金生活をする

20代の営業マンで散財するだけして貯金もせずお金で、経験を買うと『お金持ち』になりやすいと言えます。

年齢が若いほど、『お金持ちっぽい』に憧れるというお話をしましたが、良い服を知り、いろいろなタイプのお金持ちと話、『本物・上質』を知るということです。

年配の経営者は世話好き

年配の経営者ほどお金の使いがうまく、紳士です。

若ければ若いほど『教えてもらえる側』にまわれますが、年齢を重ねると教える側になってしまいます。

教える側になるとどうなると言えば、早くにいろいろ経験した人生の先輩から話を聞きたいはずです。

『人・モノ・金』が経営(=お金持ち)の3大要素というならば、人望が欠けてしまうのは避けたいところでしょう。

営業マンは『お金持ちの思考』を知るべき

「金は天下の回りもの」だと言う経営者や営業マンは商売人気質が強く現金商売が多い傾向にあります。

逆に『質素倹約』「お金は誰もくれませんからね」とお金を大切にするような思考を持つのは、教育熱心で家庭環境がよく、戦後から家庭環境が整っているお金落ちに多いです。

戦後から商売をしている家系は、貧富の差を後世にしっかり教育しているため『贅沢』を習慣としていません。

そんなお金持ちのタイプをたくさん知ることで、たくさんの人生の成功事例を知るのが最優先です。

営業マンが築く『お金持ちとの人脈』

お金持ちとの人脈を増やしたいという考えを持つ営業マンは、多くいます。

しかしほとんどの営業マンはお金持ちに相手にされません。

お金持ちに相手にされない営業マンはお金持ちになれないのでしょうか?

営業マンとお金持ちの人間関係

お金持ちはお金持ちと付き合うといいますが、実際は思考が違う人とは話をしたがりません。

人は共通の友人を介して人脈は拡がっていきます。

そのため共通点が少ないとお金持ちに辿りつかないのです。

お金持ちとの人脈を拡げる方法

お金持ちとの人脈を拡げるならば、それなりに自己投資として『良いモノ上質なモノ』と増える機会を作らないければなりません。

これは散財ではなく自己投資です。

ありがちですが、本を読むにしてもお金持ちはどんな本を読むのか、飲みにいくならどこに行っているのか、『本当』に目指すお金持ちと知り合わないことには始まらないからです。

ゼニアのスーツやエドワードグリーンの靴を知って、1着3万円のスーツに1万円の革靴を履くのとは経験に差が出るのです。

つまり、『安価』でも良いモノを選ぶスキルが付き、自分が目指すお金持ちが「これはどこの靴だ?」と聞いてくれることを目指すのです。



高収入の営業マンと『お金持ち』の差

高収入の営業マンとお金持ちと呼ばれる人たちとの間に、差があることを気付く人はあまりいません。

お金持ちは前述通りいくつものタイプがいて、さらに職業や社会的立場が異なります。

具体的に言えば、営業マンと医者との差で言えば高収入の差が違うのです。

つまり営業マンで高収入を得ているとしても、医者や弁護士などの職業と所得を比較すると、営業マンという職業の中では高所得であってもお金持ちに属するかは別の話になります。

営業マンが誤解するお金持ち

年収1000万円をお金持ちと位置付けてはいけない

雑誌や自己啓発本など本屋さんで並んでいる本を見ると、『目指せ年収1000万円』というキャッチフレーズをよく見ます。

男性の理想の収入は?と聞かれると「1000万円以上」と答える女性などをテレビ番組で見ると年収1000万円がお金持ちのように思えてしまいます。

年収1000万円が『お金持ち』と決めたのはメディア

年収1000万円というのは確かにパーセンテージで言えば少ない部類に入ります。

しかしよく考えてみると夫婦2人で年収500万円の人なら多くいるはずです。

つまり世帯収入1000万円と専業主婦を扶養に持つ年収1000万円は同じ経済力だということです。

仮にも自分の求めるお金持ちの理想が、高級車に乗ってタワーマンションに住んで、良い服を着て過ごしたいならば、年収1000万円では到底足りません。

では今の自分の年収は年収1000万円まであとどれくらいなのか。

と考えると悲しみにも似た諦めたくなる現実が待ちます。

しかし、ここからは『普通』の営業マンが『年収1000万円』の営業マンになり、お金持ちになっていく流れと方法を具体的にお話していこうと思います。

※途中で面倒になってきた場合、リタイアしてもらって構いません。私は方法を知りながらリタイアした側の人間です。

自分という営業マンの年収と理想の年収

自分の命を時間給に換算した値段=年収

年収とは、年間に稼いだ個人の収入なのはお分かりのことだと思います。

自分の命を1年でいくら売りますか?

逆にいくらだと売る気になりませんか?

これがまず理想のお金持ちと今の自分の価値との差になります。

自分の1年をいくらなら買いたいか

自分という人間を1年間買うことができるとして、今の年収で買い取ろうと思いますか?

日本の平均年収は約420万円です。

自分はそれ以上に働き、価値ある動きをしているのにそれ以下の収入したかないと思えば、『年収を上げる』行動が必要です。

私は少なくとも自分の1年の価値を3000万円〜1億円で売るなんてできないと思い、お金持ちを諦めた人間です。



営業マンは年収500万円から変化する

自分が必要だと思われると年収500万円を超える

会社や経営者が年収500万円営業マンに払おうと思うには、年収×10倍の粗利益を求めます。

その中で営業マンとして粗利益を5000万円年間に出せるようになれば、モノを売ることに自信を持って良いと言えます。

それと同時に、会社や経営者は「この営業マンが抜けると会社の純利益は5000万円減る」と考えるのです。=会社や経営者はその営業マンを必要と考え始めるのです。

営業マンの年収300万円台は抜け出す決断力が必要

年収300万円台では食べていくだけで赤字になるくらいの年収です。

地方や田舎であれば可能かもしれませんが都市部だと、相当切り詰めた生活になるでしょう。

年収300万円台の営業マンは一番年収を上げにくい事実

『年収300万円台は伸び代がある』とよく言われます。

しかし、金額的に伸びる余白はあっても上げるには、相当の努力が必要です。

年収500万円の営業マンが700万円になるよりも3倍は努力が必要です。

年収300万円の営業マンは資本の少ない会社と同じ

年収300万円台の営業マンの年収アップが難しい理由は『資本』の差です。

自己投資に使えるお金が少ない分、成長への投資がしにくいのです。

ただでさえ生活が厳しいと食生活に偏りが出て、向上心に波が出てきます。

本一冊買うことすら躊躇するでしょうし、傷だらけの革靴やシミのついたシャツを買い換えるのも躊躇うはずです。

年収300万円の営業マンが年収1000万円になるには

大前提として『人と違う何かをするかどうか』しかありません。

つまり自分がいち早く年収300万円の軍団・群れから抜け出すことで年収1000万円の道が拓かれてくるのです。

休みの日は図書館でひたすら経営・経済・哲学書などを読みあさり、自炊して健康という資本と知識という資本を留保するのです。

皆が寝ている間に努力するという『違うこと』をしない限り、勝手に年収が上がる年功序列は期待できません。

年収を上げるならばなるべく質の高い自己投資にお金を使う

20代〜30代は自己投資を思い切りするべき時です。

本や旅行、ブランド物や高級腕時計や女性へのプレゼントに、クルマなど、好きなだけお金をかけて散財と誤解されるような自己投資をするべき時です。

どんどん失敗して早く失敗の場数を踏んでおくほうが、年収は上げやすくなります。

決断が遅いとお金持ちになれない理由

結婚か、子供か、マイホームかと出費が続くタイミングに重なれば、自己投資なんて言ってられない生活になってしまうからです。

そのためお金持ちを目指すのであれば、なるべく早い段階で『決断』が必要です。

高年収の営業マンがお金持ちになれない可能性

なんとなくここまで読みすすめてもらって、年収が高いからと言ってお金持ちになれるわけではないということがわかってきてもらえたら嬉しいです。

もっと言えば、高収入=お金持ちではなく、高収入の営業マンになるのはステップであってお金持ちへの道は別だということです。

ここで少しだけ『なぜ高収入の営業マンがお金持ちになれないのか』をお話してから、高収入の営業マンがお金持ちになる方法をお伝えしていきます。

営業マンの老後のお金解決には3000万円必要

安心したければ夫婦で現金3000万円は欲しい



あらゆる現金資産で3000万円くらいならばマイホームを持てば手に入りますが、普通預金・定期預金・生命保険の解約返戻金だけで3000万円あるかというところです。

高収入・高所得の営業マンほど生活維持費が高く、貯金しているようで収入に対しての貯蓄率が低いという傾向にあります。

つまり現金3000万円を作らないとお金持ちへのステップアップは難しいということです。

営業マンがお金持ちになるためにはまず『現金』が必要

2000万円以上の出費支出を生き抜く方法

現役の営業マンからセカンドライフにシフトチェンジをするころ、急激に年収が減り退職金というお金に依存した生活になります。

もちろん高所得で年収の高い営業マンは生活水準が高いため、高齢者年金で生活が維持できるわけがありません。

お金持ちがまさか年金を頼りに生きているわけもなく、まさに『高所得だった』お金持ちになれない営業マンだった人になってしまうのです。

普通の営業マンでも必要な支出

  • 子供の結婚への支援・援助・祝い金 平均200万
  • 孫の誕生祝い 平均10万円
  • マイフォームの修繕・リフォーム 平均500万円〜1000万円
  • 国内旅行や海外旅行費 平均6万円〜25万円
  • 65歳以降にかかる医療費 約300万円
  • 有料老人ホームへの入居費用 約900万円(私の家族の場合2300万円でした)
  • 葬式費用(200万円)

これだけの費用や支出を早い段階で貯めるには、どれだけ年収の高い営業マンでも数年は必要です。

つまり、高収入の営業マンでも煌びやかな生活をする余裕はあまりないということです。

逆に、普通の営業マンはこれだけの支出を今後払えなければ、『老後破産』する可能性が高いということです。

頭の良い高収入営業マンは地味で質素

散財家を横目に自己防衛をする堅実家

『お金は使って回すもの』という考えの経営者もいますが、お金持ちほど質素で地味です。

このご時世で『今すぐ何が起きても今と同じ生活水準を保つだけのお金がある』

という安心感を得なければ『お金持ちのマインド』になれないのです。

賢い営業マンは稼いで使える年収はわずかだと理解している

営業マンでお金持ちになるには『20代』が重要

20代の営業マンがお金持ちになりやすい理由

  • 20代であれば、固定概念が少ない
  • 20代であれば、恐怖がまだ少ない
  • 20代であれば、価値観を簡単に変えられる
  • 20代ならば、3回以上転職するだけの時間がある
  • 20代ならば、3回以上会社を潰せるだけの時間がある
  • 20代であれば、事業を30個以上潰せる時間がある

20代であればまず『時間』の余裕があるというところです。

お金持ちになるにはゆっくりとプロセスを経験する必要があります。

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