「FXはやばい!」「FXは大損する」「FXはやめろ」言葉の裏に潜む真実FX
「FXは稼げる!」「目指せ、年収1億円」―これらの煽り文句は十年以上も続いています。一方で、「FXはやばい!」「FXは大損する」「FXはやめろ」といった否定的な意見も同様に存在します。今回は、「FXは稼げる!」の煽りから、「FXはするな!」の警告まで、言葉の向こうに広がる真実とは何か。煽り文句の裏に潜む十年以上の歴史と、今の状況を読み解きます。
「FXはやばい!」という真実
言われるがままに、FXには危険が潜んでいる。人生を狂わせるリスクや大損の可能性に投資や資産運用をしてこなかったのが日本人です。
しかし、これが全て真実なのか?先入観を捨て、冷静な分析を通してみると言葉の裏側を読み読み解くことができます。
「FXも投資もしなくていい」―これが最も安全な選択です。しかし、なぜ我々はFXや投資に興味を持つのでしょうか?
もちろん、お金が欲しいからです。
資産を増やし、生活を豊かにしたい、老後を安心して迎えたい―様々な理由があります。
そして、重要なのは、なぜ我々がしないのか、投資を敬遠するのかという視点です。
ここで大切なのは、「FXも投資もしなくていい」が一番正しいという事実です。
しかし、我々が置かれている生活状況・経済状況を考えると、しなければならないという事実もまた存在します。
「FXはやばい!」「FXは大損する」「FXはやめろ」、FXには確かに人生を狂わせるリスクが潜んでいます。
しかし、そのリスクを背負わなければならないほど日本人の経済環境は厳しくなっているのです。
金融リテラシー向上への必然とリスク
リスクを取らずには報われない現実もあります。
FXには確かにリスクが伴いますが、それと同様に会社員でいることにもリスクがつきまといます。
我々は日々、事故やケガといったリスクを受け入れ、お金を稼いでいます。リスクがないということは、誰でもできること、つまりアルバイトやパートに任せられることです。
しかし、アルバイトやパートでは高収入を得ることは難しいでしょう。
FXも同じです。
投資で金融商品を学び金融リテラシーを向上させなかれば、今まで以上に私たちの生活は厳しくなります。
仮に日本人の金融リテラシーが衰退しなくとも、外国の金融リテラシーが向上すれば、日本人投資家はカモネギ状態であり、投資家の利益に貢献するだけの存在となり搾取される側になってしまうのです。