イケメンサラリーマンはなぜカッコいいのか
イケメンサラリーマンという存在
イケメンサラリーマンという存在は昔からいつの時代もいます。
しかし、雑誌で出てくるようなファッションをしているサラリーマンはインテリ風なだけでイケメンサラリーマンとは呼ばれていませんでした。
今の時代のイケメンサラリーマンは鮮やかなブルーのスーツに光沢のある靴。
ネオクラシコの次世代をいくファッションとなりました。
近年のストリートファッションのトレンドや韓流ドラマなどの影響もあり、
ダブルのスーツやピークドラペルのスーツを平気でビジネスシーンで着用する時代になりました。
本当のイケメンサラリーマンとは
本当のイケメンサラリーマンは濃紺のスーツに白シャツ、濃いめのレジメンタルストライプの極々普通の身だしなみの場合は多いです。
それよりも体がある程度絞れていて体力的にも精神的にもタフであることがイケメンとされていると言えます。
おしゃれなサラリーマンと年収
おしゃれなサラリーマンは増え、おしゃれ=年収が高いと言うイメージもありますが、
実際はオシャレの感度が高いだけで年収との比例は決してないと言えます。
特におしゃれなサラリーマンはファストファッションの取り入れ方もうまく、カッコいいけど年収が高く仕事で成功しているかは別問題なのです。
逆行し始めたサラリーマンの服装と年収
本来は年収が高いサラリーマンほど、ビジネスマンになりエグゼクティブへ上り詰めます。
しかし、今はそんなエグゼクティブ候補が地味なファッションをして、年収の低いサラリーマンが派手な身だしなみをしているのです。
過去のシャツの襟と年収
過去にも実はそんな特異なトレンド移行がありました。
それはデュエボットーニのシャツです。
1番上のボタンが二つ並びになっており襟が高いのが特徴です。
それがオシャレだと認識されたのは一般的なサラリーマンでむしろ白のスタンダードなシャツを着ているのがエグゼクティブでした。
ワイシャツはオシャレほど危険
ワイシャツ、カッターシャツはなぜか安いモノほど、何かしらのデザインやアクセントがある傾向にあります。
例えばパイピングにカラーステッチが入っていたり、カフス周りや襟周りに別の柄の生地が貼ってあるなどです。
しかし、エグゼクティブの白シャツは細い糸の肌馴染みのいいモノで、ブランドロゴもなければステッチワークも際で縫い込む技術を見せつけない作りとなっています。
ブリオーニやゼニアのシャツはまさに最高峰のシャツですが、それが10万円するとは思えないほどシンプルな作りです。
つまり、高いシャツはシンプルだということです。
自分がエグゼクティブと交流し、いつか上り詰めたいなら高くなくともシンプルな白シャツを選ぶに越したことはないでしょう。
テカテカのツーブロックのサラリーマン
最近はまたポマードブームがあり、バーバーヘアも再沸しています。
しかし、バーバーヘアがトレンドになってしまったからこそ、バーバーヘアやポマードの利用をやめたサラリーマンがいます。
つまり、トレンドと逆張りすることで見た目をあえて気にしないように装っているのです。
サラリーマンの作業着着用が安泰な理由
大手の企業などで作業着をワイシャツの上から着る部署があります。
これはまさにトレンドの天秤に左右されにくいため平均的に見た目を平準化させる効果があります。
スーツにはトレンドがありますが一旦会社で制服を決めてしまえばファッショナブルなシャツや小物が浮いてしまうのです。
作業着に合わすにはスタンダードしかないのです。