『管理職』になって給料が下がる選択肢を選ぶべき理由
一時的に下がる可能性がある給料と年収
管理職ではない社員には、残業代を支給し管理職になると残業代の支給がなくなる代わりに管理職になったことで役職手当が支給されます。
しかし、残業時間が長い職場では、役職手当が年間100万円追加されても残業代の方が多く、役職に就かない方が給料も年収も良いということになります。
まずこの事実はしっかり把握して考える、決めることが何かを明確にしていきましょう。
営業マンの『管理職になる決断力』『断る決断力』=迷い
残業代が給料の支えではいけない
逆に残業時間が少ない社員にとっては、役職給がそのままベースアップになるという考えになりましたか?
それとも年収が減ってキャリアを築くなんてバカらしいと考えましたか?
この2つとも正解であり、不正解であると私は考えています。
管理職という経験=営業マンの第二の下積み期間
管理職になるということは、道がまだ拓かれているということです。
誤解してはいけないのは、給料の天井が一般の社員ではないということです。
管理職と一般の社員との大きな差はマネージメント力や決断力、リーダーシップなどが必要となってきます。
貴方は管理職になっていきなり、マネージメントや大きな決断、部下へのティーチングやコーチング・リーダーシップができますか?
できるならば、転職をしてみればすぐにわかります。
貴方が人を面接官だとどちらに投資し決断しますか?
と二人の面接者がいて、どちらを管理職として採用しますか?
どちらを正社員で雇いますか? そして、給料や待遇の交渉にどちらが有利かすぐわかりますよね。
『営業マン』で定年を迎えることへの悩み=管理職になる道
フィールドマネージャーはマネージャーになれない
フィールドマネージャーという仕事がなぜ生まれるかを、私自身現場で見てきました。
課長職や部長職にするにはマネジメント能力に不安があり、販売や営業のスキルがある程度社内で認められる人材(レンジ)が増えた時にフィールドマネージャーというポジションが生まれました。
フィールドマネージャーは一見、得意を活かし将来のキャリアパスに繋がるポジションだと魅力を感じるかもしれませんが、マネージャーとして役職者としてのトレーニングやティーチング・コーチングの教育プログラムやミッションを通常より低く設定されます。
そのため、必死でマネージャーとして追いつこうとしている人とはレベルの差が生まれます。
それが約2年から3年で大きなキャリアの差になってしまい、フィールドプレーヤーはマネージャーになる機会がかなり限られます。
営業マンが『管理職になる決断力』
管理職は『営業マン』の忍耐を養う第2ステップ
新入社員の時に忍耐を覚えてから、大きな成長を迎える管理職では大きなストレスがあります。 それは給料や年収が下がるのもここに含まれます。
管理職=マネジメントの経験を『ただの営業マン』がタダでさせてもらえる
マネージメントの経験をタダでさせてもらえるという考えになった人は、一流のビジネスマンになれるでしょう。
10人以上の部下をいきなり独立して抱えるのは難しく失敗すれば、従業員も自分も一旦底まで落ちます。
雇われている状態でマネージメントを経験できるということは、あらゆるトライをすることができて、最悪失敗してもクビになるくらいの話なのです。
そんなオイシイ話そうそうありません。
『損して得取れ』です。
なぜなら、管理職にならなければ役員には100%なれないのです。
役員になんてなれない。と考えるならば、そもそも転職して自分の仕事環境を整える必要があります。
【悩む】営業マンを引退して現場から離れる
フィールドマネージャーとマネージャーの温度差
マネージャーは役職者としてポジショニングが明確になり、部下の評価やある程度の時間の『ゆとり』が出てきます。
役職者はその『ゆとり』こそが現場と一線を引き『決断』する重要なものとなります。
一方フィールドマネージャーは空き時間というものがマネージャーと比べ少なく、基本は現場で数字を追い、マネージメント業務を行う必要があるポジションのため重要な決断をしにくい環境と言えます。
【悩】営業マンを続けるしか道がなくなった場合
フィールドマネージャーは長くしないほうが良い
フィールドマネージャーからの昇進は取締役へのキャリアよりも販売戦略などのポジションに振られることが多く、さらには現場で活躍する人材の確保などをミッションとされたり現場を知る人ならではのミッションに期待値が大きくなります。
そうなると取締役よりも監査役や室長のポジションなどになり、将来的に生涯年収に差を生む原因となります。
ある程度期間を区切って、必ずマネージャーや役員になるという明確なビジョンを持ってフィールドマネージャーになる必要があると言えます。
フィールドマネージャーは転職では営業職として扱われる【不安】
フィールドマネージャーはどれだけキャリアが長くてもマネージャーや部長・役員などとは明確な差が採用ではあります。
マネジメントをエキスパートとして行える人材かどうかというと『フィールド』が付くかどうかで差が出てくるのです。
もちろん、転職先の年収も同様でフィールドマネージャーになるだけで低く基準を持たれてしまいます。
営業マンから引退して管理職になる
長い期間の現場兼務は転職を考えるタイミング
フィールドマネージャーは一方、比較的若くともポジションに就くことができます。
30代のうちにフィールドマネージャーになるチャンスがあれば早々に狙い、年収がそのポジションの天井まで行けば長居は無用のポジションだと考えるべきだと言えます。
若いうちにフィールドマネージャーで現場経験を積んでおけば転職でのキャリアパスは成功する確率は年収アップも含めて可能性が高く、ぜひ自分だけの最高のキャリアパスを目指して欲しいと思っています。
『管理職になる決断』と営業マンの悩み
管理職を目指す営業マンは即断即決
管理職になると、営業マンのほう給料も年収も良いという時期が出てくるのが、最近の管理職の特徴です。
しかし、なぜ『給料が下がる』『なぜ年収が下がる』ということを考えてみると、自分を客観的に見ることができます
営業マンは悩み続けると選択肢は減る
一年ずつ営業マンの『転職』という選択肢は減っていく
そんな悩みを抱えている管理職の人は、 すでに貴方を必要としていないか、会社自体が管理職にあげたあと給料を増やさず、安定を提供する代わりにぬくぬくしてくれという企業体質かどちらかです。
今の会社が『どちらかに当てはまっているかもしれない』と思えば、転職をしてみればいいのです。
30代後半から40代の転職、50代の転職は『精神的にも体力的にもキビしい。』そんな考えであれば、お金は諦めるべきです。
しかし、私の会社の取引先に40代で転職してきた人が3年でその会社の取締役にまで上がり更に2年後その会社の社長になりました。
年収700万円が1100万円となり、年収2500万円にまで行き、現在顧問として年間700万所得を得ながら収益自分で小さな会社を立ち上げて合計所得は3000万円を超えているとのことです。
40代から年収を5年で3倍以上に伸ばせる可能性があるのは、転職か独立かどちらかです。
管理職だが給料が上がらない理由
そんな悩みを抱えている管理職の人は、 すでに貴方を必要としていないか、会社自体が管理職にあげたあと給料を増やさず、安定を提供する代わりにぬくぬくしてくれという企業体質かどちらかです。
今の会社が『どちらかに当てはまっているかもしれない』と思えば、転職をしてみればいいのです。
30代後半から40代の転職、50代の転職は『精神的にも体力的にもキビしい。』そんな考えであれば、お金は諦めるべきです。
しかし、私の会社の取引先に40代で転職してきた人が3年でその会社の取締役にまで上がり更に2年後その会社の社長になりました。
年収700万円が1100万円となり、年収2500万円にまで行き、現在顧問として年間700万所得を得ながら収益自分で小さな会社を立ち上げて合計所得は3000万円を超えているとのことです。
40代から年収を5年で3倍以上に伸ばせる可能性があるのは、転職か独立かどちらかです。
営業マンの管理職になる決断力、ならない決断力
営業マンの管理職になる決断力・断る決断力=『楽』を選ばないことが重要
しんどい、めんどくさい、辛いとお金は、常に密接な部分にいます。
しかし、そのまた裏には一流の収入や地位、成功という人生を楽しくさせるものがゴロゴロと転がっています。
それでも社員で社員で続けるか それでも管理職を断るか
それでも『耐える』ことを断るか
それは貴方の決断次第です。
その決断に異議を唱えるひとは誰もいません。
しかし、貴方の決断の積み重ねが、今の貴方です。
このままでいいか、貴方しかわからないことなのです。