売れる営業マンの『腕時計』の選び方
良い腕時計、良いスーツ、良い靴、営業マンの欲しいモノや憧れは多いものです。
『いつかはクラウン』のように、高級車への憧れやマイホームまで考えるとつきることがありません。
しかし、売れる営業マンの中でとても冷静に自分を分析する層が中にいます。
面談や面接、商談を受けると独特の人間味、人間性を感じ『高感度』や『営業マンへの関心度』に変換されることに気づきます。
今回はそんな売れる営業マンの中で、冷静で今後更に飛躍するだろうと確信した方の腕時計への考えや選び方などをお話していきます。
売れる営業マンは高い腕時計にこだわらない
高級商品や高級商材を扱っていても自分は高くない
営業マンの中には、『勘違い』している方も多いようです。
高級車や高級マンション、金融商品、あらゆる商品の中で営業マンという価値が売れるものによって高いと誤解してしまう『勘違い』営業マンです。
売れている営業マンほど、もっと良い腕時計買えばどう？と同僚などに言われるほど身につけるものに対しての金額やブランドにこだわりがありません。
売れる営業マンは誰でも手の届く腕時計を買う
あくまでも、身に付けているモノに商品や自分の会話や提案に箔など求めないという思考が強い方が多いです。
良い腕時計と高級腕時計の違い
良い腕時計とはコスパと客観的なイメージです。
高級時計とは言葉通り、金額が高級・高額であることを表します。
例えば、ウブロとロレックスは高級時計に値します。
グランドセイコーは良い腕時計に値します。
その差は何か。
実はウブロ・ロレックス・グランドセイコーの商品は100万円代の商品が多くあります。
しかし、ウブロは野球選手やアスリートがしているため所得イメージが付きます。
ロレックスはもちろん、メルセデスベンツ と言えば高級車という高級商品の代名詞となっています。
グランドセイコーはどうでしょうか？
金額は同じような価格帯でも、良い腕時計をしていると一目でわからないのが良い腕時計です。
グランドセイコーはロレックスに勝つ
グランドセイコーは価格がわかりにくいブランドで、ぱっと見ただけでは本当に価格は読み取れません。
私も多くの営業マンの腕時計を見てきましたが、グランドセイコーをしている営業マンとシチズンは侮れないと何度も勉強させられました。
例えば、資産価値の高い腕時計が欲しいと思えば金無垢の腕時計を探し始めるはずです。
金は有限資産として逓増した価値を経済は見込んでいるからです。
しかし、この世の中で人気の高級腕時計で金無垢トレンドに乗っているのは華美なデザインが多く。デイジャストのホワイトゴールドを選んでもロレックスという高級ブランドバリューが邪魔をしてしまうことになります。
なぜなら、『高級腕時計をしている』と客観的に分かってしまうからです。
しかし、グランドセイコーのホワイトゴールドケースの腕時計は、ほとんどの方が見破れないはずです。
そもそもグランドセイコーなのかセイコーなのかすらぱっと見の判断がむずかしいからです。
『良い腕時計』であり高級腕時計に見えすぎないポジションはグランドセイコーの唯一無二の存在だといえます。
年収1000万円の営業マンはロレックス、自営業の年収1000万円はセイコーの理由
ここでリセールバリューを気にするならばロレックスのデイトナを購入するか、パテックフィリップが買える日まで我慢し続けるかの選択になるでしょう。
もちろん、良い意味でも悪い意味でもロレックスやパテックフィリップというブランドバリューを自分が身に付けてしまうというのは事実です。
銀行の融資部はロレックスとセイコーをしている経営者なら、融資を通しやすいのはセイコーだと口を揃えて言います。
そのため自営業でコンスタントに仕入れなどで融資を依頼する場合ロレックスはデメリットになってしまうのです。
逆に、営業マンはロレックスを所有できるだけの成果やコミットを会社にできているという証で高級腕時計を背負うということも考えられます。
1ヶ月分の給料＝腕時計1本の購入上限
では、「私にはロレックスなど恐れ多い」という謙虚な営業マンのためにお話しすると、1ヶ月の給料の平均が自分の1本当たりの腕時計で購入しても印象を下げない金額だと言えます。
なぜなら3ヶ月カップ麺の生活をして頑張って買いました。
初めて月収が100万円を超えた記念に買いました。
と聞けば人は生意気に高級な時計をしている営業マンから、『努力している営業マン』に目が変わるからです。
逆にそれ以下であれば堅実だと思われますし。それ以上だと見栄っ張りと思われしまう可能性を踏まえて身につける必要があります。
営業マンという多くの人と会う仕事で、いきなり腕時計のせいで印象をわざわざ下げたいと思う方は少ないと思います。
いくらなのかわからない腕時計とは？
セイコーやシチズンの時計のことを知らない方はもしかすると1万円くらいの時計メーカーだと思っているかもしれません。
公園の時計がセイコーであったり、目覚まし時計や学校、会社の時計がシチズンだったという記憶が強いためです。
しかし、実際は高級で最高の性能を持った腕時計をいくつも販売しています。
海外ではグランドセイコーはポルシェと並ぶ
グランドセイコーは驚くかもしれませんが、海外で絶大な信用と高感度を持っています。
海外の富裕層も一部ではポルシェとセイコーウォッチのコーディネートがステータスという方もいるくらいです。
高級車の中でシンプルな高級車というのはポルシェの911だとされています。
装飾華美を取り除いた原価の高いクルマとして知られています。
それくらい海外での支持率が高いグランドセイコーが身近にあるのに、日本人はロレックスが大好きなのが不思議だ、という声も何度も聞いたことがあります。
グランドセイコーより高感度の上がる腕時計
グランドセイコーは特に金融業である銀行や保険会社でのエグゼクティブに支持されており、グランドセイコーというブランドに憧れを持っている上司も少なくありません。
そんな中、グランドセイコーよりも好感が持たれやすい腕時計は二つあります。
- アップルウォッチ
- セイコープレザージュ
この2本です。
アップルウォッチはビジネスマンがつける時代になった
アップルウォッチがビジネスで本格的に認知されたのには段階がありました。
一つ目が芸能人ではなくコメンテーターや評論家などが身に付けてニュースなどに出演し始めたこと。
二つ目が健康増進プログラムで企業がアップルウォッチなどのスマートウォッチで歩行や運動量をチェックする福利厚生が始まったこと。
三つ目が医療従事者の着用です。医師や看護師などにアップルウォッチが浸透し、ファッションウォッチからアップルウォッチはビジネスウォッチとして認知されるようになりました。
この6シリーズから血中酸素濃度が測れ、心拍数も把握できます。まもなく心電図も日本で利用できるようになるというニュースも出ています。
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売れる営業マンの選択肢には『セイコープレザージュ』
セイコープレザージュはグランドセイコーではなくセイコーブランドとしてのジャパンメイドにこだわる腕時計です。
価格帯は5万円前後から20万円を超えるものもあります。
グランドセイコーとの差は『GS』というロゴがないことで、より堅実で上品な腕時計として高感度が高い腕時計とされています。
意外と日本では着用率が低いプレザージュ。
セイコーを買うならばオメガのスピードマスターのエントリーモデルを狙う。そういう方が多いのも事実です。
しかし、セイコーだからこそのこだわりは年々理解できるようになり、比較的年齢層が高めで高級商品を扱う営業マンはぜひ身に付けて欲しい1本です。
セイコープレザージュとはどんな腕時計か
セイコーのラインナップに加わったのは2011年で、グランドセイコーのラグジュアリー性とフォーマルウォッチをメインとするクレドールとは一線を引くポジションにあります。
プレザージュは『手が届くラグジュアリー』をコンセプトテーマにしている腕時計です。
営業マンの損せずダサくないコスパ良しの腕時計
営業マンとして身に付けている腕時計での偏見から極力遠い位置にあるセイコーが、嫌味なく付けられるスーツやジャケットとの相性抜群の腕時計です。
セイコーは日本メイドということもあり、日本人の腕周りに合わせやすい絶妙なサイズ感、つけ心地も特徴です。
そして、何より洗練されたデザインは、腕時計好きには好感を持たれ、腕時計に無知な人でも高級すぎない印象が営業マンには強い武器になるはずです。
高級腕時計に見えない時計を選ぶ
営業マンと政治家は立場上似ているシーンがあります。
『自分を売り込む』ということです。
その中で仮にも資産を多く持ち、年収もお客さんより多くとも『お願いする』立場は営業マンであり、政治家なのです。
そんな政治家の方は腕時計でセイコーやシチズン、カシオなどの国産腕時計を身に付けていることが多いのです。
元首相の安倍晋三氏はセイコーアストロンやグランドセイコーの着用率が高いことでも知られています。
ちなみに菅総理大臣もセイコークレドール、小泉進次郎大臣もアストロンを着用しての国会答弁がニュースで確認できます。
