営業マンは『疲れた』と言ってはいけない理由
疲れたという言葉が心も財布も貧乏にする
日本では忙しいと同じくらいよく使う『疲れた』という言葉。
みなさんも無意識に言っているでしょう。
しかし、低レベルな・・・と思っている人こそ「疲れたぁ~忙しすぎる」と愚痴を言っているものです。
「疲れた」何が疲れているのか
海外の打ち合わせで、「つかれたぁ~」というと「「具合が悪いのでは?」と聞くのです。
海外で疲れたというと風邪をひいているのか?と言われるほどあまり使われない言葉です。
「疲れた・しんどい」という営業マンは戦力外
上司が『できない営業マン』や『戦略外』だと思う言葉が「しんどい・疲れた」と言う人材だと言います。
上司は『疲れた』営業マンにしてあげられることがないから、という意見が多いのです。
「わからない」と言われると教えることができますが、疲れたと言われるとお手上げだということです。
非常に厳しい目で見る上司だと疲れたというと「しばらく休暇を取りなさい」と言うことを聞いたことがあります。
営業マンの『疲れた』が貧乏にさせる
疲れたと聞いてしまうと人間は、相手のキャパ(キャパシティ、器の大きさ)を悟ってしまう傾向にあります。
疲れたという人にはお金の芽である商談や昇進の機会、あるいは支援や出資に関しても上手にまとめることができません
『疲れた』の裏にある貧乏を加速させる力
確かに疲れたという言葉は、日常で言ってもいいシーンはいくつもあります。
しかし、「疲れた」というだけで自分の身体が過去の「疲れた」と言った自分の過去を思い出してしまうので本当に身体が疲れているように感じるようになります。
疲れたと発言することによって意志が弱くなり、期待は上司も自分も少なくなり最終的に『貧乏な営業マン』の道が拓かれていきます。
そして、疲れていない身体なのに疲れたと思い込んだ身体は本当に疲れて「疲れた」と口にし、ますます貧乏になる負の連鎖が起こります。
『疲れた』の周りにいる営業マンたち
疲れている人の周りには、引き寄せの法則で「疲れた人」ばかりが集まって来ます。
前述通り、『自称疲れた営業マン』にはお金が回ってきにくいため貧乏な営業マンばかりが周りを囲むことになります。
疲れていそうな営業マンほど『言わない』
それでも本当に疲れている営業マンももちろんいます。
接待や徹夜、クレーム対応などです。
どうしても営業マンはタイトなスケジュールになることもあります。
しかし、実際疲れている営業マンは、疲れすぎて何も言わずどう思われてもいいから『食事と睡眠』を取り始めるのです。
そんな姿を見ると上司は疲れているなど聞かずとも、『頑張った』ことを理解してくれるのです。
最後に
お金持ちになりたい。成功したい。モテたい。
どんな邪(ヨコシマ)な気持ちでも、自分がその理想の姿になる1歩は非常に簡単です。
「疲れた」と言わなければ良いだけなのです。
それだけで営業マンのキャリアを築くきっかけになるならば、『疲れる』ことではないのでしょうか。