営業マンの不眠・『寝れない』の解決方法
営業マン時代も、独立した後も、筆者の私も
『寝れない』ことに悩んだ時期がありました。
寝具を変えたり、ベッドを買い替えたり、入眠導入剤を飲んだこともあります。
そんな私が、ここ5年ほど米軍式睡眠法を試し寝つきが抜群に良くなりました。
米軍式睡眠法とは
米軍を含め軍隊ではあらゆる場所、状況で『寝れる状態』『寝れる時』というのは限られています。
アドレナリンが出ると人間は眠れなくなり、ストレスがあればそのストレスが回想され、頭が動いてしまいます。
そんな人間を睡眠へ誘導させるのが『米軍式睡眠法』です。
米軍式睡眠法のやり方
1.顔の筋肉の力を抜く。
2.肩や腕、手などをベットや布団に沈める感覚で力を抜いていく
3.息を吐いて胸の力を抜く。
4.脚を脱力させ。布団に沈める感覚を感じる
5.何も考えずに『無』の状態で深呼吸を10秒する。
『何も考えないことができない』から眠れない
リラックスや、何も考えない『無』の状態というのはトレーニングをしてもすぐには自分ではできません。
人間の呼吸は、吸いたい、吐きたいというタイミングを自分が呼吸しようとしているタイミングを遮って行うことができます。
つまり、『自己の介入』ができます。
しかし、睡眠は自己の介入ができず、『睡眠中』に近い状態を作り身体がスイッチを押すしかないのです。
だから、日中と同じ状態で寝ることしにくいのです。
米軍式睡眠法のコツ
顔の筋肉の力を抜くというのは想像よりも難しい方がいると思います。
イメージはお風呂に入っている時や、うたた寝をしてよだれを食う時の顔です。
目はしっかり閉じられているというよりも白目になりかけていて、口は少し開いている・半開きくらい。
あまり、全身の脱力感をいきなり作り込むと、意識が向きすぎて寝れなくなるので、あくまでも何か考え事をしそうになれば、思い出すくらいで最初はいいと思います。
米軍式睡眠法がうまくできない場合
米軍式睡眠法で寝れないという方は、私が米軍式睡眠法に追加している方法を真似てみてください。
頭は『無』にするのが非常に難しいので、心配事や不安、ストレスを思い返してしまいます。
『無』に極力近づけることから始めても十分実感して入眠が早くなります。
『羊が一匹・・・』と数えるのは羊でなくとも、数を数えるだけでも効果があります。
単純ことを永続的に繰り返すだけで、雑念が入る隙間がなくなります。
私の場合は、最初は早く数字を『1〜4』で少しずつ遅く数えていくことにしています。
どうしてもキリがいい数字は法則性が生まれるので『1〜5』よりも、勝手に数えてしまうというより意識的に数える感覚を覚えます。
少し頭が間違えて『5』まで数えないようにという注意をさせるのが効果的でした。
いきなり『無』は無理、適度に頭を使う方が眠れる
米軍式睡眠法の効果を倍増させるのは運動と入浴
眠れないと、ついつい寝酒をしてしまうという方もいると思いますが、寝酒は酔いが覚めると余計に『覚醒』して、眠りにくくなります。
意識が戻ってきてしまうと、余計に色々なことを考えてしまうのです。
それよりも、階段を使ったり、バスで帰る駅から自宅までを歩くなどのする方が、眠りは早くなります。
あとは、入浴。
ベタなことだと思いますが、この3点が揃って眠れないのは、他のことを考えてしまっているか病院で入眠剤をもらい、『眠りにつく』という感覚を習慣つける必要があるかもしれません。
寝る前に疲れるまでスマホを見ると眠れる?
字幕の映画やドラマは意外に眠たくなる
寝る前にスマホを見ると、目が冴えるという方もいれば、疲れて眠れるという方もいます。
私は、スマホが気にならないタイプなので、見たくなれば見ますがスマホで何かYouTubeなどを観るよりNetflixなどのほうが『眠気』は感じ易い気がします。
特に、字幕を追う映画やドラマは本を読んでいるのと同じように、一定の目の動きと他のことから『抜け出すタスク』になるので効果を感じます。
電気はつけっぱなしで寝ても良い
寝る準備万全というのは、逆に『寝れない』という状態を作ってしまいます。
『寝落ち』の感覚をまず身につけるほうが、優先で私はあえて電気をつけっぱなしにして、テレビも意識的に消して寝ないといけないと考えずに『寝るモード』を作ります。
人は寝てはいけないタイミングで眠たくなるもので、授業中や運転中など本来寝る環境として十分とは言えない状況で眠たくなります。
だからこそ、「電気を消さなきゃ・・・」「テレビを消さなきゃ・・・」がすごく眠たさに拍車をかけるのです。
『寝る準備』は整いすぎると、寝ることに緊張する
米軍式睡眠法の応用
緊張時にも効果的な米軍式睡眠法。
急に緊張する場面というのは仕事ではあると思います。
その際も米軍式睡眠法はすごく効果があります。
営業車や電車、移動中にもなるべく顔を脱力させて、頭の回転を『ロー』に入れるという感覚は、『休息感』を強く感じることができます。