「〇〇様のお電話でしょうか?」そんなテレアポはヤバい!
テレアポや会社からのオファーでよくあるのが、「〇〇様のお電話でしょうか?」と掛けてくるテレアポや企業、営業マンです。
トークスクリプトとして非常に出来が悪く、コンサルしている企業には変えてもらうように常々お願いしてきました。
「〇〇様でしょうか?」と聞かれると怖いお金持ち
私は世間に顔を出さずにこれまで仕事をしてきました。
「〇〇様でしょうか?」とは非常にドキッとする言葉です。
なぜなら、「はい、そうです。」と言った瞬間にこの番号が自分と紐づいてしまうからです。
情報が命のビジネスシーンで名刺の売買すらあります。
世間の成功者やお金持ちは名乗りもしない相手に自分の名を名乗りたくないのです。
名乗らず聞く失礼さはわざとならオッケー
営業スキルで名乗らず関係性を築くラフプレーは私も実はしたことがあります。
しかし、非常にリスクがあります。
自信がなければまず名乗るべき
営業スキルやトークスキルが高い営業マンは暗雲がチャンスと考えます。
しかし、自信がない営業マンはまず暗雲と距離を取るべきでしょう。
まずは名乗り、礼儀正しく挨拶をする。
この基本なしには応用スキルの腕は上がりません。
テレアポが上手くなりたいのか、結果が欲しいのか
テレアポとは元々新人が固定客がいないから、暇をつぶさせるために調子伺いをさせたり、電話帳を端からかけさせます。
でも実はテレアポは腕の良い営業マンの方が効率的で、スキルや経験に乏しい営業マンが電話をして「ぜひぜひ、話を聞きたいです」と思うわけがないのです。
結果が欲しければ、営業のスクリプトを早く捨てて本当に価値のある内容を伝えられるトーク術を学ぶべきなのです。
お金持ちがフルネームで電話に出る場合
お金持ちがもしもしという前に、フルネームで電話に出る場合があります。
その場合は、政治家の家系であることが多いです。
政治家は名前を売り、顔を売り込むことを重要視します。
そのため、政治家の方は電話でフルネームで応答することがあります。
私は取引先には拒否を伝える
私は気難しい方ではありませんが、
自分の身を守るためにも、取引先などは必ず名乗ってから私かどうかを確認するようにお願いをしています。
というのも、一度だけ同じ社名を名乗り、今の原稿の進捗を聞いてきた電話がありました。
固定電話で無意識に出てしまったのですが、そんな電話は出稿する会社はしていないというのです。
つまり、どこかの企業が新しい原稿を書いているかを調査するために電話をしてきたのです。
そこから、私は先に名乗らない取引先は電話を切らせてもらうことにしました。
私よりもはるかに有名税を払う著名人は、〇〇様でしょうか、など聞かれたくもないはずです。
そんな心境を汲み取れないと商談に進めることはないと言えます。
そもそも電話嫌いな経営者・お金持ちが多いという事実
ホリエモンはアンチ電話主義
ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏は「電話は時間泥棒だ」と言っている。
「電話は相手の時間を大幅に奪うツールで、あなたの時間をも無駄にしている。だから僕は電話が大嫌いだ」と、著書(『99%の会社はいらない [ 堀江 貴文 ]』)の中でも書いていました。
「予定が埋まっていて出られないことが多いが、かけ直すと今度は相手が出ない」といった生産性の低さを訴えていました。
急ぎでも電話はかけるな、かけてくるな論
私と同じ年齢、少し上の世代は電話は鳴ってナンボと言っている方が多くいます。
電話が鳴るということは自分を必要とする人が多くいるということだからだと言います。
しかし、私たち世代より上の成功した会長・オーナーの方々は、電話は掛けるもので、受けるものではないという考えの方が多いのです。
もっと言えば、「私の電話に出ない」=役に立たないとまで言います。
「私だが、昼でもするか?」と誘うことはあっても、「会長、お昼どうですか?」という電話は嫌がるということです。
電話や人に支配されない層にまで上り詰めた方と接点を持つならば、対面で会える環境を整えるのが最も早く効果的だと言えます。