- 1. 営業マンはもう要らない・邪魔になる時代になる理由
- 2. 営業マンはもう要らない・邪魔になる時代になる理由
- 3. 無料で多くの潜在需要にアプローチできるようになった
- 4. SNS+AIの最強タッグは営業を不要にする
- 5. 営業マンが邪魔に感じるようになったら
- 6. なぜ今まで営業マンのニーズが消えなかったか
- 7. 生命保険が非対面になって青ざめた保険営業
- 8. AIを企業が導入する理由は、利便性よりコンプライアンス
- 9. AIには退職金もボーナスも不要
- 10. 営業マンはもう要らない・邪魔になる時代に活躍できる人材とは
- 11. 営業マンしか営業できない分野
- 12. 営業マンが委託・フリーランスになる可能性
- 13. 今30代の営業マンや20代の営業マンはどうするべきか。
営業マンはもう要らない・邪魔になる時代になる理由
「営業マンという仕事は何人いても売上を運んできてくれるから欲しい」
売上が伸びた会社の経営者は誰しもが一昔前まで思っていたことでした。
営業マンは常に需要のある転職マーケットだったのも確かです。
しかし近年、驚くほどの市場変化に営業マン不要節が出てきました。
もっと言えば、会社が邪魔扱いしてくる時代が来る可能性があります。
営業マンはもう要らない・邪魔になる時代になる理由
営業というカテゴリーがなくなるのではなく、完全に『人』である必要がなくなったと言えるのです。
この営業マンはもう要らない・邪魔になる時代になると言われ始めた一番の原因はAIの導入でした。
このAIの話は後半でお話しますが、もっと身近で感じられるのは広告の存在です。
それこそ、30代の男女の方は広告といえばテレビのCMや雑誌や新聞の広告を思い出すと思います。
しかし、近年新聞広告やテレビCMの出稿は非常に減っており、広告のコスパが非常に悪いと言われるようになりました。
無料で多くの潜在需要にアプローチできるようになった
近年法人がSNSアカウントを持ちプロモーションするようになったのは、自社がコンサルタントや専門職を雇い広告を打てるようになりました。
政治ですらSNSを起用するようになり、もはやビジネスツールと言っても過言ではなくなりました。
SNS+AIの最強タッグは営業を不要にする
SNSとAIがタッグを組んでしまうと営業マンという存在は実際不要になるのは容易に想像できます。
理由は簡単で見込み客の掘り出しがSNSででき、需要が生まれやすい部分にアプローチし、購入までのプロセスはAIが対応すれば完全に営業マンは不要になってしまうのです。
営業マンが邪魔に感じるようになったら
雇用している営業マンが、AIの導入やリモートで多すぎる=不要となった場合、経営者たちは雇ってしまった人材をどうしようかと頭を抱えるようになります。
早期退職を促すだけの内部留保があるのか、と眉間にシワを寄せる経営者を想像できるはずです。
つまり、今まで依存していた営業の要が邪魔とすら思えてしまう時代が来るかもしれません。
なぜ今まで営業マンのニーズが消えなかったか
逆になぜ営業マンという仕事に多くのニーズがあり、求人が今もあるのか、というと公的なシステムが追いついていないというのも理由に挙げられます。
例えば、自動車ディーラーで言えば、運輸局に出向くような非常に非効率な登録制度があります。
さらにはローンで買ったクルマは残債をどう処理するべきなのか、というのは非常に多くのパターンがあり機械的な処理が難しいとされていました。
しかし、ついにテスラがネットでクルマを売るようになりコロナ渦でリモート商談が採用され、不可能を可能しなければならない力が大きくなり見直されるようになりました。
生命保険が非対面になって青ざめた保険営業
生命保険というのは保険業法上『対面』が基本の業種でした。
しかし、コロナ渦でどうにか保険会社の契約が欲しいと考えリモート商談ができる環境整備を1年ほどで作りあげました。
そうなると、簡単に言えば保険代理店という組織自体がほぼ不要になり、保険会社がカスタマーセンターのオペレーターのように担当者を置くだけで支店を多く抱える必要すらなくなるという仮説が生まれるのです。
つまり生命保険=人との関わりと保険会社が胸を張っていたのに、人との関わりに距離を置く手段を採用し始めたのです。
提携法人や取引先に飴やお菓子を持って営業にいく保険営業に居場所がなくなってしまうのです。
なぜなら、コロナ渦で一度できてしまった営業との距離感で、不自由なかったため改めて外部の人間を社内に入れる必要を考えるようになるからです。
それにそもそも、社員の出社率を引き下げたため会社に出向いても多くに人に会えないという環境が今後も続いていく可能性が高いのです。
AIを企業が導入する理由は、利便性よりコンプライアンス
営業マンを多く雇うと黒をグレーにするような商談や不正・横領のリスクが減ります。
さらには、企業の労災やメンタルヘルスなどの心配も減るというメリットもあります。
つまりは企業のガバナンス統制がAIによりリスクヘッジされるという画が完成するのです。
AIには退職金もボーナスも不要
AIを取り入れるのに人材募集の広告を打つ宣伝費や退職金の積み立て、健康保険・給料やボーナスというのも不要です。
企業とすれば従業員の人数=信用や会社の規模を表すならば、雇う人材は営業ではなく違う需要が生まれてくると言えます。
営業マンはもう要らない・邪魔になる時代に活躍できる人材とは
営業マンはもう要らない・邪魔になる時代に営業マンが生き残る術は何か。
それは『誰でもモノや情報が売れる』再現性のあるプロセスが発見でき考えつく人です。
つまり自分にしかできない売り方やセールスが不要になるということです。
なぜならAIは同時に10人以上の営業マンの代わりになるため、実際に売るのではなくAIのブレインになる側に需要が高まるのです。
営業マンしか営業できない分野
ただ営業マンが一人もいない時代が来るかと言われるとそうではありません。
が、営業マンを会社が今の人数を雇い続けるかどうかと言われると否定するしかありません。
例えば、パソコンが全く使えない人にはAIも歯が立たないのです。
営業マンが委託・フリーランスになる可能性
営業マンを会社が常時雇用する必要性にメリットを感じなくなれば、間違いなく『営業代行』が活躍する時代になるでしょう。
今までのトップセールスたちが独立し多くの企業の『代表営業』として委託される存在になるはずです。
しかし、多くの場合はAIや機械的に処理されるようになるため今より多い収入が生まれる市場になるかというと期待はかなり薄いと言えます。
つまり営業マンの社会的な評価が今後かなり下がると予想できるのです。
それを証拠に営業マンよりもエンジニアの求人が増え続け、エンジニアは既に直接雇用ではなく委託請負の雇用が増えています。
このケースモデルを見ると営業マンもそうなっていく可能性が伺えます。
今30代の営業マンや20代の営業マンはどうするべきか。
いち早く、商品を売る仕事から『どうすれば売れるか』を伝えられるトレーニングをし始めるべきでしょう。
そして個人プレーではなく人を巻き込み、成果を上げキャリアを積むというのが得策です。
なぜなら、1人で1億円プレーヤーになってもAIには勝てないためです。
それよりも成功事例を伝え、営業トレーナー・コーチングを社内で兼業できるようなキャリア形成をしていけば、リモートビジネスへの抜擢も十分可能性があると言えます。
ちなみに、パソコンやスマホが疎いという40代がいれば間違いなく、居場所がなくなると言えるので今すぐ行動するか業種変更するべきかもしれません。