営業マンは地雷系『事務』と喧嘩するな
事務員と営業マンの不仲というのはこれまでも記事にしてきました。
もはや折り合いがほぼつかない『犬猿の仲』として、新卒や若い営業マン、営業経験のない方は注意しましょう。
そもそもなぜ事務員と営業マンの仲に喧嘩やトラブルが起こるのか。
そして最も気をつけないといけない『地雷系事務員』の正体を解説していきます。
『地雷系 事務員』とは?
事務職や事務員と営業マンは元々仕事の畑が異なるというのは確かですが、
「あれ?この人(事務員)すごく親切だ」という方に当たることもあります。
しかし、そんな親切で優しい事務員が『地雷』な可能性があるので要注意です。
地雷系事務員のほとんどは優しくて親切です。
しかし、ある特定の営業マンだけ優しい=つまり自分の好みの異性の営業ということです。
営業を含め社内恋愛は色々と面倒なことが起きやすいので避けることが多いですが、この『好意』を邪険にするとどん底に突き落とされることになります。
食事や交際を断ったら態度が激変した『地雷』事務員
食事や交際などを営業に迫る事務員は意外と多く、その中でも優しくて親切にしてくれていた事務員ほど振られた瞬間に態度が激変します。
「知らない」「わからない」「他の人お願いしてください」「受け取っていません」
この4点で返事され始めると、その事務員との関係修復は不可能だと判断するべきでしょう。
営業マンが『地雷系 事務員』に引っかからないためには?
まず営業マンは頼みやすい事務員に仕事を任せる傾向があります。
事務員が5人待機していても『いつもの』事務員に任せるため仕事を事務員同士で営業マンから仕事を引き受けたあと分担させていることも多くあります。
つまり『良い顔をした事務員』の裏には他の事務員の労力があるということです。
そのため、「ありがとう」と言うのは任せた事務員だけになるため鬱憤が溜まりやすいのです。
ミスをしてきたした瞬間に号泣・出社拒否の『地雷』事務員
事務員は正社員ではなく、契約社員の場合も多いです。
特に契約社員は一定期間で複数の会社に移ることが多いため、あまり社内での噂が聞こえてこないことがあります。
新卒から入社して事務を担当している場合は、同期入社が営業や他部署にいるためおおよその『人柄』がわかります。
営業マンの中にもミスの指摘が厳しい人もいますが、「これ間違っていたから契約書巻き直しだよ」と言った瞬間に号泣、言い返したり反論するのではなく泣き、早退・出社拒否。
この地雷を踏むと社内では営業マンが『パワハラ』をしたと一瞬で噂が広がるので、要注意です。
『営業が偉い、事務は裏方』本当に合っているのか問題
営業職は会社にお金を運んでくる仕事で、事務員はお金を運んでくることはありません。
売上に対しての労力・生産・報酬で見れば、実は同じなのですが、どうしても営業が偉くて事務は裏方という扱いになります。
その『暗黙の常識』は、事務員もわかって仕事をしています。
事務が嫌で営業をしたいという人材が事務員をしているケースは稀です。
もっと言えば、事務員はサポーターという仕事ですが、営業より偉いわけでもありません。
会社や組織は『輪』『協力』『相互』を求めても、現場では『優劣』を決めたがるのです。
『地雷』事務員を当たらないようにしないは、無理
地雷系の事務員は基本的に関係・接点を持ちたがります。
例えば、商談中に「事務の〇〇です〜この書類〇〇さんの認印抜けていますよ」と電話をかけてくるのです。
帰社してポストイットで済むことでも電話やメールでコンタクトを取ります。
「商談中です」
「忙しいのでまた」
と、急ぎ口調で言うと、大変なことになってしまいます。
地雷事務員を避けると『イジメ』と拡張されるので、営業マンはお客さん以上に気を遣う必要があるのです。
営業マンが絶対的に事務員と良好関係を築く方法
事務員のお局と仲良くすることです。
それも他の営業マンにすごく当たりの強い『ボス』のような存在の人を選ぶことです。
同世代の方が話し易いなどと甘いことを考える営業マンほど地雷を踏むのです。
前述通り、事務員同士である程度仕事量を調整して分け合っているので、『ボス』が他の事務員に振った仕事でミスがあれば、そのボスが営業の代わりに『教育』をしてくれるのです。
そうやって営業マンと地雷系事務員に『一枚鉄板』を挟むと営業はすごく仕事がしやすくなります。