できる営業マンは、すぐ電話に出るのに『スマホ依存』にならない理由
できる営業マンはスマホ依存にならない理由
営業職というのはスマホがなければ仕事にならない時代です。
経営者以上に、『呼ばれたらすぐに出る』ことが一つのアピールになるためです。
しかし、なぜかスマホ依存に心身共に影響が出始めているのは、売れていない営業マンなのです。
今回は『できる営業マンの新しいスマホとの関わり方』を紹介していきます。
売れない営業マンほど『スマホ依存』
忙しい営業マンと『できる営業マン』は似ているようで異なります。
忙しくとも売れていなければ『できる営業マン』とは言えず、暇そうに見えて予算を常に120%に乗せてくる営業マンは『カリスマ』と呼ばれるためです。
売れない営業マンは鳴らないスマホを気にかけながら、『スマホでゲーム』をしているのです。
売れない営業マンほどスマホの依存度が高い
電車の中を思い返せば、スマホを触っていない人を探す方が難しいですし、営業車でサボっている営業マンが小難しい本を読んでいるかと言えば、スマホでゲームや漫画、YouTubeを見ている場合が多いでしょう。
スマホ依存とスマホの使用時間は異なる
確かに『できる営業マン』は総じてスマホでの通話時間は長い傾向にあります。
営業車でもハンズフリーで『調子伺いの電話』をし続け、通話時間が長いのです。
しかし、実際スマホの画面を見ている時間は短く、『スマホを見る』のは検索する目的がある時だけなのです。
できる営業マンはやはり電話に出るのが早い
できる営業マンは『3コール以内に出るのが売れる営業マン』でもお話しましたが、非常に電話に出るのが早い傾向があります。
以前はスマホの画面を見ておかないと着信が分かりませんでしたが、今はAirPodsやApple Watchなどで着信を知ることができます。
つまり、『鳴れば取れる・わかる』環境になったのです。
だからこそ、できる営業マンはスマホを放置できるようになったのです。
無駄にスマホの画面を確認する時間も省け、できる営業マンはスマホを触る時間が減り始めています。
売れる営業マンは本当にSNSに依存なのか
「DODA(デューダ)」が調査したSNSの使用率と年収のバランスでは所得の高いビジネスマンもSNSを多く利用していると読み取ることができます。
しかし、SNSにもさまざまな種類があり、Linkedinなどビジネスで使いやすいSNSなどもあるため一概には年収が高い売れる営業マンがSNSにハマっているわけではないでしょう。
海外のエグゼクティブが『スマホ断ち』を始めたこと
海外のエグゼクティブはデジタルデトックスというトレンドに早くから注目し始め、スマホやパソコンと接する時間を極力減らす傾向にあります。
スマートフォンを所有する15歳~59歳の男女2,173人を対象に、スマートフォン利用時間を聞いたところ、「2時間以上3時間未満」が19.7%と最も多く、次いで「1時間以上2時間未満」が16.3%というデータがあります。
つまり1年で1ヶ月以上スマホを見て私たちは生活をしているということです。
月20日、8時間勤務の会社員は年間約2000時間働いています。
そう考えると、スマホの使用時間は異常とも言えるでしょう。
海外のエグゼクティブは耳にスマホを近づけない
海外のエグゼクティブは耳にスマホを付けず会話をする傾向にあります。
固定電話でも、内密な会話以外はスピーカーフォンで話をします。
エグゼクティブほど健康志向が高く、妊婦のスマホ利用や母体のお腹の近くにスマホを長時間置くべきでないとWHOなどの国際機関が正式に発表をしています。
海外のエグゼクティブは、スマホから発せられる電磁波が睡眠障害や頭痛、倦怠感や吐き気、肩こりを誘発させるという懸念に敏感だと言えます。
【参考】一流の営業マンの『スゴい』電話テクニック
フルネームで電話に出る確率は0.03%
一流商社に勤める方で、日本で多い苗字に方で出会ったことがありました。
「〇〇 〇〇でございます」フルネームで電話に出る営業マンがいます。
フルネームで電話に出たビジネスマンは非常に少なく、珍しい電話の出方ではありますが、電話の一言目で差をつけるならばフルネームで自分の名前を伝えるというのは非常に簡単で強いアピールになるかもしれません。
有益な話をしたいと電話をしているのに、相手に先名前を聞くというのも失礼な話だと言えますし、自分の誠意の魅せ方を独自で探していくことも大切だと言えます。