一流のビジネスマンがしない電話の掟
リモートワークも増えて不慣れな環境で仕事をすることになったビジネスマンは多くいると思います。
一流のビジネスマンというのは元々、様々な環境下で仕事を円滑に進めた経験があるため意外にもコロナでのリモートワークにも不自由していないというのが驚きでもあります。
そんな大変革を遂げたビジネスシーンでテレビ会議を含む電話の掟が一流のビジネスマンにあることをご存知でしょうか。
一流のビジネスマン電話の出方・電話の掛け方
絶対にしない電話の掛け方
最初に思いつきそうなのは電話を掛ける時間か、と思いきや電話口に電話に相手が出た瞬間に何を一言目にいうかということです。
「もしもし・・・?」
なのか、はたまた何か違う言葉なのか。
電話の掛け方。
「〇〇様のお電話でしょうか?」
意外と多いこの電話の一言目。
違和感がない方や今もそうやって電話をかけているビジネスマンは多くいると思います。
しかし、一流のビジネスマンは違います。
「〇〇の〇〇と申します。〇〇様のお電話でしょうか?」
この一言目がダントツに多いのが一流のビジネスマンです。
一流のビジネスマンの電話は礼儀正しい
大手のカスタマーサービスですら、「〇〇様のお電話でしょうか?」と電話をかける中、一流のビジネスマンは自己紹介先行で話をします。
この理由は単純に、「誰の電話なのか」が誰しもわかっているわけではないということです。
さらに言えば、富裕層ほど知らない番号には出ない傾向がありますし、電話番号を教えないということも多い傾向があります。
一流のビジネスマンの相手は保守的
この電話番号が自分だとわかると面倒が多いことが多いというのが、お金持ちを含め経済的に余裕のある人の悩みです。
簡単に着信拒否ができるようになりましたが、多くの知らない番号から呼び出される可能性が出る(=個人を特定されるリスク)を恐れています。
そのため、自分をまず伝え安心してもらった上で、確認をするのがお金持ちが「わかっている」と感じる電話のマナーだと言えます。
一流のビジネスマンがしない電話の掟
「いつもお世話になっております」は時間の無駄
「いつもお世話になっております」というトークスクリプトを備える企業が多いですが、実際「いつもお世話になっております」という言葉を誰に言われるかで言葉の価値は変わってきます。
見ず知らずの人から言われるのと、むしろお世話になってこちらがなっている人から言われるのでは相手の心証は全く違うはずです。
皆さんも駅でいきなり、「いつもありがとう」と言われたら「誰?」となるはずです。
少なくとも「いえいえ、とんでもないです」と答える方はいないはずです。
一流のビジネスマンがしない電話の掟
電話の内容は電話を「もしもし」と言われてから30秒以内に伝えている。
一流のビジネスマンが多忙なように、顧客も忙しい場合が多いため長々と話をするのは迷惑なのです。
そのため、なぜ電話をしてきたのか、という相手の疑問を聞かれる前に解消すると、相手は言葉に出すよりも、心で感じるよりも前に電話の意味や価値を知ることができるのです。
一流のビジネスマンの電話の受け方
一流のビジネスマンは基本的に仕事用とプライベートでスマホを分けている場合が多く、仕事用の電話では驚くほど決まって「もしもし」と言いません。
相手が聞こえないと言われて初めて、「もしもし、聞こえますか?」と言えばいいだけで、聞こえていそうな時に「もしもし」はなくても良いという思考も一流かもしれません。
一流の政治家や政界の重鎮の電話はフルネーム
「〇〇 〇〇でございます」フルネームで電話に出る方が多いのです。
これは最初驚きましたが、政治家というのは名前が顔だと言われています。
私もこの経験をして、電話に緊張と稲妻のような衝撃があったのを覚えています。
自分自身が名字しか伝えてこなかったことに何も疑問を感じなかったということにも反省をしましたが、電話一つでここまで差があるとは思いもしませんでした。
そこで一流のビジネスマンでもフルネームで電話に出るビジネスマンと出会ったことがあるか、思い返してみました。
フルネームで電話に出る確率は0.03%
一流商社に勤める方で、日本で多い苗字に方で出会ったことがありました。
それ以外にフルネームで電話に出たビジネスマンはいなかったのです。
珍しい電話の出方ではありますが、電話の一言目で差をつけるならばフルネームで自分の名前を伝えるというのは非常に簡単で強いアピールになるかもしれません。
有益な話をしたいと電話をしているのに、相手に先名前を聞くというのも失礼な話だと言えますし、自分の誠意の魅せ方を独自で探していくことも大切だと言えます。