年収1000万円ってどんな生活?

年収1000万円ってどんな生活?

少し不思議なお金の話

最近お金の話を質問いただくことが多いです。

「どうすればお金持ちになれますか?」

「不動産以外で儲かる仕事は?」

「学歴がなくても稼げるのは?」

そんな話も実は非常に多いのですが、最近『年収1000万円の生活ってどんな生活ですか?』

とご質問をいただきます。

今回はそんなご質問を深掘りしていこうと思います。

きっと不思議なお金の話になると思いますが、お付き合いください。

『年収1000万円の生活』

私自身、年収1000万円ではないことを先にお話しておきます。

あくまでももう少しで年収1000万円であるというだけの普通の個人事業主が話をします。

『独身の年収1000万円生活』は迷いがなくなるはず

独身で年収が1000万円以上あれば、間違いなく『普通』の生活をしていれば何不自由なく毎日を過ごすことができるはずです。

実際不自由というのは何か。

あるいは自由とは何か。

この部分もお話しておきます。

お金の自由と不自由とは?

お金の自由=金銭的・経済的拘束感を感じない生活

だと私は考えています。

そしてこの記事での自由・不自由もこのボーダーラインです。

例えば、終電がなくても帰りたければタクシーで1万円支払っても、迷わないはずです。

体力の限界、或いは男女の良い仲に発展しそうな時、『時間貸し』ホテルを使うことんなく、小腹が空けばルームサービスも頼めるし、コンビニで発泡酒を買い込んでチャックインせずともシャンパンを開けることもできる生活です。

逆に不自由とは何か。

お金の不自由とは?

  • 学びたいことにお金がかけられないから諦めること。
  • 素晴らしいアイディアがあっても行動に移せない理由が経済的な理由であること。
  • 家族や恋人との生活が経済的理由で困窮している。

このようなことをお金の不自由と考えます。

例外的なお金の不自由

お金があるのに、もっと稼ぎたいという『TooMuch症候群』

  • お金を持ちすぎて全てをお金で解決しようとする
  • お金を武器にしすぎた人はお金目的の人が集まり、人を信用できなくなる
  • お金のために日々、人にストレスと憎しみを感じる(相続や相手の借金滞納など)
  • お金を使うことに時間を浪費している
  • 高級=上質という固定概念で『適正』判断はできない

このようなお金があっても不自由する環境はあると考えます。

年収1000万円がもっともお金持ちになる環境とは

年収1000万円ある状況でもっとも経済的に余裕が生まれるにはいくつかの条件があります。

その中でももっとも経済的余裕が生まれるのは『実家暮らし』です。

都市部に住んでいるビジネスマンのほとんどが、一人暮らしをしており、家賃が月収の3/1〜1/2ほどを占めている場合が多く、この家賃分の支出がない実家暮らしは余るほどの経済的余裕を感じることができるはずです。

年収1000万円あるのに金欠なビジネスマン

思いの外多いのが年収1000万円以上あるのに、『お金が本当にない』人です。

多くの年収1000万円以上のビジネスマンを見てきましたが、

  • 住宅ローン・高すぎる家賃
  • マイカーローン
  • ショッピングローン
  • リボ払い

この4つが平均年収の倍以上を稼ぐビジネスマンを金欠にさせます。

多くのビジネスマンが陥る『維持費上げ』

金欠の逆で、お金は使っているのに経済的に余裕があり貯金や保険・投資にまでしっかり目を向けているビジネスマンもいます。

その差は『ランニングコスト』『維持費』だと明確にわかります。

維持費を上げないお金持ち

ローンが少なく、維持費がかからないものを趣味にしている人こそが年収1000万円で一番経済的余裕を感じられる生活をしていると言えます。

一方、維持費を上げる年収1000万円を得るビジネスマンは、支出が気づかないうちに多くなり実感して経済的余裕を感じることはなくなっていきます。

一旦上げた維持費や生活水準は見直し改善する際に、苦労を伴うため維持費を上げすぎないお金の収入と支出のバランスを構築するのが重要だと感じます。

小さい支出が積み重なる30代のビジネスマン

20代で憧れていたエグゼクティブな生活やラグジュアリーな生活を、年収が上がるにつれて実現させることができるようになっていくのが30代です。

アメックスやダイナースのゴールドカードやプラチナカードなどの年会費という維持費のかかるステータスに手をつけるのも20代後半から30代が多い傾向にあります。

既婚者の年収1000万円はお金持ち感が薄い

既婚者の年収1000万円で共働きでない場合、単純に1世帯所得が1000万円となるため夫が600万円妻が500万円稼ぐ世帯よりも少ないことになります。

もっと言えば専業主婦で扶養すれば1人あたりの所得割り振りは500万円になり、子供がいればその分だけ少なくなるため年収1000万円でも経済的な感覚は年収500万円程度だと言えます。

年収1000万円で考える求める生活

日本は年収1000万円=お金持ちという印象が強くありますが、自分自身が求める生活がどれくらいの年収で手にできるのかを答え合わせしている方は少ないと思います。

実際、キャリアコンサルティングのクライアントさんにも、年収1500万円を稼ぐ営業マンがいますが税金で手取りがこんなに少なくなるとは思わなかった。

とため息をついていました。

独身であれば、家賃40万円ほどの家で1着10万ほどのスーツを着ることも、高級車をローンで次々乗り替えをすることもできるはずです。

しかし、ご自身の生活がそれ以上の生活を求める際、本当に自分の求める生活が年収1000万円で足りるのか、或いはそんなに多くいらないのであれば、その分だけ精神的余裕を作る(貯金や保険・資産購入)ことに目をやるのか、など考え方は様々だと言えます。➡︎Yoshiの収入やお金事情はこちらの記事にあります

WEBライターの紹介: Yoshi

1981年生まれAB型

アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。

人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。

その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。

大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。

共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。

現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。

➡︎Yoshiの収入やお金事情はこちらの記事にあります

➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります

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