正社員の年収の格差が厳しい時代
男女の年収差も約100万円ある時代、様々なところで雇用形態が正社員という安定的なものであっても、大きな年収格差があります。
日本の平均年収を男女別で知っておく
男性の平均年収 560万円/女性の平均年収 386万円
男女混合平均給与は『約504万円』(国税庁より)
年収格差を埋める方法＝転職
年収格差を埋めるのに一番手取り早いのは、面倒であっても『転職』です。
転職を斡旋しているわけではありませんが、今の企業が自分とマッチしていれば年収格差で言うと、多い収入を得ている側になります。
逆に年収格差で低い側にいる場合は、自分とマッチングする他の仕事があることを知っておく必要があると言えます。
年収格差を感じても転職しない理由
- 今の生活を変えるのが面倒である
- 積み上げたキャリアが振り出しのゼロに戻る
- 年収や待遇が悪くなるリスク
- 会社に恩や借金がある
- 前科がある
- 1つの企業で勤め上げる事が当たり前だと思っている
ダントツで多い転職をしない理由は、『面倒』だということです。
人間は慣れた環境に居心地の良さを感じるものです。
知らない人が多い環境や慣れない場所に身を置くことにストレスを感じるのは、皆同じですが、そのストレスに前向きに向き合う人だけが年収格差の勝ち組にいると言えます。
転職で年収や待遇が悪くなる可能性
転職をしてキャリアがゼロに戻るという意識や、年収や待遇が悪くなる可能性があるということにリスクを感じている人も大勢います。
転職で年収を意識しないと、給料が下がってしまう可能性があるということです。
転職して給料が上がるのは40％以下という指標やデータがあるのは確かです。
しかし、この指標やデータはあくまでも、リストラや解雇された人材、再雇用も含めあらゆる環境下の転職したデータを基に算出しています。
それを考えると、単純に給料や年収・待遇が悪くなると恐るのは、将来の可能性や生涯年収を一生懸命働いても、低くしてしまう原因となります。
年収格差と闘わない限り一生平均より以下になる
年収格差はいつか景気が良くなれば、改善されると安易に考えてしまう人もいます。
しかし、残念なことに今他人任せに自分の経済力をしてしまうのが非常にリスクがあります。
人生は有限であり、働ける時間は限られています。
人生で一番高い給料を受け取れるタイミングは長くとも10年以内、短ければ3年ほどが最高額を受け取れるタイミングとなります。
その年収が自分の人生で限界まで上がるのも、今の年収をベースにしてどれだけ上がるかということです。
つまり、年収200万円の人が人生の伸び代を考えて試算して倍の400万円です。
逆に年収1000万円の人の人生の伸び代を考えてみると、実際倍以上になる可能性が高くなりますが、2000万円です。
今の年収が老後格差にまで繋がる
今の年収というのは将来いくら稼げる器になるかの指標になってしまうため、少しでも高い年収にポジションを構えることが重要だと言えます。
試算があまりにも雑だと思われるかもしれませんが、年収が高い人ほど多くの税金を納めるため老後の生活では雲泥の差が生まれます。
年収格差は老後の生活格差に移り変わり、人生最後の日にどんな場所で過ごせるかが変わってくるのです。
転職するべきかもと思ったら＝まずは準備
今の時代、実は仕事はたくさんあります。
驚くほどの求人数があるのできっとびっくりすると思います。
しかし、転職すると決めるのは早い方がいいですが、転職への行動は順序立てることをおすすめします。
まずはどんな業種に年収が高い人が多いかを知っておくことも重要です。
年収の高い業種ランキング
1位 平均年収759万円『電気・ガス・水道・熱供給』
2位 平均年収631万円『金融業・保険業』
3位 平均年収622万円『情報通信業』
年収の低い業種ランキング
1位平均年収251万円『宿泊・飲食サービス業』
2位平均年収312万円『農林・水産業』
3位平均年収363万円『サービス業』
稼げない仕事は『転職』しかない
「昇給はある」「昇進もある」そう期待していても、いつまで経っても変わらない待遇で諦めている人も多いと思います。
しかし、諦めて働いてしまえば会社の言いなりです。
「自分が辞めて困るから」と自分を犠牲に今はできても老後にデイケアや老人ホーム、孫へのお年玉を渡せるか、というところまで考えると、「昇給はいつかある」「昇進もいつかある」という考えにシフトを変えないといけないのではないでしょうか。
稼ぎは欲しいが転職はできない場合＝副業・投資
仮にも家業を継いで入社した場合や、今の仕事は給料は低いけど技術や知識・経験を得るには最高の環境だ。という場合もあります。
しかし、生活環境は経済的な困窮を感じている場合もあります。
そんな時は、副業と投資を始めるしかありません。
特に最近では、美容師などのサービス業は今まで給料が低いが続けたい仕事として、トップを走っていましたが、YouTubeやInstagramなどのSNSの利用で本業以上の稼ぎを得ている人も大勢います。
更には、アパレル販売員や飲食業でも給料が少なく、休みが不定期なこともあり副業がしにくいと言われていますが、FXなどの運用を30万円ほどからスタートさせ数年後には1000万円以上に元本をしている副業トレーダーも大勢います。
会社に借金や恩があって転職できない
会社に『借金』がある場合でも転職はできます。
退職する権利は会社から借金をしていてもあります。
『転職後月々〇〇円ずつ返済する』という覚書や念書などが十分法的効果が相互にあり、会社側はむしろ多くの給料を稼いでくれた方が、万が一返済不払いが起こっても、給料の差し押さえが回収がしやすくなるため好都合なのです。
