営業マンから転職エージェント・ヘッドハンターへ転職したい
ヘッドハンターの給料事情【年収1000万超えビジネス】
転職系のCMを最近よく目にすると気づいたことは皆さんありませんか？
リクナビNEXTやDODAなど様々な転職サイトがあり、キャリアパスを狙いたい営業マンやビジネスマンは今すぐ転職する気がなくとも登録して情報収拾をしている人も多いと思います。
今回はそんな『転職』ビジネスのお金の流れと、転職先を転職エージェントにするのもありかも・・・と思うかもしれないお話をしていこうと思います。
転職エージェント、ヘッドハンターの給料はドル箱？
エグゼクティブの転職が決まれば手数料は300万円！！＝転職紹介ビジネスは、不動産仲介に似ている
転職エージェントは求人会社から紹介料をもらい商売をしています。
紹介料は一律ではなく、入社を社員の年収・年俸の35％が相場です。
つまり、年収1000万円プレーヤーの営業マンやビジネスマン・エグゼクティブの転職を仲介すると350万円手数料が発生するのです。
転職エージェントが客に困らない理由
転職エージェントは、従来顧客ビジネスではない仕事で様々な営業職と同じように新規客を開拓して、転職をさせて、転職をさせればまた新規を探すというビジネスでした。
しかし、最近では年収1000万円超えの営業マンの多くは3年周期でキャリアや年収、人生設計を見直す時代になっています。
そのため、保険営業マンのように少し時期をおけば、新たな新商品のお知らせのように、良い求人案件を提案すれば転職を検討してくれる人が増えています。
仕事に困らない転職エージェント＝嫌われない営業
転職自体が給料が上がる・役職に就ける、今より良い条件で働ける、福利厚生が良いなど様々なイメージが先行しています。
お金を払う必要のない転職サービスは提案される側は『オイシイ話』ならウエルカムで毛嫌いされないのも嬉しいところです。
転職エージェント、ヘッドハンターの給料差はどこでできる？
転職する人を狙うか、転職させるかで年収が変わるヘッドハンターたち
転職ビジネスの中で、転職紹介などをしている会社が主マーケットとするのは転職に抵抗がない世代である、20代から30代だと言われています。
20代から30代は転職するニーズはありますが、年収やキャリアが育っていないため手数料に換算すると100万円前後ということもあり、数を捌くスタイルでなければヘッドハンターの年収も跳ねません。
一方、転職サイトも含め一部のヘッドハンターは完全非公開案件を抱え、ベストマッチな人材を探し『転職をさせる』方向に持っていくトークをし大口案件を決め高額手数料を稼ぎ出しているようです。
営業マンから転職エージェント・ヘッドハンターへ転職したい＝給料が1000万円超
極秘案件を持つヘッドハンターは政治家や会社の会長とのコネクション
ヘッドハンターをしている営業マンは独立して、個人で転職紹介会社を設立することをビジョンにしている場合も多くあります。
そんなヘッドハンターたちは、自分で案件を探し出し需要と供給をマッチングさせお金を儲けます。
そのため、様々な会社に顔が聞き特に人事部長あたりのポジションとの交流が多いようです。
中には、会社を通さず会社経営者などと『内々』で案件を取り交わし、手数料を丸々懐に入れるブラックなヘッドハンターもいます。
アパレル・宝飾・美容関係の転職エージェント
大きくカテゴリーすると、5つのカテゴリーに分かれています。
20代から30代をターゲットに置く転職エージェントは、転職者の年収が発展途上なため、1件当たりの手数料は少ないですが転職率・退職率が高い層なのでニーズは常にあります、
高収入のエグゼクティブ・管理職専門と転職エージェントは、案件数も転職者もマスとしては小さく、医療専門転職エージェントに類似しています。
1件単価が高く、富裕層への顧客ビジネスのように紹介から人脈を開拓していきます。
外資系の金融機関や投資ファンド、会社の役員だとも転職エージェントが人材を探すため、年収3000万円ほどの案件も珍しくありません。
転職の狙い目はアパレルの転職エージェント
アパレル業界は何より、給料が平均で少なく派遣社員・契約社員が多くいる業界です。
そして、女性が多い業種のためライフサイクルの変化が20代後半から40代で激しいため、求人ニーズ・転職ニーズが常にホットな市場です。
さらにアパレル業界は閉鎖的で、「転職をしたい」と思ってもしっかり年収・給料・待遇・キャリアを狙えば転職エージェントが必須の業界です。
しかし、アパレルの転職エージェントをすすめるポイントはこれだけではありません。➡︎アパレル転職エージェントの求人がある転職サイトを紹介する記事へ
アパレルの転職エージェントは手数料を狙いやすい
アパレル業界＝年収や給料が少ないというのは、平均的には間違っていないと言えますが、アパレル販売員に限ったことだと言えます。
アパレル業界にはMD（マーチャンダイザー）、プレス、在庫管理、人事など販売職以外にも仕事は多く存在しています。
さらに、内勤の仕事、本社の仕事は普通の企業と変わりない給料体系のため、十分な手数料を狙っていくことができます。
非公開案件が魅力の転職エージェント
転職エージェントを利用する側も非公開案件ほど魅力的で、転職エージェントやヘッドハンティングする側に価値を感じることがないでしょう。
非公開求人・非公開案件は企業イメージや、エージェントのヘッドハンターが個別にマッチした人材にしか紹介しないというフィルタリングをかけているため、独占的・優位性を持って仕事をすることができます。➡︎非公開求人の多くある転職サイトを紹介する記事へ
転職サイトや転職エージェントが悩む『40代の営業マン』
転職サイトや転職のエージェントでは、今40代のミドル世代が売れ残る市場になっていると言います。
元々転職ビジネスの世界では35歳で買い手を探す場合、かなり苦労しているようです。
35歳から40歳、40歳から50歳と年齢を重ねるごとに営業職などの多い求人ジャンルでも案件の成約率は少なく、ハードルが上がっているようです。
転職ビジネスでも格差が現れる『能力の差』
前述の話はあくまで『普通』『一般的』なことで、何歳であっても「この人は欲しい」「この人は跳ねる」という人材は多くいます。
個人で話を取り付け転職や大きなキャリアアップをする人材もいますが、どこかでまとめ役のブローカー的存在がいて、一部上場企業の役員などのポジションを用意されることも今のご時世では珍しいことではありません。
フリーランスブームで若年層の退職率が高い問題も含め、会社経営の中で重要なことは『有力な人材』『優秀な人材』『健康な人材』なのです。
逆に、雇われる側の人材も今後ますます『実力主義』時代に入り、仕事ができない人材は『転職ができない』時代が来るかもしれません。
そのためにも今のうちにサラリーは、自分に魅力・強みを育て上げることが急務なのかもしれません。
