面接で営業マンが『すぐ辞めそう』と判断されるポイント

面接で営業マンが『すぐ辞めそう』と判断されるポイント

面接で営業マンが『すぐ辞めそう』と判断されるポイント

私がキャリア採用をしている時、『仕事が続けられない人』なのか、キャリアアップや成長の伸びしろがある人材なのかのジャッジを履歴書や職務経歴書を見てトレーニングをし、人の見る目を鍛えました。

今回は、転職での書類審査で重要な『すぐ辞める人間かどうか』の判断の仕方をお話ししていきます。

このコンテンツによって、エントリーをする人はここに注意しようと気づきがあれば光栄ですし、人事採用などを担当している方は、他社や私の会社の採用基準を覗いてもらうくらいの感覚で読んで頂ければ光栄です。

すぐ辞める営業マン=3年以内で転職

転職してキャリアアップを目指したいと思う向上心溢れる人材は、20代から30代の間であれば、3年に1回転職をしている人が最多です。

そして2回以上の転職をしている人で、大きな実績をどこかで出している人材は『当たり』の人材の可能性が高い傾向にあります。

3年以内の転職が2回以上ある場合=『すぐ辞めそう』と判断される

3年以内の転職というのは、ほぼ人間関係での退職が多い傾向にあります。

どんな理由があるにしても、どんな業種でも2年半から3年は実績を出すのに必要な期間だと言われています。

私も実際3年以内の転職はありませんでした。

3年以内に転職を経験している場合は、変に転職理由を隠そうとせず失敗した経験なども話してしまうべきです。

面接官が一番恐るのは、面談では読み取ることのできない情報です。

仮に半年で辞めたとしても、「勤務先でこういう事情があった」「どうしてもこれだけは許せなかった」という人間臭さがあれば、自社とのマッチングの判断がしやすいのです。

逆に可能性がありそうな人材でも、「引き抜きで半年後に転職しました」と言われると引き抜いた人間はなぜこの人材を手放したのか不安を感じるのです。

SNSで不採用になる人材もいる

採用担当者は、本当に多くの人材を見ます。

そのため隠しても雰囲気で何か違和感を感じると採用を見送るケースがあります。

実際、履歴書の内容は完璧でも、調査をすれば記載されているキャリアが嘘であることも多くあります。

最近ではSNSなども調査しますので、『はしゃぎ過ぎた情報』などは控えるべき

でしょう。

『すぐ辞めそう』と判断される口癖

仕事が続けられない人はこれを言う

「一生懸命、頑張ります」「全力で頑張ります」「会社に尽くします」

この言葉を言う人は、社内で最短記録を作るほど早く会社を辞める確率が高いのが私の経験です。

少し過剰など熱意を込めた言葉を言う人は、採用担当としては不安を感じます。

よく熱意を伝えてくださいという採用担当者やPRがありますが、「一生懸命、頑張ります」「全力で頑張ります」「会社に尽くします」は言わない方がいいでしょう。

アパレルやカーディーラーなど、ブランディングされているものを売る場合は、元々のブランドに対する熱意を評価することはありますが、それ以外であれば愛社精神のようなものは、会社に貢献し認められ自分の思う以上の評価をされた時にしか出にくい感情なのです。

厳しい会社であれば、3ヶ月以内に辞めていく社員も多くいます。

実際、外資系のエグゼクティブが多く在籍するコンサルティング会社の採用担当者も「外資系ってクビってもっと言うかと思ったら辞めますの方が多くて驚いた」と言うくらい今の会社は人の流れが激しいのです。

だからこそ、「続けられない人間」と判断されぬようしっかり、対策をして転職に挑んで欲しいと思います。

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