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営業ノウハウ研究所 営業マンとして生き抜く知識・スキルを。
営業マンを辞めたいと今真剣に思っている方は大勢いると思います。
営業マンを辞める=仕事も辞めて転職を考えているという方が大半でしょう。
転職でのキャリアアップをおすすめしてきた私たちのサイトだからこそ、あえて冷静に『営業マンを辞めたい、仕事を辞めたい』という気持ちを分析してみることをおすすめするメッセージをお送りします。
毎日売り上げや成績というプレッシャーや部下や後輩が尻を突いてくる環境に、もう限界を感じている方は多くいます。
もちろん、会社を辞めて転職をしても『営業マン』をやめてしまうかどうかは、別の問題だと言えます。
営業マンが営業を辞めたいと思う気持ちは、美女が綺麗になりたいと言っているようなもので、十分満たされた環境に置かれており、さらに自分でもその良さに薄々気づいている人が多い傾向にあります。
営業マンは何より社内にいる社員より自分の時間を日中に確保しやすい仕事だと言えます。
ハードワークな会社であれば、散髪なども暗黙の了解で仕事中に行っても良いというところも実は多くあります。
夜残業して睡眠不足でコンビニの駐車場で仮眠をしたり、本屋さんで立ち読みしたりしてサボるのも営業マンだからできることです。
営業マンで歩合性の会社ほど自由度が高くなります。
もちろん、日報や朝礼の参加などはありますが、営業マンと業務・事務が完全に分かれている会社は、朝の小一時間以外は自分が結果を出せれば、月の10日実質休日にしていてもクビになることはありません。
ほぼ、フリーランスの経営者と同じ環境で、福利厚生を受けることができる最高の仕事なのです。
営業マンという世界は一つだけではありません。
元々の顧客を引き継ぐ営業もあれば、白地開拓をする営業職もあります。
何より扱っている商品の金額が高くなればなるほど、1件に注力できる時間も労力も増え、時間的、体力的疲労は減ります。
そして、1件の成約・契約で受け取れるインセンティブや営業報酬の単価も上がります。
ある国産車のディーラーはボーナスと固定給がある分、歩合やインセンティブが少なく、社内での給料格差はありません。
しかし、年収1000万円を超える営業マンもいません。➡︎年収1000万円の営業職を探してもらう
逆に輸入車の営業マンはボーナスも基本給も少ないですが、歩合給・インセンティブが大きく、社内で給料格差が1000万円以上ある会社もあります。
安定を取るか、サラリーマンで皆が見れない世界を見るかそんな選択ができるのは営業職だけです。➡︎
営業マンを卒業するために転職した人は、数年後、営業マンに出戻る確率が高いのも知っていただきたいことです。
面接を実際担当した時に「一度は営業職を離れましたが、私は営業が好きなようです」と言う人が多かったのです。
それでも「営業マンはもういい」そう思った方は、もちろん転職もしばらくの休養も素敵な決断だと思います。
しかし、転職をする際は本当に慎重に次の自分の身の振りを考え、ぜひプロへ相談するべきだと言えます。
転職エージェントやコンサルティングが無料ですが、非常に今レベルが高く営業マンという経験を全て捨てて違う仕事をするよりも、経験を活かした仕事の提案をしてくれるため外れが少ないのです。➡︎転職を失敗しないように相談をしてみる
もしも、したいことが明確に決まっていないのに、転職をすれば1年以内にもう一度転職することになるかもしれません。
今でも数多くある退職拒否をする企業は、ブラック企業とも呼ばれ顧問弁護士を巧みに利用し専門用語ばかりの覚書などで、会社を辞めさせない、辞めても同業種に転職できないなど問題は多くあります。
しかし、今は働き方改革や過労死問題が日本の課題であるため、労働基準監督署(通称:労基署)が黙っていません。
労基署が法律・コンプライアンスに抵触する通報を受けた場合、どれだけ企業が防衛しても、営業・業務を禁止とすること権限を持っているため企業も安易に社員の転職を妨害することはできないのです。
一番困るのは、決して会社は辞めさせようとしているわけではないが、辞めにくい状態であること。
同僚や次の後任の従業員を探すまでは勘弁して欲しいと言われると、辞めにくい環境であることも多くあると思います。
そんな時は退職代行サービスを使ってしまいましょう。
➡︎未払い給料・退職金までケアしてくれる弁護士事務所はこちら
退職をなかなかできずにいる状態というのは、自分の限られた人生を会社にあげているようなものです。
辞めにくいなら辞めれるようにお金を払って行動に起こすべきだと言えます。
『やりたくない仕事=面倒な仕事』あるいは自分の仕事ではないことをさせられる時に思うことです。
最近私の近くで聞いた話では、20代の営業マンが「新人ばかり掃除するのはおかしい」と会社を辞めたいと言ってきたそうです。
キャリアを積んで部下ができた時、部下を育てるのは営業マンの仕事ではない!と言っているようなものです。
会社に雇われている限り、自分の意思とは違う仕事も対価が支払われている限りやるべきことが多くあります。
今自分が会社を辞めたい理由、転職したい理由が、自分のワガママでないかだけ冷静に振り返る時間は数秒取ってみても良いと思います。
人間は順応性があります。
適応力とも言いますが、どれだけハードな会社に転職してもほとんどの社員は半年もすれば仕事終わりに飲みに行けるほどになります。
そんな順応性や適応力は自分をワガママにする原因にもなります。
100万円の給料を貰えば100万円の生活に慣れていき、150万円の生活を求めるようになるものです。
理不尽なことがあった時に、「もう辞めてやる!」と思うことはあると思いますが、自分の大切なキャリアです。
そして、今の会社だから優遇されていることなども冷静に知っておくべきです。
「もう辞めてやる」と思った時に勤め先から、止められる存在、待遇や条件を上げてもらえる人材になっていれば、転職する際の雇用条件は驚くほど上がるでしょう。
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
hiro.m0603@gmail.com
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