関連記事はこちら
営業ノウハウ研究所 営業マンとして生き抜く知識・スキルを。
正社員が昼休憩もできず働いている中、派遣社員はあくびを押し殺しながら、時間がただ流れていくのを待っている光景を目にすることがあります。
派遣社員として働いている人は、こんな楽な仕事はない!と決して思わないはずです。
座っているだけで自分の人生をお金に変えるというのは、非常に苦しいことなのを私は知っています。
派遣社員というのは大きな責任がある業務やタスク、企業秘密に関わる仕事を任せられないなど、管理者側にも苦悩があります。
派遣社員は人件費の予算を確保するのに、欠かせない人材です。
派遣社員は足りていると言えば、次から予算を減らされてしまい一度手放した予算枠を取り戻すのは非常に面倒なのです。
そのためせっかく確保できている予算を、次も確保するためには派遣社員を雇い経費を使い続ける必要があります。
要するに必要としていない職場に就職する派遣社員が大勢いるということです。
そして派遣社員は仕事での貢献ではなく、次の予算を確保するための道具のように考えてしまう管理職が残念ながらいるのも事実です。
全く正社員の人手は足りていないが、派遣社員には仕事を振ることができず正社員と派遣社員との間に仕事の温度差ができてしまい職場の空気まで悪くなる事態が起こります。
実際正社員と契約社員では仕事に対するモチベーションや意識の高さに差があることが多く、できるなら派遣社員を雇い入れたくないと考える管理職も大勢います。
派遣社員として働いていて、派遣先が暇すぎると感じている方はぜひ一度考え直してもらいたいことがあります。
派遣社員はただでさえ雇用期間に制限があり、『スポット』と言われる間を埋めるような助っ人のようなポジションです。
何か結果を残さないと次の仕事が来なくなるというストレスを抱えながら、派遣先で仕事を与えられないというのは精神衛生上、非常に良くないことなのです。
人間はそもそも、『放置』されることを孤独と感じ、忙しいことを『ストレス』と感じます。
『仕事がない=暇』という毎日は自分のやる気を切り売りしてモチベーションを日々下げていく生活環境にしてしまっているのです。
刺激も期待も得ようと思えば得ることができるのに、自分のモチベーションが下がることによって派遣社員の負のスパイラルから抜け出せなくなってしまうのです。
派遣社員は自分のモチベーションと、自分の大切な人生を切り売りすることで報酬を得ていると考えると、どうにか改善しなければいけないと思うはずです。
しかし、派遣社員という自分の置かれた立場があり抜け出しにくいのも事実です。
どれだけ暇でも、デスクの前から離れられないからです。
暇すぎる派遣社員になってしまった時は、まずは転職サイトに登録して求人情報を見続けましょう。➡︎
今の自分の給料・年収・待遇より良い条件を探し、モチベーションを下げない環境作ってみるのは心理的な効果が期待でき、自然と効果は現れるため実感は少ないと思いますが、効果はあります。
派遣社員という仕事から正社員として人生の転機を作り出すには、プロのパワーに頼るべきです。
派遣社員から正社員になるには、企業や採用者へ交渉をしてくれる人がいるほうが成功率が高い傾向にあります。
「派遣社員で今は働いているけど、やる気と向上心がある人材です」と売り込んでもらうにはプロに力を借りるのをおすすめします。➡︎リクルートエージェントを利用してみる
派遣社員から正社員として給料や待遇を上げるためには、いくつかの採用されるためのハードルがあります。
今持っているキャリアがないに等しいことや、スキルなど人より秀でるものが伝えにくい環境にあることです。
そして、時間は正社員と同様に拘束されているため、転職というアクションに無職よりも劣ってしまう部分が転職を難航させる原因があります。
しかし、転職エージェント側からすると、正社員の枠をいくつも抱えているのに条件が合わずこの枠をどうしようと考え働いている人たちが大勢います。
その需要と供給をリンクさせるのは転職エージェントしかないのです。➡︎リクルートエージェントを利用してみる
暇な派遣社員が自分のやる気を高める充実した生活にできない原因は『ふてくされる』ことです。
『どうせ正社員にはなれない』『どうせ自分はこんな人生』と思ってしまうことです。
中には、暇でも必要としてくれる場所があると思えるだけで充実している人もいるから派遣社員という雇用がなくならないと言えます。
しかし、自分の心の中で今「このままではいけない」と思っている人はぜひふてくされずに、抜け出すきっかけを掴んでみてはいかがでしょうか。
派遣社員という立場では、できる仕事が限られていると諦めがちになりますが、率先して動いてみるという意識改革も一つの転機になると言えます。
職場ではどんな仕事も大切な仕事です。
『いなくなっては困る』存在になれば派遣社員から契約社員への雇用を企業から提案されることもあります。
そこからキャリアパスを成功させている人もいます。
今のビジネスシーンでは派遣の仕事も正社員の仕事も、できる仕事に差があったとしても仕事や期待値、昇進や昇格は年功序列で得られる時代ではなくなりました。
そのため、派遣社員が正社員として転職に成功しても、失望することもあります。
そんな時、派遣社員のほうが気楽でよかったと思わないように、マインドセットは重要です。
積極的にチャンスを掴んでいく姿勢が重要です。
体力的に精神的に辛いことがあっても、企業は成果や結果を出した人材を大切にし優遇します。
その優遇される側になるには、正社員どころか、有名大学卒の人材などもライバルに仕事をしていく必要があります。
だからこそ、向上心とチャンスを掴んで離さない姿勢が転職した正社員の理想だと言えます。
派遣社員から正社員に転職を成功させてしばらく、在籍歴を積んでいけば転職サイトや転職エージェントを継続して使っていけば年収は200万円〜300万円UPするキャリアパスがたくさんあります。
要するに今の日本の平均年収を超える給料や年収を得るチャンスを得られるのが転職というアクションなのです。
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
hiro.m0603@gmail.com
全ての仕事のオファーや取材等は代表メールアカウントにお願いいたします。