脱PDCA=今を生きるビジネスマンになれる

脱PDCA=今を生きるビジネスマンになれる

脱PDCA

この数年ビジネス本や自己啓発本でPDCAサイクルにフォーカスした本が多く出版されています。

私自身も模倣と呼べるほどPDCAサイクルを意識した仕事のルーティンワークをしてきました。

しかし、今活躍している営業マンやビジネスマンはPDCAサイクルを意識しているように思えて、実はDOが9割が多い傾向にあることに気づきました。

キャリアアップが上手なエリートはcheckが上手い

キャリアアップや自分の転職が上手いと思わせる=面接でも私たちが納得するような話をする方はPDCAでいうとcheckが非常に上手い傾向にあります。

具体的に言えば、レバレッジワークをしており、1つのトライに対して複数のcheckを行うため、生産性が非常に高い方が多いです。

PDCAのcheckが上手い=敏腕営業マンではない

しかし、いざ面接で採用すると結果や実績が半年後checkよりDOを意識している方が圧倒的に結果を出しているのが、人事や採用の難しいところであり、なかなか交わらない人とビジネスの関係性だと言えます。

PDCAのDOが圧倒的な敏腕営業マン

無計画・振り返らない、軌道修正もしないDOが多い人材ほど、成功事例を多く持っています。

そんな人材は磨けばもっと輝く成果が出るのに、振り返りや計画を立てることを苦手としており、プレーヤーとしては成功するのに、管理職やマネジメントの仕事に就くと途端に結果がでなくなってしまう傾向があります。

そんな自分に向いていないキャリアパスを企業はさせてしまうと、優秀な売り上げの要を失うことになり損失が発生します。

そのため、近年ではセールスアンバサダーやエグゼクティブコンサルタントなどという役職名が広まりつつあります。

PDCAを忘れると、PDCA通りになる

PDCAというフォーマット内に収めようとするから、はみ出てしまいタスクで苦手なことをしないといけなくなっていきます。

もちろん、苦手を克服する必要がある場合もありますが、それ以上に得意を活かせるビジネスシーンが今は出来上がっています。

そして驚くことに人間は元々PDCAサイクルを、持ち合わせているため気づけば自分のスタイルにマッチしたPDCAサイクルが生まれている場合が多いのです。

PDCAサイクルの弱点

PDCAサイクルを根本から学んでいるビジネスマンは少なく、意外にもビジネス雑誌などを読んで略やイメージを記憶している場合が多くあります。

更には、新人研修などでPDCAサイクルを学ぶ場合、偏った理解で教えられることが多いのも今のPDCAサイクルが脆弱化していると感じる原因でもあると言えます。

「実行すれば確認」量的判断ができない

PDCAサイクルをする際、計画を立てることと、行動することの時間的行動量は全く違います。

もっと言えば、計画よりも振り返りが重要だとすれば、ACTIONに費やす時間はDOよりも長くなってしまうかもしれません。

要するに『1:2:2:5』『2.5:2.5:2.5:2.5』なのか、あるいは『1:7:1:1』でPDCAの成果は大きく変わってくると気づきます。

 

脱PDCAサイクル

フリーランスで成功されている方を軸にお話しすると、圧倒的にDOが多いワークスタイルです。

逆に会社経営者でも企業の規模が大きくなればなるほど、PとCが長くなる傾向がありました。

そもそもPDCAサイクルを意識していないビジネスマンはいるのでしょうか?

意外と多い脱PDCAワーク

PDCAは経済統計学などでも用いられていますが、PDCAがいつの間にか自縛化され、思い切りの良い行動やアイディアを行動に移せないビジネスマンもいます。

『こんなアイディアはどうだろうか?』

よし、PDCAに当てはめたら・・・と計画を練って行動を起こそうとしているうちに、熱量や不安要素が大きくなってきます。

人間は怒りと同様にやる気も逓減化していきます。

このアイディア最高だ!と思った瞬間に、飛び上がって行動に移し、失敗したら、ダメだった理由を考える。

修正するよりも、次にいいアイディアがあればそれを優先してもいい。

そんなスタイルで仕事ができれば、管理という自縛から抜け出すことができます。

脱PDCAサイクルをしてみる

何も考えずにやってみろ!と言われてやったことが、意外とうまくいくこともあります。

恋愛をPDCAサイクルで成功させてもあまり嬉しくないと思います。

それは自分の感情や思いの熱量を調整して平す時間があるからです。

熱量は冷める前に行動、平すよりも走り抜けてぶつかってみる。

本来の人間という動物の本能を剥き出しに生きると、楽しい仕事ができるかもしれません。

私の脱PDCAサイクル

私のワークスタイルは独立した時点でPDCAに当てはめるのをやめました。

もちろん、私のような独立して数年の人間だからこそ偶然うまくいっているのかもしれません。

しかし、ミニマリスト・ミニマリズムという言葉がPDCAサイクルと同じようにトレンドワードになりましたが、ルーティンワークは極力シンプルでないと、自由が自由でなくなってしまいます。

休日にPDCAサイクルをすれば充実した時間が過ごせるかもしれません。

しかし、無駄も学びになりますし、失敗もするべき経験かもしれません。

私は脱PDCAスタイルで、有益な無駄を知り、必要な失敗という経験をして、自分の直感を信じて仕事ができるようになりました。

たまにはこんなワークスタイルも、新入社員時代のようなガムシャラな行動ができて良いと思います。

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WEBライターの紹介: Yoshi

1981年生まれAB型

アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。

人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。

その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。

大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。

共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。

現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。

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hiro.m0603@gmail.com

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