手抜きをするから転職は失敗する理由
最近の傾向としては、営業マンをはじめとするビジネスマンの需要はコロナ渦であっても増えています。
それに合わせるように転職を考えるビジネスマンをはじめとする営業マンも大勢います。
その中で転職を成功させる=報酬・収入・待遇・役職がダウンする実質的な失敗転職をする方も残念ながら少なくありません。
今回はなぜここまで需要がある転職というアクションに失敗がついて回るのかをお話していきます。
営業マンは営業されるのが大嫌い
営業マンというのはそもそも、営業・セールスに熟知している人が多く、小手先のトークやしつこい勧誘を大嫌いという方が多いです。
しかし、『転職させたい』という営業マンが転職サイトや転職エージェントだとすれば、何一つ損しない商品と言う情報をセールスしにきているのに、拒絶していることになるのです。
転職の相談をしたがらないビジネスマン
転職のオファーという営業がしつこいというクレームはどこの転職エージェントでも多少なりとも聞く話です。
その中で、クレームをつけたビジネスマンに顧客満足度調査をして転職の意向がなかった、或いは強要されたか、という質問では「良い求人があれば転職したい」という意見が多く、結果として同社を使い転職していたというデータもあります。
つまり、転職というのは受け身で当たり前と思う心理が自分のキャリアに壁を作り手抜きしてプロフィールや面談を断ることで有益な情報を取りこぼしているケースが非常に多いのです。
営業マンやビジネスマンが求めるハイクラス求人・転職、オファーの存在
転職サイトや転職エージェントは『転職させる仕事』だと思っている営業マンが多くいます。
しかし、今ではどれだけ好条件の案件や求人があっても提案をしない場合が多くあります。
ハイクラス転職エージェントのプライド
ハイクラスの転職エージェントは、企業への信用で商売をしている部分が多く、求める人材を探してこなければ『ハイクラス求人』として求人案件を同業他社からもらうことができなくなってしまいます。
つまり『需要はある』が提案する側にちゃんと誠意を持って接してもらわないと『推し』にできないということなのです。
転職サイトやエージェントに媚びたくない
一定のキャリアや実績を積んだ方は黙っていても転職案件があるかというと『ある』という事実には変わりありません。
しかし、その転職案件以上の提案をするかどうかは別問題なのです。
営業マンほど営業心理を読めば手抜きをしない
営業マンが勤務先で一流企業や最高の報酬案件を持っていたとして、誰に提案するでしょうか。
- 実績のある社会的地位の高いが自分たちと距離のある人
- 実績や年齢、条件としては少し足りない部分があるが距離感が近い人
これは、綺麗事ではなくほとんどの場合後者が選ばれます。
高級ブランドのショップでも、ロールスロイスを横付けして買いに来る初見の一見客と毎週・毎月何かして買い物をしてくれる長年の顧客。
どちらに数量限定の商品を提案するでしょうか?
これこそが、AIでは判断されない、営業マンの心理なのです。
自分の希望より低い提案しか来なくなる原因の『手抜きとは』
転職で言えば、プロフィールや担当者との連絡をこまめに返し、人間関係が構築されている場合が理想の提案をされやすいタイプです。
逆に手抜きと言えば、提案する側は商売であり良い案件があればしてやっても良いよ、というマウンティングをしがちな手抜きクライアントです。
わざと低い求人案件を提案しているわけではなく、ここぞの求人案件を蔑ろにされると企業と転職サイトやエージェントとの信用に関わるためできないのです。
『ベストな転職オファー』は来て当たり前の時代は終わった
転職を考えていない、そんな営業マンは逆を言えば少なく、好条件であれば誰しも転職し給料や社会的地位を上げたいはずです。
営業マンの転職に対する抵抗が減った一方、有能な営業マンがハイクラス求人を求めているため、転職オファーが来て当たり前とは言えない時代になりました。
求人案件は多くあっても『ベストなオファー』をされる、選ばれるかどうかは別問題なのです。
転職エージェントの登録を手抜きする営業マン
転職エージェントが数多くあるなか、給料を上げたい役職・地位を上げたいと言っている営業マンほど転職エージェントを有効活用していない営業マンが多くいます。
営業マンのハイクラス求人・転職、オファーが来ない理由
一般転職で有名なリクナビNEXTなどの登録は誰しも経験をしていると思います。
しかし、その後今の会社で業績を上げ結果を出すと、自分にマッチした求人を探さなくなります。
なぜ営業マンは転職エージェントを使わなくなるのか
- オファーの内容がよくない
- キャリアコンサルタントからの連絡が多すぎる
この2つが代表的です。
営業マンのハイクラス求人・転職、オファーがくると思っている
今の転職業界は非常に細分化が進み、得意な業種や年代・役職などが絞り込まれています。
その中で、ハイクラス求人系のエージェントは年々非常に良い条件を提示するようになりました。
「転職させたいんだな」と思わないほど、オファーが来ない営業マンがいるほどです。
ハイクラスの転職エージェントからのオファーで営業マンは実力を知る
ハイクラス求人に登録し、オファーが来るだけの結果を出し、常にエージェントの登録情報を更新していきます。
すると、自分に対する価値がドンドンと高まっていくのです。
しかし、残念ながらオファーすらこない、担当者からの提案もないというのは自分という商品を売り込めていないという自己評価をしても良いと言えます。
営業マンのモチベーションは『期待』が重要
営業マンという仕事は『期待』されることで実力を発揮しモチベーションが上がっていきます。
必要とされることで営業マンはより良いモチベーションを保つことができるのです。
そのためには手抜きをせずに真面目に転職と向き合うことが重要です。
このモチベーションは『普通の営業マン』では経験できず、『向上心』があるビジネスマンや営業マンしか経験できないのです。
自分の求めている以上の求人・転職オファーが来るまで頑張る
今、中小企業で一生懸命働いていて中小企業の営業マンが好条件の引き抜きの話を諦めていることも多くあります。
しかし、ハイクラス求人のエージェントは在籍している会社よりも、『有能な人材』を探し出すのが仕事です。
そのため、ハイクラスエージェントでアピールし続けることで、『普通の営業マン』から成り上がることも十分可能なのです。