上司が苛立つ部下との商談同行
部下として上司の商談に同行というのは非常に気を使うスケジュールだと思います。
しかし、いろいろなことに気を配っているのにも関わらずなぜか上司は満足しない。
逆に会社へ帰る道中に文句と説教を受けるということもあるでしょう。
上司が苛立つ、営業の部下との同行で『何で?』と感じるマナー
自分の上司であっても人間で、商談前はピリピリする人の方が多いはずです。
「気が効くなぁ」の前に『ノントラブル』を優先させます。
そのため、部下の動きに「なんで?」「今するの?」「やっとけよ」「調べてないわけ?」とストレスフルになります。
どれだけ言い訳をしてもストレスフルな状況での印象は強く残るため、「今後この営業は同行させない」と決めさせてしまうのです。
上司が苛立つ営業の部下の同行は『移動』にトラブル
営業の仕事で同行する際、出張にならない限りはクルマ移動が多いです。
クルマの運転は人の性格が出るため『不快感』を感じやすいです。
- ブレーキ・減速の仕方
- アクセルの踏み方・発進の仕方
- 駐車時のモタつき
- 車内の温度や音の配慮
更には出発早々ガソリンが入っていない、ETCカードをどうするか、など聞いてこられた時には上司の苛立ちは急上昇します。
営業の上司が苛立つ部下の商談同行『任せっきり』
お客さんや顧客などと商談を始める際、なぜかいきなり『丸投げしてくる部下』というのはいます。
「喋りは任せました」と言わんばかりにプレゼン資料の配布やパワーポイントの操作に専念するのです。
しかし上司の立場からすれば、上司が汗だくになって話してなぜ部下が涼しげに資料を見ながらうなずいているのか。
と苛立つのです。
もちろん商談ペースや重要な商談では上司のサポートが優先ですが、せめてもう少し空気を作る強力をしろと苛立ちます。
上司が苛立つ部下の同行商談『喋りすぎ』
上司の商談に入っていくというのは前タイトルの逆をしてしまう部下も大勢います。
出しゃばるな、口を挟むな、いろいろしてくれるな、
という苛立ちです。
これは部下のせいじゃない、と思うかもしれませんが上司とのコミュニケーションが足りていればこのようなことは起きません。
上司によっては、「どんどん入ってきて意見言って良いよ」など要望を言ってくれます。
逆に「まだ商談で発言はさせない」というのは上司との信頼関係がないということなので、いつ商談で話を振られても良いように準備しておくことが重要です。
上司が苛立つ部下の同行マナー『身だしなみ』
上司は商談の時も普段もダークスーツに白シャツ、黒の靴を履いていて、同行する日に部下が明るい色のスーツに、色物のシャツ、茶靴を履いてくる。
もっと言えば上司よりも良い腕時計やブランドロゴの入ったカバンを持っていく。
これも相当な苛立ちを抱える瞬間です。
ダークスーツにシンプルな服装を好む上司は、わざと謙虚な姿勢で視覚的にイメージコントロールをしているのに、部下が悪目立ちをすればもう同行に誘うことはないでしょう。
同行商談で営業の上司を苛立たせないための準備
事前確認とすり合わせを行うことが重要です。
時に、非常に多忙な上司との同行の場合は、メールにて自分の認識を送っておくとポイントが高いです。
もちろん、評価されるためではなく、苛立たせる前に「これは違う」「こういう感じ」という意思と方向性をもらうためです。
逆に何も読んで問題がなければ、何も言われないという認識でいいでしょう。
商談内容や提案内容は、上司ではなく同行する部下に意見を求められる場合が少なからずあるため、必ず理解して挑みます。
何よりも体調管理。
当日体調不良でマスクをしてフラフラして移動を共にするのは上司にとってストレスでしかありません。
体調不良は仕方ありませんが、体調管理は入念にしておきましょう。