『すみません』を連発する営業マンは印象が悪い

『すみません』を連発する営業マンは印象が悪い

営業マンは『すみません』が多すぎる

毎日何回「すいません、すみません」と皆さんは言っていますか?

営業マンは営業マンの「お忙しいところ失礼します」がムカつかれる理由 でもお話しましたが、気づかない中に同じ言葉を頭で考えず無意識に言ってしまっていることが多くあります。

例えば、「ありがとう」は1日何回言っても自分のメンタルを壊さない言葉でストレスにもなりにくい言葉です。

しかし、ごめんと同じ意味で使われる『すみません』は営業マンにとって非常に厄介な言葉です。

『すみません』を連発する営業マンは印象が悪い

「すみません」という言葉が丁寧な言葉でクッション言葉と認識していれば、すぐに変える必要があります。

「すみません」という言葉は謝罪系の言葉に人は認識するので、悪いことや不愉快なことをされたと聞き手は感じます。

つまり営業マンから「すみません」と聞くと聞き手は被害者意識が生まれてしまいやすいのです。

『すみません』と『Excuse me』は違う

営業マンがなぜ「すみません」を連発するようになったかと言うと、外国の映画やドラマの影響かもしれません。『Excuse me』は日本語訳だと「すみません」と訳される場合が多いからです。

しかし実際、海外のニュアンスは『失礼します』が強い印象の言葉です。

営業マンが使っている「すみません」は「sorry」に近い印象です。

実際海外のビジネスシーンで、「sorry」と言うと「なぜ謝るんだ?」と聞かれるのです。

むしろ、相手に気を使わせてしまいます。

営業マンが言葉を意識すると「すみません」が多くなる

では、営業マンが真似すべき言葉とはどんなものか、というとホテルのポーターや高級レストランのスタッフ、空港や飛行機での客室乗務員などが見本となります。

すみませんと声をかけられた経験は少ないのではないでしょうか?

営業マンは「すみません」を最低限まで控える

『すみません』を営業マンは言わない工夫をするだけで、言葉選びが非常に上手になり会話が非常に滑らかに進むようになります。

営業マンも人間なので、言葉を時に間違えることもあっても問題はありません。

「トライが重要で、ちゃんと考えて話している営業マン」が評価されます。

聞く人は「またこの言葉」と思った瞬間に記憶にも残りませんが、一生懸命話をしていて言葉の表現を間違えるほうが印象に残るのです。

「緊張していたのかな」と思ってもらえるくらいがいいのです。

円滑に営業マンが進んだと思っている商談ほど、機械的で聞き手はなんの印象にも残っていないことが多いのです。

営業マンの多くは「すみません」ではなく『お手数ですが』で解決する

商談や会議などで始まっていきなり「すみませんが資料をご参照ください」と言いながら話をし始めるケースが多いですが、営業マンとして言葉の引き出しが狭すぎであり、自分が何の違和感もなく話している言葉に疑いを持たなければなりません。

実際は、相手は謝られることをされていないので「お手数ですが、資料をご覧いただきながら」と話せば、十分ですし言葉に敏感な人は「お手数ですが」という言葉に印象が残り、「この営業マンはキチンとしている」と評価されるはずです。

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