圧迫面接する企業対策
転職する場合も新卒の採用でも同様に、圧迫面接をする面接官は今もいます。
そもそも、なぜ圧迫面接をするかという採用サイド側の気持ちとしては話のしにくい相手にも上手に自分の話に乗らせて自分の魅力を伝えられるか、
というところに期待値は置かれています。
しかし、『しかし』です。
今時、面接でも企業イメージを大切にする風習がある中で、古臭いスーツを着て、古い考えを押し付ける面接官は古い企業の風習をアピールすることになります。
今回はそんな圧迫面接に当たった時の対処方をお話しようと思います。
圧迫面接をする面接官や採用担当者
圧迫面接をする面接官が本当に、圧迫面接を意図してしているかどうかは『相槌』でわかります。
「で?」
「だから?」
「なぜ?」
を連呼する面接は帰って良いと言えます。
今の企業に一番必要なのは『優良な人材』です。
圧迫面接をして、企業価値が上がるならそもそもマーケティングも販売戦略も必要ありません。
圧迫面接をする中で、この人のオーラや雰囲気はタダモノじゃないと思わせるパワーがないと圧迫面接など価値はないのです。
価値のある圧迫面接の相槌
「〇〇さんの考えを聞かせてください」
「もう少しこの部分を聞かせてください」
「実際〇〇さんは、その時何をしましたか」
こんな質問を投げかける面接官は、厳しい返答の中にも相手の良さや足りない部分をリサーチしようと冷静に頭を使って質問をしています。
そのため言葉に詰まってしまうようであれば、準備不足として結果は別として良い経験になる『価値』のある面接だと言えます。
帰っても良い面接もある
腕組みや足組みをして面接している面接官がいる企業は、こちらから願い下げしましょう。
相手は目上であったとしても、今の時代にはそぐわないスタンスだからです。
パワハラ、モラハラが仮にあっても耐え抜くだけの魅力が会社にない限り、面接を切り上げたほうが良いと言えます。
バブル崩壊、リーマンショック時代を乗り換えた採用組は、確かに今の日本経済を支えています。
しかし、自分が厳しい時代に耐えたからといって、今の時代に同じことをする必要は一切ありません。
圧迫面接は転職の魅力を消す
圧迫面接は、今後どんどんなくなっていきます。
今すでにフリーランスでの働き方や副業というワークバランスが確率され始め、どんどん有力な人材はフリーランスへ移行しつつあります。
企業は有力な人材を確保するために必死です。
今までは、企業も人を育てることにミッションを置いていましたが、有力な人材の流出に歯止めが効かない今の時代に、企業に踏みとどまらせるだけの魅力を企業も提供しないといけない時代になります。
そんな今の時代に「うちの会社に君は見合うだけの価値があるのか」とマウンティングするのは折角、転職して新しい自分の価値を見出そうとする邪魔にしかならないと言えるのです。
だからこそ、転職を決め圧迫面接に当たれば、価値のある圧迫面接ならば感謝して経験し、価値のないマウント面接なら一つの学びとして経験すると割り切ってしまって良いでしょう。
それこそが、方法と言えば厚かましいですが、圧迫面接の攻略方法だといえます。