売れる営業マンの『メール営業』とはどんなものか
営業マンの時間の使い方は商談・挨拶回り、テレアポくらいしか実はありません。
その割に忙しすぎるのはなぜでしょうか?
アフターフォローが忙しいからなのか、それとも業務が多いからなのでしょうか?
売れる営業マンは自分よりも倍以上稼いで、なぜ24時間という時間で仕事をこなせるのでしょうか?
今回はそんな売れる営業マンが使う生産性向上テクニックである『メール営業』をお話しします。
売れる営業マンの『メール営業』を大切にする理由
テレアポや挨拶回りよりも圧倒的に効率がよく多くの顧客へアプローチ、管理をすることができます。
売れている営業マンは
- 新規の商談営業メール
- 顧客へのご機嫌伺い営業メール
- 見込み客への近況営業メール
などとメール営業をカテゴリーに分けて管理しています。
テレアポは繋がっても繋がらなくても1分〜3分を1人のお客さんにかけます。
繋がる確率は低く、そこからの会話で商談まで持っていくには数回の連絡が必要です。
メール営業は1回雛形を作ってしまえば半永久的にその文章は使い回しをすることができます。
しかも、営業と言いながらもカフェでコーヒーを飲みながら、タバコを吸いながらでもできてしまいます。
それに送信は同時に送ろうと思えば100人にも送れます。
つまり営業マンの貴重な時間を1回でまとめて確保することができるため、余白を作ることができるのです。
売れる営業マンの『メール営業』のテクニック
古い考えの上司はテレアポが最高の営業手段だと言いますが、時代は変わりました。
「わざわざ電話をしてくれてありがとう」と言われなければテレアポなど迷惑なだけなのです。
メールはPDFやエクセル・ワード、自社の売り込みサイトのリンク、営業マンのメッセージとブログでいうタイトル分けがされ非常に読みやすい構成になっています。
そもそもテレアポでは視覚で提案できないことがメールでできてしまいます。
最近では自社商品を利用するYouTubeなどのURLを添付する営業マンも増え、お試し前のイメージが非常に掴みやすくなりました。
売れる営業マンの『メール営業』はメルマガに習う
営業マンである自分がメールやセールスに踊らされるということは少ないと思います。
メルマガや雑誌などついつい目に留まる言葉というのが人間にはあります。
その言葉や仕組み、演出を大事にすると逆になぜこのメルマガは開封しなかったのか?と自分自身の学びにもなります。
売れる営業マンの『メール営業』は基本的に雛形・テンプレートを使う
あいさいやお客さんとの共通点など『ゴルフやプライベートなキャッチ挨拶』を入れた後は、基本的に熟成されたデミグラスソースのように改良されたメール営業の雛形・テンプレートをコピペします。
売れる営業マンの『メール営業』は新規客で効果を実感する
初めてメールを送付する際や、紹介された人への挨拶・紹介してくれた人へのメールなども、商談帰りの電車の中で送信で完了です。
もちろん、その後にアプローチしやすいように『何時にお電話させてもらってもいいですか?』とアポイントを入れておけばダメなら『この時間に』と返事が来るため入れ違いになることも少ないのです。
売れる営業マンの『メール営業』は自己防衛になる
営業マンのクレームで一番多いのは言った・言わないという絶対的に営業マンが不利なトラブルです。
知っている人が聞く話と、全く知らない人が聞く話は同じ内容でもイメージが全く違うことがあります。
メールは送信履歴が残るので、「こう伝えました」と証拠が残るためどれだけ大きなクレームになっても『お客さんの誤解』で片付くのです。