営業マンの面倒な『営業日報』を楽にする方法
営業日報と言えば、毎日毎日書き続ける社畜を実感するタスクだと感じる営業マンも多いと思います。
営業マンは営業日報と日々どう向き合っていくべきなのでしょうか。
意味もなく書かされるのか、実は何か楽をするテクニックがあるのか。
そもそも営業日報は必要なのか、売れている営業マンはどうしているのかも実は気になるところかもしれません。
今日はさまざまな営業日報を楽にするための予備知識と方法営業についてお伝えしていきます。
営業マンの面倒な『営業日報』=上司の面倒な仕事
上司も営業日報を確認するのは面倒
最近では、営業日報が機械化してデータ化されマネージャークラスはどの支社支店の営業マンの日報も見ることができる会社も増えてきています。
しかし、一方でまだまだ手書き文化の残るアナログな企業もあります。
上司は日報の『確認』もひとつのタスクであり仕事なのです。
日報は書く側も読む側も何ひとつ面白いこともなく面倒なものなのです。
面倒な営業日報が一瞬で変わるテクニック=営業マンの面倒な『営業日報』を楽にする方法
営業マンの面倒な営業日報は役に立つのか
営業マンの面倒な営業日報は役に立つのかというと、経営者から言わせれば営業日報を書かずに結果が出せて、給料以上の働きをしてくれるならほとんどの経営者は廃止させるはずです。
実際書く側の営業マンも、営業日報ほど給料や歩合・ボーナス・昇進に関わらないタスクはないと思っているはずです。
9割以上がめんどくさい仕事・無駄・無意味・非効率だと考えているでしょう。
実際、非効率極まりない営業日報ですが、営業日報を書かされている営業マンではなく『自発的』に自分で営業日報をつけている営業マンはひとつの過去の商談データとして参考にして商談に挑むようです。
『無駄』な時間を作らないように、非効率な事務作業も自己啓発の置き換えて利用する向上心のある営業マンも少ながらずいますし、几帳面な営業マンは自分のノートとメモを2冊使いして整理している姿も見たことはあります。
売れている営業マンの営業日報=先の日報まで書き込んでいる
『売れている営業マン』は、営業日報を商談の未来形で書いているのを見かけます。
具体的には空いている時間に自分のパソコンやタブレット、スマホなどで商談状況をメモして、次回は『こんな流れの話からこうなっていく』というイメージを書き出すのです。
つまり、計画書やガイドラインのように営業日報は未来形で書き込むことによって、それ通りに実行せざるを得ない環境を作ってしまうのです。
面倒な営業日報を先日付で書き込むメリット
面倒な営業日報を先日付で書き込むメリットはクロージングしない商談、答えがでない商談をホットリストとして抱え続けなくなる点です。
自分でも先日付でに営業日報を書いていれば、この会社、この見込み客とまだやり取りしているのか、と呆れるような感情になります。
そのため商談のタイムスケジュールが中長期的にブレないように、この日まで契約すると書き込んでしまえばYES/NOの商談の答えは出るので、結果として営業マン個人の商談リストを整理しやすくなります。
そのほかにも、そろそろ『商談の実』の収穫時期だな。ということを先日付にするほど『そろそろ』決めないとさすがに脈なさそうだ、と客観視できるようになります。
営業マンの面倒な『営業日報』を楽にする方法=ペンディング案件をまとめる
営業日報がペンディング案件をまとめることができるのか?
と疑わしい目で読まれていると思いますが、営業日報を未来予想図にるということは、少なくとも文字で整理することができます。
商談相手の決算や節税、個人であれば誕生日や結婚記念日、『初めて自分と会ってから1年記念』などこちらが勝手に記念日として設定してアプローチを仕掛けることもできます。
そして何より、先日付になれば中長期的な売り上げを予想できるため、歩合性の営業マンは収入の安定化も効果として期待できます。
営業マンの面倒な『営業日報』を楽にする方法=上司の心象アップに繋げる
商談も株式相場も人間の感情も海も共通するのは『波』です。
売れる営業マンほど、『感情の波』モチベーションを常に高い状態に保つ方法を知っています。
その一つとして営業日報を使います。
上手に商談が運べない時ほど、モチベーションが下がったり声や自信のなさが目立ってしまいます。
そんな中で、「この商談もこのタイミングでこの作戦なら決まる」という商談の熟成期間と戦略がプラスに作用して『できる営業マン』のモチベーションに繋がっていきます。
『上司の心象も気になる。』という方も安心してください。
同じ文章をコピペしているような日報よりも、はるかに面白くつい読みたくなる日報として輝くでしょう。
それが将来的にキャリアアップに繋がる可能性もあります。
しかし、「営業日報に妄想を書き込むな」という指摘を受けた場合、貴方は最高で最大のチャンスを手に入れます。
なぜなら、その時点で他の営業マン以上にその上司は自分という営業マンに注目していることになるからです。
営業マンの面倒な『営業日報』=チャンスときっかけになる
この会社にこの上司あり、未練なしの転職
その上司を越してより上を目指せるかどうか、
この会社で社長に直談判できるだけの実力が作れるのか。
大企業で社長が誰かもわからない会社に勤めていることもあるかもしれませんが、結果とし営業日報は面倒ではなく、むしろ中長期的に見ると楽ができるツールだとも考えることができます。
『できる営業マン』価値観を身につけて、『できる営業マン』になってしまえば、上司も何も言えません。
それこそ、売れる営業マンになってしまえば、面倒な営業日報も物理的に書く時間なさそうだと、上司も感じるでしょうし、日報書いているなら「一件契約いれてくれんか?」と頼まれるかもしれません。
黙らせるだけの結果を持つのは『できる営業マン』と『一流の営業マン』のどちらかです。