営業マンの転職は生まれ変わるチャンス

営業マンの転職は生まれ変わるチャンス

営業マンという仕事は、いつでも『代わりの人間がいる』仕事とよく言われます。

確かに営業マンという仕事は、やろうと思えば誰でもできます。

というより誰でも可能性があるし仕事と言ってもいいはずです。

営業マンは転職すれば生まれ変われる

引退するまで同じ仕事を続ける終身雇用の文化は、この何十年かで大きく変化があり、転職してもキャリアにダメージがない、マイナス評価を受けないキャリアパスとなりました。

今からの時代は、『いつでもやり直しができる』むしろ、『生まれ変わることができる』と思って営業マンを続けるべきだと言えます。

営業マンは不安を転職でリセットする

  • もしもお客さんが買わないと言ったらどうしよう。
  • もしもお客さんが気に入らないと言ったらどうしよう。
  • もしもお客さんが来なかったらどうしよう。
  • もしもお客さんがドタキャンしたらどうしよう。
  • もしもお客さんが無理な値引きで成約できなかったらどうしよう。
  • もしもお客さんが怒ったらどうしよう。
  • もしもお客さんが上司を呼べと言い始めたらどうしよう。
  • もしもお客さんが自分の会社の社長と知り合いで最低な営業マンだと言われたらどうしよう。

もともと心配性ではなかった営業マンも長年同じ会社にいるだけに、身を固め不安やリスクからどんどん逃げようとします。

もともと買わないと言われて当たり前だと思っていた新人時代のメンタルはどこにいったのでしょうか。

そんな不安や恐怖も違う環境へいくことでリセットすることができます。

営業マンは『良い』キャリアだけを集めていけば良い

どうしても年齢が若くて向上心があれば大きなミスをしたり、自分の大切にするべきことや将来への方向性が大きく変わる時があります。

若気の至りと言えばそれまでですが、感情的になって勤務先の出世街道から外れても今のビジネスシーンでは、必ずやる気のある人材、ポテンシャルのある人材は企業が守ります。

だからこそ、失敗やマイナスというキャリアに苦しむことなく、人生の何章かを早々終わらせて、新しい章を始めるべきだと言えます。

その新しい章の始め方こそ『転職なのです』

売れないパッとしない営業マンを経験し耐え抜く

「売れる営業マンはできている」ということを『自分ができていない』という思考に置き換えないように注意しなければなりません。

・結果を出す営業マン

・偶然でも売れた営業マン

・コンスタントに売る営業マン

・会社の収益の何パーセントをシェアしているのかというほどの売り上げを出す一流の営業マン。

この営業マンたちをひたすら観察してパッとしない営業マン・売れない氷河期を耐え抜くことが必要です。

ここでの『耐え抜く』というのは一社に在籍し続きるということではなく、転職しても営業マンをやめないということです。

転職すれば過去を知っている人はいない

カーディーラーや狭い業種内での転職は、偶然にも同じ会社へ転職している人もいるかもしれませんが、余程のことがない限りゼロからのスタートです。

誰も新人時代のことも知らないし、商談でクレームを連発したことも、連続でボウズ(売り上げゼロ)だったことも、上司に怒られ泣いたことも知りません。

ましてや、飲み会で潰れた経験も最大の失態である社内恋愛ですら、リセットすることができるのです。

どんな仕事よりも代わりに人間がいるからこそ、自分という人間も誰かの代わりになれるということです。

専門職やアーティストなどではそうはいきません。

売れる営業マンはある程度で転職して損切りする

売れる営業マンは『一番流れの速いビジネスの最前線』にいます。

たくさんの情報や経験を積み、成長をどんどんしていきます。

その中で自分にとってサイズが合わなくなった服のように、自分のビジョンと合わない仕事をたくさん抱えることも当然あります。

良いことも成長もしたからこそ、断捨離も必要です。

仮に転職しキャリアアップをしても自分と『合う・合わない』というのは必ずあります。

だからこそ、決断し見切りステップダウンしても『損切り』を早急に行います。

その『損切り』こそが転職のきっかけになり、また新しい自分になっていきます。

転職を何度しても成功するための方法は1つ

転職は1度でも2度でも10回でも、成功させることはできます。

職歴がたくさんあるからと、継続力や協調性がないなどと判断する企業は古い人事採用だと言えます。

しかし、時代がどれだけ変わっても転職について一つだけ注意しないといけないことがあります。

それはどれだけ失敗して、失態をして、同僚から無視されても一つだけ胸を張って自慢できることを作っておくことです。

ダメ営業マンを演じて最高の経験を得て転職する

『能ある営業マンは実力を隠す』

最初から売れる営業マンになるよりも『売れない営業マン』を経験したり、パッとしない営業マンになったり、出世欲や人間関係で失敗したりとどんどんダメ営業マンになって、逆転の時を転職したり出世したり、降格したりして待つのです。

少なくとも、同じ場所に燻っている時間は営業マンにはなさそうです。

能ある鷹は爪を隠すように、『売れる営業マンは実力を隠す』のです。

転職して成功できない営業マンは失態すらない

成功するには誰にでも自慢できるキャリアを作る

転職をし続け成功の経験をしたことがない営業マンは、何度も何度も転職を繰り返します。

しかし、根本的になぜ転職に失敗するかがわかっていないから何度も会社を辞めリセットすることになるのです。

どれだけ失態を重ねても、

営業のアポ電は誰より多く1日200件電話していた。

子供には好かれる。

商品のスペックを暗記する記憶力には自信がある。

本を1000冊読んだ。

など、仕事だけでなく自分の特技でも良いので胸を張れることを探すのではなく『作ることです』

転職の回数も多いなら、とことん多くすれば必ず最高のキャリアになります。

今の私からすれば、もっと転職しておけばよかったと思うくらいです。

出世する営業マンほど転職し『挑戦する』

リセットしようと思えばできるのがキャリア

「リーダーに向いているタイプ」であっても、生まれ持ってモノを売る才能があっても必ず失敗します。

出世頭のエリート営業マンやビジネスマンも同僚が憧れるような出世をしても、簡単に転職をします。

生まれ持ってのリーダーや管理職、エリート営業マンはおらず、『得意・不得意』を知りステップアップするために一度ゼロ(リセット)します。

『目先の結果』だけで判断することは『妥協や言い訳』をしない自分でいられているか、が判断材料だと言えます。

売れる営業マンは嫉妬や妬みに怯えないのか

『もともとメンタルがタフ』なわけではありません。

売れる営業マンも売れない営業マンも、同じように人間関係で行き詰まります。

しかし売れる営業マンは、人間関係の悩みや行き詰まりも、滞留させません。

売れる営業マンになる器も度胸も、全て経験し通ってきた経験から生まれているのです。

今の一流営業マンたちは皆、転職をしている

年功序列では成り上がれないことに気づくのが『一流』

今企業のトップにいる人や、管理職はほとんど転職経験者です。

それもかなりの回数している人が、多いです。

ヘッドハンティングされた、引き抜かれた、抜擢された、と取材では答えていますが、実際全て転職したということです。

何より今の起業家などは、現場経験やノウハウを勉強するために企業に就職するという強者までいます。

確かに、お金を貰えて教育やトレーニング、研修が受けれて更にネット回線や電話まで用意してくれコピーをミスプリしても誰も怒りません。

そんな環境で自分が定めたミッションを達成すれば、転職して違うステージに上がるという思考はまさにニュージェネレーションであり、順応し早く妄想の客観的意見を捨てなければなりません。

WEBライターの紹介: Yoshi

1981年生まれAB型

アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。

人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。

その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。

大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。

共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。

現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。

➡︎Yoshiの収入やお金事情はこちらの記事にあります

➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります

hiro.m0603@gmail.com

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