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転職エージェントを利用する際に、私自身はあまり気にしなかったのですがこの仕事についてからよく聞くことがあります。
転職エージェントで提案された求人案件を断りにくいから、利用をやめたという残念な意見です。
転職エージェントの求人案件を断って角が立つのでは?という不安からだと思います。
しかし、正しい考え方かどうかは別として、私は『断ってナンボ』だと思っています。
気持ちよく、お礼を言って断ってしまいましょう。
そして、「もっとこんな求人が良い!」とアピールしましょう。
遠慮をCAにするだけ、断る回数は増えると言っても過言ではありません。
CAの求人を断る理由を探すのは無駄です。
その求人に何かハッとするものがない限り転職は前に進みにくいものです。
営業職、営業マンの方は重々ご存知だと思いますが、営業マンは『断られてナンボ』の仕事です。
断られることに免疫がつくことで、更なる提案を考えスキルを磨きます。
転職エージェントの担当者であるCAも同じです。
提案をして、自分は次に進みたくないという意見を聞かないと絞り込みがかけられません。
むしろ、求人案件を断ることで、自分の理想に近くと考えるべきでしょう。
転職エージェントのCAは前述通り、営業マンです。
転職させてお金をもらっているプロです。
営業マンである限り、「買いたい」「欲しい」という相手ばかりでなく、買う気がない人に「買ってもいいかな」と思わせるのが仕事です。
転職エージェントのCAも断りにくいからと求人案件を受け取ったまま、電話を無視したりすると、求人案件の回答や意向確認の電話は増えていきます。
追いかける仕事だからこそ、潔く断る方がCAとの関係はよくなります。
転職エージェントのCAは前述通り、転職のプロです。
ゴルフのティーチングプロに、変なトレーニングメニューさせられても結果として、フォームやスコアがまとまるように、プロはプロとしてコミットするために提案をしてきます。
ここで何が言いたいかというと、転職エージェントのCAはプロとして求人案件を提案しています。
要するに、経験上ノウハウ上、プロとしてこの求人案件とマッチングすると判断して提案してきています。
断るのはいくらでも断って構いませんが、提案された趣旨やどこがマッチングするのかは考えてみても良いと思いますし、CAに意見を聞いてみても良いと思います。
今の転職業界はパンパンのギュウギュウです。
総合的な大手転職サイト・エージェントが柱になり、専門分野やエグゼクティブなど絞り込んだ業種向けが隙間なく市場を埋めています。
その中で、今「転職をとりあえずさせたい」とCAが意気込んでも、利用者が満足しなければそのエージェントの信用が落ちるため適当な求人案件は提案できない時代です。
なぜなら、不満を感じた時点で違うエージェントに行くだけで、登録者・利用者は特に損はありません。
圧倒的にお客様主義の市場なのです。
だからこそ、今の転職エージェントの求人案件は提案される意味があるということなのです。
転職エージェント側も同じことを感じて商売をしています。
飛び込み営業を邪険に扱ったり、ガチャ切りする利用者などストレスを転職エージェントのCAは感じています。
しかし、利用者側は良い求人案件を選ぶのは人間であるCAのため、態度が悪ければ確実に提案数も質も落ちます。
何より、転職エージェントの魅力である企業側との交渉も消極的になるのはいうまでもありません。
転職エージェントのCAと利用者の関係は、思ったよりも長く続くことがあります。
実際独立した今でも、この「条件ならどう?帰ってこない?」と冗談ぽく世間話をすることもあります。
そんな人脈が今の私の情報源にもなっています。
もちろん、みなさんにも関係があります。
転職活動は今の時代早い時期には、3年に1回するエグゼクティブは多くいます。
そのための準備は、新しい仕事に就いた時から始まっていることが多くあります。
CAという仕事は利用者のキャリアを育て、次のキャリアを築き上げることで次のよりハイエンドな求人案件を提案するヘッドハンターになります。
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
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