ポルシェの営業マンになりたい

ポルシェの営業マンになりたい

ポルシェの営業・セールス

ポルシェと言えば3大高級輸入車のさらに上をいくブランドバリューを築いているスポーツカーメーカーです。

元々は911やボクスターが売れ筋であり、メインラインナップでしたが、フォルクスワーゲンとの共同開発でも誕生したカイエンやその弟分のようなマカン、4枚ドアのラグジュアリースポーツカーとしてパナメーラなどスポーツカーの中ではマーケットシェアを拡大させています。

 

ポルシェは売れる

ポルシェと言えば、リセールの高さが有名です。

911などは購入者した時以上の価値を生むものもあります。

お医者さんや弁護士、経営者にとっては、高級車でリセールが良いのは、節税と資産形成ができるクルマとして魅力的だと言えます。

 

値引きの少ないポルシェ

近年、『登録済未走行車』という新古車マーケットが勢いに乗っています。

数年前BMWが、市場価値を落とした原因にもなりましたが、値引き額が年々高額化しています。

それに合わせ、メルセデスベンツ・BMW、アウディ、レクサスなどと比較すると、原価率は高いものの販売時の粗利益が上記4社よりも圧倒的に高い傾向にあります。

『値引きをしなくても売れるクルマ』とも言われますが、実際はドイツ車の値引き競争に乗らないというポルシェのブランドアイデンティティとも言える部分です。

 

ポルシェの営業マンはキャリア命

ポルシェの営業マンは基本的にはキャリア採用で、3大輸入車メーカーに勤務していた方や、メカニックからのキャリアパスに成功した方、更には中古車販売店で販売経験がある方が採用される傾向があります。

そのため、自動車販売・自動車業界未経験には、少しハードルが高い転職候補先となります。

自動車業界未経験が落ちる理由

ポルシェは、普通のセダンやクーペと少し異なりエンジンの置き場所や過去のポルシェの歴史など、他社と比較してもかなり知識を詰め込む必要があります。

実際、メルセデスベンツやAMG、BMWで言えばM社販売のM3、M4などの運転経験がある方が、どの点が違い、どの点が優っているのか判断しやすいというのが一般的な理由付けとなっています。

教育にかかる時間=無生産

ポルシェは営業マンでもメカニックに詳しい人材が多く、トレーニングプログラムでもディーラーによってメカニックの本格的なトレーニングに参加をさせているところもあります。

一般的にメルセデスベンツやBMW、アウディなどの輸入車、外車と呼ばれるクルマやトヨタ、レクサス、日産などの国産車でも、未経験者が始めて販売するのに平均3ヶ月かかると言われています。

それ以上にポルシェは深掘りした知識を必要とし、節税効果や顧客との関係作りなどのスキルがあれば活躍しやすいメーカーです。

その点で考えると、ポルシェを売れるだけの知識、技術を0からポルシェやディーラーがトレーニングすると膨大な無生産時間にペイ(人件費を支出すること)する必要があり、実質的に多くの未経験者を採用するのは難しいと言えます。

 

ポルシェへの転職が難しい理由

ポルシェの営業職・セールスへの転職は自動車ディーラー内では、比較的ハードルが高いと言われています。

求人案件がないわけではありません。

マセラティやフェラーリよりもディーラー数、店舗数は全国的に多いため求人案件はあります。

しかし、ポルシェの求人案件では30代前後までを積極採用している傾向にあります。

ディーラー営業で、成果を出せば25歳で入社すると30歳という年齢は、決断を急ぐ必要があります。

そして、年収がちょうど上がってきたタイミングでポルシェへの転職を決めるのには、度胸と決断力に迫られます。

ポルシェの採用と異業種採用

一方で、ポルシェは異業種から営業経験・販売経験がある人材は採用実績があります。

具体的な職業で言えば、保険代理店での営業マンや保険会社勤務をしていた人材、或いはラグジュアリーブランドや宝飾品ブランドからのヘッドハンティングも中にはあります。➡︎ポルシェの求人をエージェントに探してもらう

ポルシェの年収は憧れる

ポルシェは20代で800万円〜980万円ほどの年収を受け取ることが可能な、自動車メーカーです。

30代では営業職でも1200万円〜1500万円という高額レンジで年収を受け取っている営業マンもいます。➡︎ポルシェの求人を探してもらう

これは3大輸入車メーカーで言えば、メルセデスベンツやBMWなど年収が高い営業マン・セールスよりも高い報酬です。

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ポルシェの売れない期間・下積み

ポルシェへ転職してすぐに、売上が上がる営業マンは予め転職前に『お土産』を用意している場合が多くあります。

*お土産とは、転職前に次の職場の商品やサービスを契約してくれる強力者を見つけておくこと、前職の顧客を転職先に持っていくことを言います。

しかし、それでも教育やトレーニングなどの期間があり、下積み時期を過ごすことになります。

 

ポルシェの退職は転職1年目に多い

ポルシェへ転職できても、1年以内に退職してしまう方もいます。

インセンティブを見込んで入社したものの、なかなか営業に出れない、売れないという壁にぶつかり身動きができなくなってしまう場合があるからです。

そのためポルシェのディーラーは各社退職率を下げるため工夫をしています。

 

前職給料考慮➡︎インセンティブ制度へ

入社して退職率の高い1年間を含む2年間は固定給制度を取り入れている、ポルシェのディーラーもあります。

前職の給料を考慮して年俸350万円以上を確約し支給するというものです。

(年棒÷12=月の支給額)

最短でインセンティブ制度へ移るにはディーラーで決めた一定の売上を1年で超える必要があります。

新規顧客がいない新人セールス

新人のセールスや営業マンが頭を悩ますのが新規の顧客作りです。
ポルシェは、過去の顧客データを保有しておりメンテナンスなど調子伺いしてきっかけを掴むことのできる『既納客』で担当のついていないお客さんを新人に任せるケースがあります。
ここで、何度も電話をかけてアプローチをしながらポルシェの営業マンとして自立していくこともあります。

ポルシェの福利厚生

  • 昇給 年1回
  • 賞与 年4回(4月・7月・10月・1月)➡︎業界内トップクラスです
  • 交通費支給
  • 社会保険完備
  • 出張手当
  • 家族手当(配偶者:月9500円|子1人につき:月2500円)
  • 役職手当
  • 職能手当
  • 退職金制度

輸入車ディーラーとしては賞与の回数が全国的に多い傾向があります。

国産メーカーと比較するとかなりシンプルな福利厚生で、外資系メーカーということがが感じられる部分です。

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WEBライターの紹介: Yoshi

1981年生まれAB型

アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。

人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。

その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。

大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。

共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。

現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。

➡︎Yoshiの収入やお金事情はこちらの記事にあります

➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります

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