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営業ノウハウ研究所 営業マンとして生き抜く知識・スキルを。
マツダは2019年度の決算報告を参考に、振り返ってみるとかなり苦戦中の国産自動車メーカーです。
マツダはCX-5でskyactiveというネーミングで新世代ディーゼルエンジンを、爆発的にヒットさせました。
その後、コンパクトハッチのデミオにもディーゼルエンジンを投入し、ショールームも今までのマツダとは違い、洗練された高級路線へ舵をとっています。
これはあくまでも『マツダ・営業マン・評判』という非常にざっくりした、データを抽出してみましたが、顧客満足度を思った以上に伸び悩みを見せています。
『態度・酷い・売り方』という言葉が目立つのも悲しい結果だと言えます。
現在、マツダ自体が売り方の方針転換をさせている最中という認識で間違いないため、自動車関係が未経験の方でも業界エントリーとして学びの多い会社だと言えます。
マツダの決算時やプレスのコメントでは、『新世代店舗』と呼ばれていますが、高級感があり、黒系にまとめ『品格・惹きつける・美しく魅せる・居心地』にこだわり施設投資を行った作りとなっています。
しかし、マツダのクルマ自体非常によく出来ており、私自身も魅力的に感じていますが、私が訪問したショールームは高級感はあっても自販機型のセルフで飲み物を入れるようになっており、どこか『削った』感(*コストを削る)を感じてしまったのが正直な感想です。
営業マン自体のアップデートがお客さんに追いついていないというのも、気づきの部分であり、ここはポイントになるところだと言えます。
マツダの営業マンは髪型、スーツ、靴磨きなどにまだそこまで注力をしている様子が伺えないのが残念なところですが、今現在営業マンとして身だしなみを整えるスキルがある方は、ショールームでも目立つ存在になれることは間違いないと言えます。
近年ではボルボや日産の一部店舗がマツダと同じように高級感を高めたショールームのリニューアルに投資を行っています。
その中で、ボルボは大型SUVの導入などで車両の価格も高いものがあり、営業マンのホスピタリティ強化にも力を入れていることが感じられます。
日産がどこまで輸入車勢に対抗できるかは様子見の状態だと言えます。
マツダで働く営業マンの年収
マツダで現在働いている全職域で平均年収は680万円ほどです。
営業マンに関しては30代のトップレンジになるタイミングと20代の年収が大差が生まれていないことから、実力主義なことが伺えます。
しかし、近年マツダはインセンティブの事情を大きく変えているため、売ったら打った分だけ年収が増えるという会社ではなくなっていることだけ頭に置いておいて頂きたい部分です。
マツダの求人情報は少なめ
現在マツダの求人案件は一時期に比べ激減しています。
理由は様々ですが、一部のディーラーでは賞与はあっても、インセンティブという制度がほぼない状態になっている会社もあると言われています。
それに合わせて、基本給は高めに設定されていますが、トヨタ・日産・ホンダと比較すると、『インセンティブの大きさ』は年収の差に繋がっています。
前述ではインセンティブがなくなったように感じるかもしれませんが、マツダでは実績給という報酬制度があり実質的なインセンティブ制度となります。
思ったより、基本給が高めの会社は福利厚生も充実しているイメージですが、マツダは自動車ディーラーとしては平均、あるいは少し少なめと言えます。
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
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