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ジープの営業マンと聞くと、あまりショールームが多くないこともありイメージがつきにくいかもしれません。
しかし、ジープの営業マンというのは実は非常に、安定感がある自動車メーカーです。
私自身、ジープの営業マンになりたい!という方と出会えばおすすめしたくなるメーカーの一つです。
ジープは現在正式にはクライスラーグループに籍があるため、『クライスラー・ジープ』と呼ばれています。
人気車種のラングラーやグランドチェロキーなどはコアなファンが多く、比較的年収の高い方のセカンドカー(遊びクルマ)にもなるポジションにいます。
もちろん、グランドチェロキーをメインカーにして、アメ車好きな方はダッジやカマロを乗るという男のロマンも多くの方が描いていると思います
クライスラー・ジープのディーラーをやっている系列ディーラーで、営業マンのCSアップトレーニングをさせてもらったときにジープの営業マンからヒアリングした話を少しお話します。
ジープのラングラーは世界中の道を走破できるポテンシャルと丈夫さを持ち、常に中古車ニーズが世界中であるため、リセール・バリューの良いクルマとして知られています。
国産で言えば、ランドクルーザーが根強いですが、新車購入価格で手が届きやすい点などを考えるとラングラーは『強いクルマ』だと言えます。
ジープを見に来るお客さんは、『欲しい』気持ちが比較的高めで、購買意欲を押し上げる必要性はないほどだと言います。
むしろ、描いていた夢の答え合わせのように、経済的な面やメンテナンスなど維持可能かどうかのジャッジのお手伝いをする感覚があるとジープの営業経験者は言っていました。
ジープの営業マンはトヨタやメルセデスベンツと違い、ニーズというのが万人ウケをするとは言えない車種が多くあります。
そのため、ガツガツ売りたい!年収を20代で1000万円にしたい!という方にはアンマッチになると思います。
それよりも、ジープが好き、アメ車好きでクルマに関わる仕事をしたい!と思う方が向いている自動車メーカーだと言えます。
ジープの営業マンは輸入車のセールスですが少し基本給は高めの設定になり、インセンティブは平均的な割合だと思っていただければ良いと思います。
「それなら最高!良い!」と思うかもしれませんが、台数の販売レンジが他社に比べ売りにくいクルマのカテゴリーに入るためなかなか、ハイレンジのインセンティブに達成しにくいというデメリットもあります。
全国平均で月給19.5万円〜21万円以上の固定給と賞与、インセンティブで年収が構成されます。
勤務歴5年で月給35万円、賞与100万円➡︎年収530万円
勤務歴3年で月給30万円、賞与90万円➡︎年収450万円
少しこの部分で引っかかりが出てくるかもしれませんが、扶養手当がないジープのディーラーもあります。
これは年間で約10万円以上年収が変わるので、しっかり面接時や転職エージェントの方に前職の給料との兼ね合いを交渉することをおすすめします。
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
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