フリーランスはなぜ散財してしまうのか
これは人間として生きている限りなかなか振り切られない欲のお話になります。
「絶対に自分は散財しない」そう思っている方ほどこの問題で、人生苦労してしまうように思うので覚書として記事にしてみようと思います。
フリーランスはお金持ちになれる
フリーランスという仕事はサラリーで働いている時よりも、多くのお金や多額を目にすることがあります。
そして、自分自信がお金持ちになれるチャンスも多くあると私は思っています。
私は、贅沢という感覚が人と少し違うことが今の人生の軸となり、支えとなっていることを先にお話しておきます。
私の金銭感覚とケチ
私はブランドバリューというものに憧れはあります。
美しいものを見れば感動するし、かっこいいクルマを見れば目線が外せなくなります。
しかし、自分という人間はたくさんの預金残高よりも自分のしたいことに一生懸命になれる時間が欲しいと心から思っています。
そのため自分の給料として考える収入の1/3が生活費と考えています。
その中には家賃や光熱費も合わせて全ての支出を含んでいます。
ある人からは倹約と言われ、ある人からはケチだと言われます。
フリーランスは合法で稼げれば成功者
フリーランスは朝の会議もなければ接待残業も付き合い残業もありません。
つまり、フルで自分が稼ぐために時間を使うことができます。
それに併せて、悪いことをしなければ誰も文句をいうこともないし、その人生から道を外れることは本来ありません。
成功したフリーランスが失敗する欲
成功したフリーランスが手にするのは『経済力』でありお金です。
会社の社長として、従業員を多く抱え資本を多く持つと地位や名誉も手に入ります。
その中で、自分の才能や努力・結果というものを、使いたくなってくる欲があります。
人間の三大欲求でいう物欲です。
芸能ニュースで賑わせている性欲に関わる話は今回はしないでおきます。
なぜお金を持つと物欲が湧き出てくるのか
お金がない時は、昼ご飯が食べられれば満足だと思っていたのが、いつの間にか高級レストランのランチに代わり、食費が月に10万円を超える生活になっていることもよく聞く話です。
軽自動車でもクルマがあれば十分と言っていたフリーランスも、1年後には高級車に乗り、より高いクルマを求めます。
これからの贅沢欲やお金の使い道は、自分の成功を確かめるための行為だと言えます。
何がいつの間に散財に変わっていくのか
- コンビニのランチがレストランに代わり1000円を超える
- 喫茶店の打ち合わせが高級ホテルのラウンジになる
- 出張の際、格安ビジネスホテルが高級ホテルになる
- モノを大切に使う習慣が新作ブランドモノを揃えるようになる
- 一生モノと言ったはずの時計がきっかけで高級時計をコレクションする
- 経費で落とせるという理由から、リースやローンで高級車を購入し返済に追われる
- ローンの返済を完済しないままオーバーローンをして高級品や高級車を購入する
- 賃貸で50万円以上の部屋に住み始める(事務所は別)
このような生活習慣の変化を私は周りの経営者で、多く見てきました。
その中には大成功を収めている方もいますが、ほとんどの場合サラリーに戻っています。
収入と支出のバランスが重要で、どこまで支出を許していいのかが重要だと日々思い出せる意識が重要だと私は思っています。
高級品や贅沢品は1つだけでは終わらない
贅沢品や高級品をフリーランスである程度、安定収入を得ることができるようになった時にご褒美で買う人がいます。
しかし、その方々のほとんどはこの1回の贅沢品や高級品で自分の価値観を曲げてしまいます。
1着の高級ブランドのTシャツが10万円だとして、10万円のTシャツだけで済めばご褒美でいいと思います。
しかし、素敵な10万円のTシャツを変えば、デニムが欲しくなり、そのデニムに合う靴が欲しくなります。
さらには時計や眼鏡・鞄・アクセサリーなど。
高級ブランドで完璧なコーディネートを自宅のクローゼットに完成させると、この格好で軽自動車には乗りたくないと思い始め高級車を購入するきっかけになります。
青空駐車場で軽自動車ばかり停まっているところい高級車を停めておくのは、犯罪の可能性やいたずらに遭う可能性が高くなります。
そして、シャッター付きのマンションに引っ越し家賃という最大の固定費をあげてしまいます。
お金持ちの周りにはお金持ちがいる
フリーランスとして成功すると、お金持ちが周りに増えてきます。
これは私自身も実感しています。
私の年収の倍以上稼いている人が周りにいて、煌びやかな生活をしています。
そうすると、社会的に『適度』なお金持ちが、億万長者になったような気分になり、自分の価値観をどんどん贅沢思考に変えていきます。
贅沢思考はモチベーションを上げる
贅沢な生活は自己投資と自己啓発本にはよく書かれています。
実際、ホスピタリティや接客の体験を受けるにはお金は必要です。
しかし『常に』その環境に身を置くかは別問題だと私は考えています。
お金をかけるべきところと、お金をかけなくて良いところの分別こそが、重要だと独立して感じています。
夢のない記事『フリーランスとお金持ちと散財』
煌びやかなライフスタイルを目指す方には、なんとも不愉快な記事かもしれません。
もちろん、今の収入と同額の家賃に住んで、尻叩きする自己啓発もありだと思います。
どちらを取るかはもちろん、みなさん次第です。
私のような経営者としてフリーランスとして大成功を収めているわけでない人間が書いている記事なのでお許しいただきたいと思います。
WEBライターの紹介: Yoshi
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
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