WEBライターと著書を出す違い
WEBライターという仕事で印税が入ることはありません。
出版物に関しては、印税が収入となります。
そんな常識的な記事はもっとわかりやすいページがあると思います。
今回はフリーライターとして、仕事をしていく中で、WEBライターとして活動していくのか、あるいは著書を出していくのか。或いは他のフリーライターとしてのキャリアパスがあるのか。という自分の本業カテゴリーでお話していこうと思います。
WEBライターの収入は0.1円から
WEBライターの収入源は大きく分けて
- 単価形式のライティング
- 広告収入ベースの成功報酬
この2つです。
単価は文字単価・記事単価・複数記事単価など様々ですが、一番低い単価で言えば0.1円(ほぼありませんが・・・)です。
その中、こんな低い単価で生きていけないと思いがちですが、著書を出すよりもお金にはしやすいというメリットがあります。
著書を出版するまではほぼ無収入≠正解
『著書を出せばやっとお金が入ってくる』とつい考えてしまいますが印税は売れないと受け取れませんし、受け取るまでに実はかなり待ち期間があります。
つまり、初めて本を書くのであれば半年以上少なくともかかると思います。
その半年間の労働がお金になるかどうか、売れるまでわからないというデメリットがあります。
そのため、無収入期間は著書を出版するまでではなく、『著書が売れて半年ほど経つまで』といった方が正解かもしれません。
著書が売れれば『億り人』?
これだけ読むと、WEBライターになることだけを勧める記事なのかと思われると思いますがそうではありません。
WEBライターの収入でいきなり数千万円規模の収入を得ることはほぼ不可能です。
既に情報はかなり飽和し溢れかえっている状態で、ブルーオーシャンマーケットは限られています。
一方、著書は数千万円規模の収益どころか、本当に限られていますが『億り人』キャリアを手に入れることが可能です。
しかし、この億り人への可能性とWEBライターとして・フリーライターとしての収入ではどちらが稼ぎやすいのかというお話をここからしていこうと思います。
1冊100〜150円の印税と1記事3000円の報酬
ようやくできた本が1冊売れるといくら入るのか、というと本の販売価格の8〜12%くらいです。
つまり1000円の本を出版すれば約100円の収入が入るということです。
1冊の本で私の場合10万文字を超えていたため、10万文字=100円という価値になります。
1万部売れるのも相当難しい時代ですが、WEBライターとして仮に10万文字書けば、かなりの金額になります。
1冊分記事を書けば20万円
私のついこの間書かせてもらった記事の単価は2円でした。
つまり10万文字×2円で20万円です。
2000冊の本が売れないと得られない収入を、WEBライターとしてならばほぼ即金で受け取ることができます。
そして、自分のWEBサイトで10万文字分の記事を書けば、内容によっては毎月3万円以上の広告収入は受けることが可能性です。
記事を多少リライトして1年間3万円稼ぎ続ける記事が書ければ、書い終えたあとは年間36万円の収入を寝ていても稼ぐことができます。
どちらも両方書くプランで進めるキャリア
私の場合はWEBライターとしての執筆と大学などの広報誌・フリーペーパーなどの執筆、オファーがあれば本を書くというのを副業としてしています。
あくまでもメインは転職や採用に関するコンサルティングです。
その中で執筆という仕事でどこにウエイトを置き、キャリアパスを形成していくかというと、WEBライティングです。
しかし、本を書くことは自分のキャリアの後押しとなり信用に繋がります。
@1記事1000文字3000円の案件が4500円になるように、執筆のキャリアでは本が出ているかどうかで大きく変わってくる分野があります。
記事を書きながら本を書く
ご自身のキャリアパスによって変わってくるかもしれませんが、マネタイズ(収益化)という部分だけを考えれば優先順位が見えてきます。
- オファーされた記事を単価ライティングする
- WEB運営しているサイトの記事をライティングする
- 本の原稿をライティングする
この順番でライティングしていけば、目先の収益を得ながら、長期的な資産記事を築き、実績とともに本が売れるのを待つのが私は良いと考えます。
執筆は雑念が一番の業務損害
執筆やライティングの作業は、ストレスや気になることがあると捗りません。
前述のプライオリティ(優先順位)に関しても本来ならば先に本を書いてしまった方が、売れ行きを見守りながら執筆ができると思うかもしれません。
しかし、「絶対に売れる」保証のないものを先に書き、どんどん貯金が減っていくと精神衛生上非常に良くないと思います。
そんな、ストレスがライティングの邪魔をすれば、生産性が落ちてしまう可能性もあります。
それであれば、食べるのに困らない程度の収入を確保して、ライティングした方がきっと良いものが書けると思います。
WEBライターの紹介: Yoshi
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
hiro.m0603@gmail.com
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