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今、転職を考えている人で面接や試験に緊張する人も多くいると思います。
実際、新卒で入社して大学4年間のキャリアでどうにか入社した会社を早くも切り捨てようとしていると、どこか罪悪感にも近い気持ちがあるかもしれません。
今回はそんなプレッシャーや緊張を簡単に消そうと思っても難しいと思います。
だから長ったらしくない約2000文字で転職する緊張や不安に対するメッセージと解決策をお話してみます。
転職の面接というのは、ずばり本番に強さです。
だけど、強いというのは最強でないといけないわけではありません。
面接のアポイントは1日何件もあります。
その中で普通に話できなかった人が残念でした、となります。
逆に言えば普通に話できれば、採用ラインに乗ってくるということです。
ということは、どれだけテキパキ話しても演説にように熱弁をふるっても、緊張で声が震えても話ができれば合格ラインなのです。
その前に思い返して欲しいのですが、商談ではベラベラ話できるのに面接では緊張する。
これは『慣れ』が伴って緊張しないことと立場が関係しています。
商談は成立する確率が高いことはいいことですが100%商談が成立することはありません。
商談の経験も増えれば増えるほど緊張感は減っていきます。
それを理解して商談には挑んでいるから緊張をしにくいのです。
逆に採用面接は一回で「絶対に受かりたい」という気持ちが緊張を誘発させています。
商談も通常100万円規模の契約なのに、1000万円ほどの大口契約となれば緊張するはずです。
そんな採用面接・面談で緊張しないためには、ずばり『場数を踏むこと』『複数のエントリーをすること』です。
滑り止めではなく、いくつかの会社に分散して転職に希望を持つことで、万が一緊張しても練習だと割り切ることができます。
そして、場数は商談と同じです。
転職は人生の決断であり、分岐点なのは確かですが、一生に何回までと決められたものではありません。
日本人は筆記試験と面接であれば、面接の方がが苦手だと言う人が多いです。
傾向としては、決められた問いに明確な答えがあるものを回答するのが得意な性格だと言えます。
高校受験や大学受験での面接・面談がトラウマのようになっているかもしれません。
受験は基本的に人生で1回きりのチャンスなので、緊張して当たり前でしょう。
しかし、転職の面接は今日も明日も1年後もやっています。
このチャンスしかない!と思うことも重要ですが、実際は数えきれないくらいのチャンスが転がっています。
面接官も人間です。
自分と話や性格が合う人間に良い評価をしてしまいます。
面接官というのは決して偉い人なわけでもすごいわけでもありません。
『今の職場の上司と一緒にランチに行く』くらいの感覚で十分です。
むしろ仲良くなれるかをミッションにするくらいが採用されやすいと言えます。
実際、中途採用の面接に来た人と、私は面接後ランチに行ったこともあります。
ある程度の緊張は許容範囲ですが、どれだけ優れたキャリアを持っていてもカチコチになってしまう人もいます。
これは正直な話、面接官もよくありません。
『緊張感を持たせる場』と『緊張させる』のは意味が大きく違います。
ちなみに、私が見本にしていた面接官は、相手の無駄な緊張を取り本心や性格、魅力を感じとるのが上手な人でした。
面接では時折、笑い声が上がることすらありました。
緊張しすぎるよりも、社風に合わないと言われるくらいナチュラルに話ができるほうが転職の面接は有効的だと言えます。
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
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