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転職をする際、どうしても今の仕事の特徴がスーツに出やすくなります。
私は今の自分の会社の人事も含めると約10年、採用に携わっています。
印象的なのは、今の仕事の良いモノも悪いモノもスーツや身だしなみには現れてくるということです。
特に、疲労困憊・体力限界という人を面接するとスーツから負のオーラが漂っているのが見えるのです。
印象操作と言ってはいけませんが、折角の人生の転機になることなので、1着くらいスーツを作り直してみてもいいと思います。➡︎年収の高いビジネスマンが愛用するコスパスーツはこちら
スーツは高級かどうかなど、一切気にしません。
面接する側も安いスーツを着ていることも多くあります。
しかし、ジャケットがシワだらけ、膝が出たスラックス、運動靴みたいなビジネスシューズを履いてくる人は、99%採用しません。
なぜなら、職場で不潔そうな人材は同僚との融け込みが悪いというイメージがあるからです。実際不潔かどうかは別にして、印象として『清潔感』は重要です。➡︎清潔感UPのリーズナブルなおすすめスーツはORIHICA
営業マンのキャリア採用では、靴は多くの人が見ています。
髪型は切ってしまえば印象が変わってしまいますが、靴は日頃の生活を確認する良い材料です。
どれだけ綺麗に磨いていてもカカトがすり減っていたら、この日だけの身だしなみだと判断します。
もちろん、綺麗に磨き込まれた靴を履いてくる営業マンは圧倒的に年収もキャリアも採用率も高いです。
私自身、靴が綺麗に磨き込まれている、俗に言うハイシャインができる営業マンで酷評があり不採用になった人は記憶にありません。
面接や面談をしていて思うのは、完璧な面接は印象が薄いということです。
わざとするのは難しいですが、「電車が遅れた」「道に迷った」という理由で面接に遅れてくる人も中にはいます。
そんな時ほど人は本質を見ることができ、汗だくで息が上がっている中飛び込んでくる人もいれば、綺麗にアイロンを当てたハンカチで額を拭く人もいます。
面接の強者では、「すみません、どうしても暑いので上着を脱がせてください」と大きな声で言い、脱ぎ出す人もいました。
しかし、最後のエピソードの上着を脱いだ人は、想像以上に鍛え上げられた肉体がシャツからでもわかり、面接官は「何か鍛えているのですか?」と空気を変えられてしまったこともあります。➡︎自宅をジムにできる通販サイト
採用担当をしていて思ったのは、何よりも話すことと見た目のバランスが取れていない人材と出会った時です。
ビシッと決めているのに、質問の的を捉えていない回答が多い人もいます。
逆に、見た目に全く気をつけていないのに、頭の良さや回転の良さを感じる人。
そういうギャップが生まれている場合、採用担当は非常に悩みます。
何より、見た目が良い人は多少のキャリアやスキルのギャップも入社してトレーニングをすれば調整できます。
しかし、価値観として身だしなみやマナーを求められる場にこの格好をしてくるということは・・・と心配みなることも多々あります。
身だしなみがだらしない印象を与える人と同じくらい残念なのが、ファッションにこだわりすぎている人です。
最近はクールビズ・ウォームビズブームなどもあり、一流企業の経営者などが脱スーツ宣言をする中で、スーツがお洒落すぎたり、髪型が奇抜な人もいます。
人事の採用としてスキルや経験値、ポテンシャルも含め吟味はしますが、今の転職先がどういう社風かをしっかり確認してから『我』は控え目に出しましょう。
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
hiro.m0603@gmail.com
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