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カーディーラーになる際、現場に実際いないとわからない『あったら良いのに』と思う資格は多くあります。
それよりも前にカーディーラーに未経験で転職する際、有利になる資格もあります。
今回はそんなカーディーラーの資格についてお話していきます。
カーディーラーの転職する際有利になる資格は、整備士の資格を持っているかどうか。
というのは、どこのサイトでも言われることです。
しかし、現場ではメカニック・整備士と営業マンの間にはかなり大きな線引きがあり、営業マンとメカニックが仲良しな会社というのは意外と少なく、職人的な要素の強いメカニックの仕事は、営業マンに踏み入れられたくない領域のようです。
メカニックからカーディーラーの営業マンになるケースを多くあるようですが、逆にカーディーラーの営業マンからメカニックになることほぼありません。
それはズバリ、積載車の運転ができる資格です。
積載車は、免許の取得時期によって乗れる乗れないがありますし、最近ではオートマ限定のカーディーラーの営業マンもいないことはありません。
最近ではAT車がほとんどでミッションのクルマは減りましたが。
それでも輸入車であればポルシェやミニはミッション車が多く、お客様のクルマを敷地内で預かり駐車場に入れる際や、下取りのクルマを店まで乗って帰る際にMT車が運転できないのは非常に不便です。
カーディーラーによっては近年保険代理店業を行い、保険収益率を意識した会社も増えました。
自動車業界も値崩れ、競合他社の多さで収益の他種目化に注力しています。
その中でカーディーラーの営業マンと切りはなせないのが、『保険』です。
クルマは自動車保険・自賠責保険と2つの保険が絡むものです。
保険内容の設計などは保険会社が作成してくれるところもあるようですが、自分で作れるほうが圧倒的に早くて自分の年収アップにも繋がります。
高級車を扱うディーラーであれば、ディーラー営業マンが保険契約の手数料だけで300万円ほど稼ぐところもあります。
700万円営業手当で給料をもらって、自動車保険の手数料で300万円受け取ることができれば、年収1000万円になります。
『リテールマーケティング検定』は元々百貨店の社員や販売員、SV(マーチャンダイザー)など小売業、販売員向けの資格として認知度が高まった資格です。
別名では販売士検定と呼ばれます。
販売に関する基礎からハイレベルな内容を学ぶ資格です。
営業と販売には少々差はありますが、営業職として活躍したいという『熱量』をアピールするには非常に良い資格だと言えます。
FPファイナンシャルプランナーの資格は認知度が高い資格で、取得している人も多いため3級レベルなら名刺に記載するほどではないと判断されます。
しかし販売士という資格は、勉強する姿勢をアピールするものなので、3級でも持っているだけで転職は優位になります。
販売士検定試験の合格率推移は、『3級約60%』『2級約45%』『1級約13%』
2級や3級であれば1日から一週間程度真剣に勉強をすれば、受かるレベルですので気軽に取得できる資格だと言えます。
*申し込みは受験地域の商工会議所でエントリーできます。
カーディーラーの営業マンとして転職に成功した後、必ず部下を抱え上司というポジションになっていきます。
その際に、トレーナーとして活躍したりメーカー側から講師の仕事を依頼されることもあります。
その際に、社内の売り上げだけでなく、外部の公平で客観的なレベルを判断するのに資格があるかないかでキャリアは大きく変わってきます。
1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
hiro.m0603@gmail.com
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