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保険業界は、金融業に部類され目指せば2000万円超えの年収を目指すことができるほど年収レンジの高い職業です。➡︎保険業界で働けば読んでおくべき本
給与形態は、保険会社に勤務している直扱い契約を担当する営業職と委託されて保険商品を販売する営業マンになるかで大きく変わります。
保険会社に雇用され基本給+歩合制、或いは基本給+ボーナスという一般的な営業マンと変わりません。
個人事業主として保険会社から報酬を受け取るため給料扱いにはならず、この保険外交員報酬から経費を差し引くことができるのが特徴です。
大手損害保険会社などは、保険代理店研修制度などで求人する場合、保険外交員扱いかどうかで手取りの収入が大きく変わってきます。
完全歩合給から、基本給+歩合給まで様々な給料体型があります。
中には流れ作業のように、店舗に来たお客さんを対応していくだけで給料の変動がない保険代理店もあります。
・保険の営業マンは、接待が多く土日のゴルフや平日の会合など、飲みの席が多いためお酒が苦手な人は早々にリタイヤする人が多い傾向にあります。
・保険営業はお土産なしに入社すると、生き残これない(お土産:自分からの提案で保険に入ってくれそうな人脈を連れて入社すること)
・解約のペナルティで給料や報酬票が赤字になることもある
・差し入れや商談での飲食費が経費で落ちないこともあり、実際より手取りが少ない
・古くからの付き合いに勝てない
・他社との比較商品が多すぎて、商談に勝てない
ほぼ100%生命保険です。
損害保険で生命保険以上に稼ごうと思えば、自分で不動産業をしているビジネスパートナーを見つけるか、家族親戚が余程の人脈を持っている家計でないと稼げる保険商品が少ないと言えます。
生命保険は資格を取るのが入社した後のため、1ヶ月ほどは基本給だけを覚悟するべきですが、募集人登録という契約を取って良いと認められた瞬間に契約を取れば遅くとも2ヶ月後には数十万円単位の報酬を受け取ることも珍しくありません。
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個人であれば10年長期一括の火災保険だけだと言って良いでしょう。
あとは法人契約と呼ばれるもので、自動車保険10台以上の契約(フリート 契約)や労災の上乗せ、生産物保険、飲食店などのビジネスサポート系保険などです。
海上(マリン系)と呼ばれる船舶やコンサートの止むを得ない中止に備える保険などもあります。
ちなみに、自動車保険の契約は1台で数百円ほどしか入らないので、入社して数年は経済的に厳しい生活になることが多いです。➡︎損保求人の多い転職サイトを見る
医療保険で月に5000円ほどの契約を月に10本取る準備を常にしていれば、年収700万円くらいは簡単です。
法人契約で経営者の方に向けた保険設計などは一回の手数料が数百万円ということも、珍しくありません。
私のお世話になっている会社の社長は、保険代理店業をしていますが、ご本人も現役で契約を取っていて1契約で最高600万円の報酬を保険会社から受け取ったという話を聞いたことがあります。➡︎生命保険の求人が多い転職サイトはリクナビNEXT
店舗型の商業施設内で営業している保険代理店などは、外回りがなく待機型営業の場合、昇進以外に給料が増えるのが微々たるものであることが多いので注意が必要です。
保険業界は資格とコンプライアンスを守れる人間か、そして体力とメンタルが強いか。それだけです。
提案力や予備知識よりも、会話力が重要な職業です。
会話力とトーク力は少し差があり、言葉数が少なくとも、お客さんや契約者の心を掴む会話ができれば、人見知りでも十分稼ぐことができるため、面接などでもベラベラと話はしなくても採用されます。➡︎エージェントに任せて保険業へキャリアアップしたいなら
保険業は前述通り、金融業です。
生命保険の営業マンになるには保険募集人登録をする必要があり、保険募集人資格は金融庁が管轄する内閣総理大臣の認定があって募集ができるようになります。
要するに、『金融ブラック』の対象者、クレジットカード会社などが参考にするブラックリストに載っていれば、100%保険業界での転職はできないと言って良いでしょう。
そして、保険会社への転職に関していうと、採用基準に転職回数が含まれている場合があり、同業からの転職は考慮されますが、様々な業種を転々としているように見えるキャリアや職務経歴は不採用になる可能性が高くなります。➡︎自分の市場価値を調べる
保険業界に転職する人が多いのは、どんな仕事であっても営業職のキャリアが有力だと言えます。
その中でも強いのはカーディーラーのセールス、営業マンと不動産仲介業のキャリアを持つ営業マンです。
カーディーラーの職歴は損保業で言えば、自動車を所有する顧客が多いという期待や、比較的ハードワークな職場が多いことからタフな営業マンを雇用できるという思惑があるようです。
そして、不動産仲介業をキャリアに持つ営業マンは個人・法人問わず所得の高い人たちと交流を持ちやすいということから、採用率は高く特に、損害保険での採用率が高いと言えます
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保険業をするにあたって、生命保険では基礎一般課程は合格率が90%超えるほど簡単な資格です。
国内大手の生命保険会社などは、90点以上でなければ採用取り消しと言われるほどのものですので記憶力に自信がない人でも合格できます。
損害保険に関しては取り扱う商品によって試験が分かれてきます。
しかし高齢の保険代理店でも不合格になることは少なく、まず落ちることはないでしょう。
その後生命保険で言うと、専門課程・応用課程と続き応用課程からはしっかり勉強時間が必要だと言えますが、応用課程を取得するのがミッションになっている求人は少ないと言えます。
損害保険に関しても損保大学課程は難易度が高くなり、ファイナンシャルプランナー2級と同等の学習時間が必要だと言えます。➡︎損保大学に合格するための記事を読む
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1981年生まれAB型
アパレルメーカー勤務後、人材開発・トレーニングを担当。
人事業務に携わり、中途採用・キャリア採用を主に担当。
その後独立、国内企業のCSR調査事業を某大手コンサルティング会社のサポーターとして参加し、その後就活セミナーやベンチャービジネスのゲスト講師として講演活動をスタート。
大阪の大学でベンチャービジネスなどの講義を担当し、執筆業を開始。
共同出版にて出稿、大学内の広報誌で2期出稿。
現在は、WEBライターの他に、転職やキャリア形成のアドバイザーとして活動中。
➡︎WEBライターとしてビジネススキームの紹介はこちらの記事にあります
hiro.m0603@gmail.com
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